2017年ところざわまつりリポート パート1 ~開会式・山車・ボンダンス~


秋晴れに恵まれた「ところざわまつり2017」。今年は20万人の人出で賑わい、ところざわの街が、笑顔と活気、そして熱気の渦に包まれました。
パート1では、開会式とクライマックスシーンとなった山車、ボンダンスの様子を写真でお伝えします。
※写真はピックアップしてご紹介しています


開催 2017年10月8日(日)午前10時30分~午後9時
リポート パート1 ~開会式・山車・ボンダンス~

 

◆開会式の様子
まずは、開会式。午前10時半から「ところざわまつり開催本部前」(市営寿町駐車場前)で行われました。

①ところざわまつり実行委員会会長挨拶

所沢商工会議所 本橋孝義 会頭

②主催者代表挨拶

所沢市 藤本正人 市長

③来賓祝辞

所沢市議会 杉田忠彦 議長

④来賓紹介の様子

⑤鏡開き

左から 商工会議所青年部 本橋孝敏 会長、所沢市議会 杉田忠彦 議長、町内会連合会 道又正秀 会長、商工会議所 本橋孝義 会頭、藤本正人 市長、商工会議所女性会 吉澤富江 会長

 

◆本部のアナウンス
開会式前の午前10時から終了までの午後9時まで、まつりの本部でアナウンスをしてくださいました。お疲れさまでした💗

 

◆勇壮な山車
「ところざわまつり」といえば、「山車祭り」。明治時代から市民の手で伝承されてきた祭りだけに、各町の山車は必見!
今年は、総勢10基の山車の曳きまわしが行われ、夕暮れ頃から、メイン通りでは山車と山車が向い合せになり演舞の競演が行われる「曳っかわせ」もヒートアップ。午後7時半~午後8時は、まつりのクライマックスを迎えました。各町の山車11基のまつりのシーンをご紹介します。

※有楽町の山車は、曳きまわしは行わず、元町コミュニティ広場でのお披露目となりました
※各山車の詳細は「ところざわまつり公式ウェブ」サイトより引用
http://www.tokorozawa-cci.or.jp/matsuri/dashi/

 

●元町本町の山車
総欅造りの釘を使わない組み立て式で特別な細工がある山車で、所沢一の大きさを誇ります。右柱に下り龍、左柱に上り龍、欄間に5頭の龍など多数の彫物があります。所沢市指定文化財。制作は推定明治6年といわれています。

 

●元町東の山車
毛彫り細工の上り龍と下り龍が注目ポイント。曳網を付け替えるだけで前後が変わる「迫り上げ舞台」(回り舞台)が特徴です。制作は昭和3年。

 

●寿町の山車
文化財級だった1847年作の山車を、老朽化により解体し、当時の飾り物をほとんど残して昭和23年12月に築造したもの。盛留は神武天皇。制作は昭和23年。

 

●御幸町の山車
八王子で江戸後期に製作され、160年以上の歴史がある山車です。昭和44年に所沢市の文化財指定を受け、平成28年の4月より『有形民俗文化財』に変更されました。

 

●宮本町の山車
明治以前からあった部品を使って昭和初期に制作。川越の職人からも「車輪は川越にもない古さ」と評され、歴史を感じる山車の1つ。鉦は天保年間作とされています。

 

●日吉町・東町の山車
かつては、回り舞台、屋根には人形を乗せた立派な山車でしたが老朽化が進み、以前の山車の台座を生かし大改造されたそうです。昭和30年11月に完成。

 

●金山町の山車
2代目の山車。初代は明治初期の作で、現在の山車は昭和55年10月に完成。金山神社の社殿に使われていた彫刻や木材をフル活用し、それに現代の技術が加わった、新旧の技術が一体となった傑作。

 

●旭町の山車
昭和23年作の旧山車は老朽化が進み、平成25年に制作。部材、彫刻、全てが純国産で、台座や回り舞台に工夫が施されているそうです。

 

●星の宮の山車
4m道路を曳き廻せる「360度回転する」山車。制作は昭和57年。

 

●西所沢の山車
旧山車の2代目として平成12年8月に完成。両側面にある彫物は「須佐之男命の八股大蛇退治」などがモチーフで、龍の総一刀彫りが見事。

 

●有楽町の山車
所沢市指定文化財。左右柱に上り龍と下り龍、破風には竜宮の彫刻があり豪華。制作は明治初期とみられ、2000年から大改修を行った山車です。

 

◆居ばやし
まつりの気分を盛り上げるのは、山車の中でも演舞されている「居ばやし」。じっくりと見るなら、グラシスタワー前と昭和通りの飯能信用金庫駐車場前。お神楽や居ばやし「重松流祭りばやし」の演舞が堪能できました。

 

◆ボンダンス
ちょうど、元町コミュニティ広場で山車8基が大集合してクライマックスを迎えるころ、イオン前では、山車3基が集合し、多くの人だかりができ、さらに活気が増します。こちらの最高潮は「ボンダンス」。
ダンスとはいっても、踊りはいたって簡単。いわゆる盆踊りの振りで、快適な音楽に合わせて、気分に合わせてみんながノリで参加でき、まつりの一体感が味わえます。

 

つづきはパート2へ

 


この記事を書いた人

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成田 知栄子 Chieko Narita

ラジオ、テレビでの取材活動を経てフリーになり、ライターに転職。情報は「人と人とを繋げ、生活をより豊かにする」をポリシーに活動しています。記事情報が、誰かの何かにお役に立ちますように…。

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素晴らしいレポートですね。 写真も素晴らしい!! コンクールに応募してください。
2017-10-17 20:44:13

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