2020年夏、所沢が変わる!


ところざわサクラタウン、来年7月17日オープン


▲事業発表会に登壇した関係者。2019年10月31日ホテル椿山荘東京にて

所沢市と株式会社KADOKAWAが進める、「ところざわサクラタウン・角川武蔵野ミュージアム」の事業発表会が2019年10月31日(木)ホテル椿山荘東京にて行われました。新たな構想も発表された事業発表会の様子をレポートします。

取材:2019年10月31日 おかだなつこ

 

2020年7月17日ところざわサクラタウングランドオープン!


▲株式会社KADOKAWA代表取締役社長 松原眞樹氏

株式会社KADOKAWA代表取締役社長 松原眞樹(まつばら まさき)氏は、東所沢に建設中の「ところざわサクラタウン」を2020年7月17日にグランドオープンすることを発表しました。それに先立ち、公益財団法人角川文化振興財団の運営による「角川武蔵野ミュージアム」を2020年6月6日にプレオープンすることも発表されました。

 


▲ジャパンパビリオンのイメージ図
(C)KENGO KUMA & ASSOCIATES (C)KAJIMA CORPORATION

ところざわサクラタウンはKADOKAWAの新オフィス「所沢キャンパス」、書籍製造、物流工場のほか、文化複合施設である「角川武蔵野ミュージアム」をはじめ、ホテル、ショップ&レストラン、KADOKAWA直営ブックストア、イベントスペースなどがオープン予定です。所沢市民にとって新たなランドマークであり、さらに日本最大級のポップカルチャーの発信拠点がいよいよ誕生します。

 

ポップカルチャーの聖地として「武蔵野坐令和神社」も建立


▲公益財団法人角川文化振興財団 常務理事 宍戸 健司氏

公益財団法人角川文化振興財団 常務理事 宍戸 健司(ししど けんじ)氏からは「ところざわサクラタウン」内に新たに神社が建立されることも発表されました。

その名も「武蔵野坐令和神社(むさしのにます うるわしき やまとのみやしろ)」。建築家の隈研吾氏がデザインし、国文学者中西進氏が命名。中西進氏からのビデオレターも上映されました。

「武蔵野に坐ます<令(うるわしき)和(やまと)=COOL JAPAN>の社として、武蔵野のヤマトの神様をお招きし、恵みの花を大きく育てること」という願いを込めて命名された「武蔵野坐令和神社」は、「ところざわサクラタウン」の地を守る社として後々までも所沢の人々に幸いをもたらしてくれることでしょう。


▲武蔵野坐令和神社_イメージ図 (C)KENGO KUMA & ASSOCIATES

 

目指すは誰も見たことのないミュージアム

「角川武蔵野ミュージアム」の館長に就任された松岡 正剛(まつおか せいごう)氏が目指しているのは「誰も見たことのないミュージアム」。美術・博物・図書を混ぜ合わせ、リアルとバーチャルを行き来するミュージアムで、来館者の想像力の翼を広げるような仕掛けを準備しているとのことです。


▲編集工学研究所所長 松岡 正剛氏

 

神々しさを漂わせた「角川武蔵野ミュージアム」と「武蔵野坐令和神社」

建築家の隈 研吾(くま けんご)氏は、「角川武蔵野ミュージアム」を自身の石を用いた建築の代表作と位置付けています。石を重ねることにより、様々な角(有角建築)が生まれ、石の隙間から館内のいたる所に光が届くようになっているそう。

また、ミュージアムと隣接した「武蔵野坐令和神社」は、今までにない新しい仕掛けを各所に採用しているのも見どころとのことです。


▲建築家 隈 研吾氏

 

虚実入り混じり、ワンダーを提供するミュージアムを

博物学・妖怪研究家の荒俣 宏(あらまた ひろし)氏は「とんでもないことを考える」のが自身の役割だとし、暴走を心掛けているとのこと。「驚異の部屋」と命名した博物のパートで目指しているのはワンダー(驚き)を所沢の子供たちに提供する場。子ども達にワンダーを感じてもらえるよう、現在「妖怪を集めたお化け屋敷」を構想中だそう。知的欲求が刺激される博物館となりそうです。


▲博物学・妖怪研究家 荒俣 宏氏

 

「角川武蔵野ミュージアム」を地域コミュニティの発展の場に

「その場で何かを感じる」ということが大切だと語るのは、千葉大学准教授・角川文化振興財団嘱託 神野 真吾(じんの しんご)氏。

学びの場としては勿論、地域コミュニティの発展に繫がるよう、芸術祭の開催や、地域参加型のプロジェクトなどミュージアムの外に飛び出した企画が進行中とのことです。


▲千葉大学准教授・角川文化振興財団嘱託 神野 真吾氏

 

「武蔵野回廊国際芸術祭」で地域貢献を目指す

ベネチア・ビエンナーレを参考に美術・映画・動画・出版・教育の4つの部門を柱にした芸術祭の構想を発表したのは、株式会社KADOKAWA取締役会長・角川文化振興財団理事長 角川歴彦(かどかわ つぐひこ)氏。芸術祭を通じて地域貢献ができればとの思いを託しているそう。所沢や埼玉にうずもれている才能の発掘も目指しているとのことです。

「ところざわサクラタウン」を住民の皆さんのライフスタイルを変えるような存在として、生活の支えとなるようにしていきたいと熱く語りました。


▲株式会社KADOKAWA取締役会長・角川文化振興財団理事長 角川歴彦氏

 

年間延べ来場者数140万人~180万人、日本から世界に影響を与える場を目指す

「ところざわサクラタウン」には、このほかにも日本が世界に誇るアニメ文化を紹介する「EJアニメミュージアム」や、5タイプ33室からなる「楽しくて眠れないホテル」を目指す「EJアニメホテル」、様々なイベントに対応可能な「ジャパンパビリオン」などが集まります。また、KADOKAWAの新オフィス「所沢キャンパス」や製造・物流工場も終結。年間延べ来場者数は180万人が見込まれています。


▲EJアニメホテル_イメージ図 (株)KADOKAWA提供

▲ジャパンパビリオン_イメージ図 (株)KADOKAWA提供

日本のみならず世界各国から多くの人々が集うことで、様々な情報が発信される一大拠点として注目を集めることでしょう。所沢の新たなランドマーク「ところざわサクラタウン」のオープンは間もなくです。どうぞ、お楽しみに!



記事の執筆者プロフィール

おかだ なつこ Natsuko Okada
おかだ なつこ Natsuko OkadaPRO
埼玉県生まれの埼玉県育ちで、西武線沿線在住です。高校時代は所沢市内の高校に通い、勝手に第二の故郷だと思っています。泡盛と三線をこよなく愛する沖縄フリーク。時には防災士として、防災関連のセミナーや講演などを行っています。

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