いろいろな分野に使える8 つの「用途」


あっという間に4月も終わりになっています。3月下旬から4月にかけてソメイヨシノが開花しました。 今年は幸いにして気温が急激に高くなるという条件はなく、少しずつ暖かくなるという条件でした。今回は3Dプリンタを買ったはいいが何に使うのかという疑問や、実際にどんなところで3Dプリンタが使われているか、というお話です。

プリンタを何に使うか調べると、たくさんの用途があるという事がわかります。個人用途では3Dプリンタそのものを導入してしまおうという試みがあるということです。嗜好を満たしてくれる一つのツールになっています。日用品や趣味の範囲で使うことが挙げられます。
模型という分野では、特に海外で建設業界の中で進んでいます。設計段階で3Dデータ化しておけば、模型を作るだけでなく、何度も修正できるというメリットがあります。
工業用途では、金型と呼ばれる同じものを量産する事に使う型です。企画の段階で少量しか製品を作らない場合、複雑な工業部品を作る場合などに、プリンタを使って金型をつくり、切削・削って仕上げるという方法は国内で盛んになってきています。もちろん従来の切削で金型を作る方が安い費用で作れる事もあります。

自動車や航空機の分野ではこれまでは部品を何分割か分けて作っていましたが、一体化してエンジンなどを作ることが可能になったため、効率良くなっているという事です。またデザインに制約が少なくなったため、より洗練されたデザインを製造部品にねりこむ事が可能となっています。


医療・福祉の分野では、人体の構造のデジタル化によって、歯科や外科治療にこれまでは多大な費用を投じて義歯、義足が作成されていましたが、人体の治療箇所を3Dスキャンすることによってデータ化してプリンタでそれを印刷することによって、それぞれに合致した部分を作り上げることができます。

文化財を末永く保存することは大切な我々の仕事といえます。これは保存しようとする文化財を3Dスキャンしてデータ化します。それを基にしてプリンタを使って造形する。これを博物館などで公開して現存する文化財は外気にさらされないように保存しておくという試みです。

エンターテインメントはゲームに出てきたキャラクタをフィギュアにして販売する場合にプリンタで注文があった時のみ出力します。在庫を持つ必要がなくリスクを最小限にできます。
また、一生に一度しかない入学、成人式、ご就職、ご結婚などの場面で自分のフィギュアをつくるというサービスも国内では始まっています。
映画やアニメの分野ではオリジナル商品を作るという事はよくあります。映画製作の中で3D-CGを駆使してそのデータをそのままほとんど手を加えずにフィギュアにするということもできます。

 

ここまで3Dプリンタの用途を見てきましたが、このような用途はほんの一例にすぎません。こうしている間にも新しい用途が生まれる、発展途上の技術といえます。何より大切な事は我々がどんな用途に使うべきで、適していない用途には使わない事をいつも念頭に置かなければならないという事です。
このように、3Dプリンタの用途は非常に多くの分野で使われています。この記事を読めば意外なところにも使われている事に気づくでしょう。少しでも疑問が解決できればと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

ラジオで聴く3D プリンタ#14 https://youtu.be/NiDgLO0-9QM
ラジオで聴く3D プリンタ#15 https://youtu.be/Oyvp0-ymtRE



記事の執筆者プロフィール

ソリッド ながた Solid Nagata
nagata
2016年4月所沢ノードの3Dプリンタに興味を持ち、3Dプリンタで作品を作る。2017年3月3Dプリンタ活用技術検定に合格。3Dプリンタの認知のための一環として、所沢ノードを拠点としてワークショップを開催するなど、幅広く活動していきたいと思っております。

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