レポート『ライフシフト所沢STEP3「ネクストステップシンポジウム」』
2月11日(日)に開催された『ライフシフト所沢STEP3 ネクストステップシンポジウム』をレポートします!
「人生100年時代 ライフシフト所沢」は、昨年の11月26日に行われたSTEP1キックオフシンポジウムを皮切りに、12月17日~1月28日のSTEP2リアルRPGフィールドワーク、そして2月11日のSTEP3ネクストステップシンポジウムまでの連続5回のプログラムです。
STEP3は、フィナーレとなる『ネクストステップシンポジウム』。
フィナーレ=終わりではありますが、「何かが終わる時、何かが始まる」という言葉の通り、この日が参加者の皆さんにとって「新しい何かが始まる日」となることを願って「ネクストステップシンポジウム」という名前になりました。
午後1時 オープニングとアイスブレイク
※アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、自己紹介をしたり緊張をときほぐすための手法。
ライフシフト所沢は「埼玉県職場の交流応援事業」の補助金を頂いて開催したことから、
埼玉県庁のご担当者さまからオープニングのご挨拶を頂き、その後、アイスブレイクとして、1分間×3回の自己紹介タイムを行いました。
午後1時20分 ストーリーテリング (峯岸 祐高さん)
古民家付き農園corot、ファーマーズマーケットころいち、イタリア料理ナチュール、ナ チュールpizza&deliなどを運営されている株式会社corot代表取締役の峯岸 祐高さんをお招きして、事業の概要や2010年に起業された経緯などをお話いただきました。
午後1時50分 人生100年時代の私たちの宝物 プレゼンテーション①
STEP2 リアルRPGフィールドワーク参加者からの発表。
1番目のチームは「日常の見えないつながりをみつける」というテーマでした。
所沢のまちをフィールドワークした結果、「呉服屋と神社」「椿峰のお蕎麦屋さんと近所のお蕎麦屋さん」「醤油と団子」など、色々な「まちの見えないつながり」に気づき、『ライフシフトのきっかけは、実は日常に(あなたのソバに)あります。自分なりの指令書を持ってまちを歩いてみましょう!』という提案がありました。
午後2時20分 人生100年時代の私たちの宝物 プレゼンテーション②
2番目のチームは「長く続いているもの、継承」というテーマでした。
所沢のまちをフィールドワークした結果、57年続く焼だんご屋さん・60年続くお煎餅屋さん・90年続く呉服屋さんなど、長く続いているお店が多いことに気づき、『新しい価値だけに眼を向けず、これからの未来、変わらない価値を残す/守ることも我々世代の役割かもしれない。』ということを発見したようです。
午後2時50分 人生100年時代の私たちの宝物 プレゼンテーション③
3番目のチームは「どんなタイミングでもキャリアチェンジに挑戦できること。キャリアチェンジに寛容な姿勢」というテーマでした。
このチームには映像のプロがいることから、事前に撮ってきたオープニングムービーを流してからの「フリートーク」方式でプレゼンが行われました。
オープニングムービーについては、以下をご覧ください。
動画の出演者は、このチームのメンバーです。
~制作者 シュガー佐藤さん より~
それぞれの悩みを抱えながらすれ違って生きている登場人物達に、見てくれる人たちが共感したりライフシフトしてくれたら良いなと思って制作しました。
動画の反響も大きく、自分自身も人生を変える転機になったと思います。
午後3時30分 ペア・インタビュー あなたにとっての人生100年時代
くじ引きでペアを作り、「あなたにとっての人生100年時代」というテーマでペアインタビューを行いました。
ペアインタビューは、どこで行ってもOK!
その為、会場(所沢市こどもと福祉の未来館)にある畳スペースで話をするペア・カフェで話をするペア、そして外に出て歩きながら話をするペアなど、ペアの多様性に合わせて色々なインタビューが行われました。
午後4時30分 クロージング (人生100年時代をどう生きるか?)
クロージングとして、ペアインタビューを行って感じたことをもとに「人生100年時代をどう生きるか?」について発表し合いました。
4時間という短い時間ではありましたが、「どう生きるか?」ということについて、全員が4時間前とは違う考え方を持っており、まさに「ライフシフト」の日となりました。
ライフシフト所沢のプログラムは、このSTEP3を持って終了となりましたが、ご参加頂いた方おひとりおひとりが「ネクストステップ」を踏み出し、所沢がさらに元気で魅力的なまちになっていくことを楽しみにしています♬
主催:NPO法人マイスタイル
後援:埼玉県(埼玉県 職場の交流応援事業)・所沢市
協力:所沢ビンテージ社会研究会