所沢市おさんぽナビ「No.1 砂川堀せせらぎ おさんぽコース」を実際に歩いてみた|小手指ヶ原古戦場や砂川堀を巡る約9km!


所沢市役所商業観光課や各まちづくりセンターなどで配布されている観光ガイドマップ「所沢市おさんぽナビ」。所沢の街並みや豊かな自然を楽しめる、全10種類のおさんぽコースが紹介されています。
 
今回はその中から、「No.1 砂川堀せせらぎ おさんぽコース」を実際に歩いてきました。距離は約9km、所要時間の目安は2時間半~3時間。名前にもある「砂川堀」をはじめ、自然を感じながら所沢の街を歩けるコースです。
 

 
コースの途中には、鎌倉時代末期に新田義貞と鎌倉幕府軍が戦った「小手指ヶ原古戦場」や、砂川堀沿いの水辺の風景など、歩きながら立ち寄りたいスポットがあります。
 
実際に歩いてみると、住宅街を抜けたり、緑の多い道を歩いたりと、場所によってさまざまな景色が楽しめました。約9kmという距離はありますが、道中の風景を楽しみながら歩いていると、思った以上に時間が早く感じられます。
 
本記事では、そんな「No.1 砂川堀せせらぎ おさんぽコース」を実際に歩いて見つけたスポットや道中の様子を、写真とともにご紹介します。

鎌倉時代末期に新田義貞と鎌倉幕府軍が戦った「小手指ヶ原古戦場」

小手指駅南口からバスに乗ること約4分。スタート地点となる「誓詞橋(せいしがはし)」バス停で下車します。この誓詞橋は、鎌倉幕府を滅ぼした中心人物の一人である新田義貞が、倒幕を誓った場所とされています。
 

 
バス停から5分ほど歩くと、最初のコースポイントに指定されている「小手指ヶ原古戦場」に到着しました。到着してまず目に入ったのが、「小手指原古戦場」と刻まれた石碑です。石碑の近くには説明板も設置されており、この場所で起こった戦いについて知ることができます。
 

 
小手指ヶ原古戦場は、所沢市北野に位置する古戦場跡です。元弘3年(1333年)、新田義貞と鎌倉幕府軍がこの地で戦ったとされています。とはいえ、現在は当時の面影がそのまま残っているわけではありません。実際に訪れてみても、「ここで大きな戦いがあった」と実感するような雰囲気は、正直なところあまり感じませんでした。
 

 
一方で、周辺には木々が生い茂った場所もあり、歩いているとどこか自然豊かな雰囲気を感じます。特に、緑で囲まれた穴のような小道は、トトロが飛び出してきそうな雰囲気。古戦場跡という名前から想像していた景色とは少し違いましたが、こうした何気ない風景もおさんぽの楽しみの一つですね。
 

不動橋トトロの森・クロスケの家周辺を巡る

「小手指ヶ原古戦場」を後にして、次に目指すのは2つ目のコースポイント「不動橋トトロの森」です。
 
周辺には住宅が立ち並んでおり、ロードサイドに位置していることもあって、車の往来もそれなりにありました。先ほどまでの古戦場跡とはまた違った、日常的な街の風景を眺めながら歩いていきます。
 

 
途中には「三ヶ島ひまわり畑」もありました。ただ、筆者が訪れたのは9月上旬。すでにひまわりのシーズンは終わっており、花は耕作のための肥料として土にすき込まれたようで、畑は更地になっていました。
 

 
そこからさらに歩を進め、4つ目のコースポイントに指定されている「クロスケの家」へ。
 
クロスケの家は、公益財団法人「トトロのふるさと基金」が、狭山丘陵の自然を守るための活動拠点として管理している古民家です。建物の内部を見学することもできますが、完全予約制となっています。見学を希望する方は、事前に公式サイトで詳細を確認しておきましょう。
 

 
そして「クロスケの家」のすぐ近くには、以前筆者が参加したウォーキングイベント「武蔵野ART HIKE」のチェックポイントだったお茶屋さん「和田園」がありました。
 

2025年11月撮影
 
「ここ、前にも来たことがある!」と思いながら周辺を見ていると、茶畑の中に展示されていたアート作品「茶畑のちゃぶ台」も発見。以前訪れた場所を、別のおさんぽコースで再び歩くというのもまた一興です。
 

2025年11月撮影

水辺の風景を楽しめる「砂川堀散策路」

最後に紹介するのは、今回のおさんぽコースの名前にもなっている「砂川堀散策路」です。
 
砂川堀は、所沢市の狭山丘陵を水源とする川で、所沢市をはじめとする3市1町を流れ、一級河川の新河岸川へと注ぎます。
 

 
その砂川堀沿いには散策路が整備されており、水辺の緑を眺めながら歩けるのが特徴です。季節によってはさまざまな生き物や野鳥にも出会えるとか。
 
実際に歩いてみても、川のせせらぎや周囲の緑が心地よく、ここまで歩いてきた疲れを忘れてしまうような場所でした。

まとめ

今回は「所沢市おさんぽナビ」に掲載されている「No.1 砂川堀せせらぎ おさんぽコース」を実際に歩いてみました。
 
約9kmのコースということで、住宅街から自然豊かな道まで、歩く場所によってさまざまな風景を楽しむことができました。特に砂川堀周辺は、緑に囲まれた散策路が続いており、街中を歩くのとはまた違った気持ちよさがあります。
 
ただ、今回の散策では途中から雨が降ってきてしまったため、残念ながらコース上のすべてのスポットを巡ることはできませんでした。天候に恵まれれば、今回立ち寄れなかった場所も含めて、よりじっくりと楽しめそうです。
 
約9kmとそれなりに歩きごたえのあるコースなので、時間に余裕を持って、天気の良い日に散策するのがおすすめです。所沢の自然を楽しみながら歩いてみたい方は、「所沢市おさんぽナビ」を片手に、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。


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イチカワ ichikawa

埼玉県狭山市在住。学生時代によく訪れていた思い出の街・所沢を、今はライターとして取材しています。所沢なびでは、地域のイベントや新しいお店の魅力を温かくお届けしていきます!

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