麦まきから食卓まで ~麦まき・収穫祭~


柳瀬まちづくりセンターで小学生を対象に行われている行事を紹介します。(2018年11月11日開催)
「作物を育て、食べることの大切さを学びましょう!」をテーマに、毎年近隣の柳瀬小学校・東所沢小学校・和田小学校の1年生から6年生約40人が集まり11月に麦をまき、6月に麦刈り・さつまいも植え、日を置いて脱穀、そしてまた11月に来年のための麦をまき、6月に植え大きく育ったさつまいもを掘り、脱穀した麦を粉にした小麦粉でうどんを作り、美味しくいただく。という柳瀬地区ならではの行事です。
地域の方の畑をお借りし、自治連合会・柳瀬民族資料保存会・ボランティアの方々の協力で運営されています。

 

6月の晴れた日に、柳瀬小学校北側の畑に麦が実りました。みんなで鎌をもって収穫作業が始まります。

麦刈りの後は秋の収穫に向けてさつまいもの苗を植えていきます。大きく育つと良いね!!

2週間後、脱穀作業です。昔ながらの足踏み脱穀機を使って脱穀します。踏み板を足で踏んで三角の針金がついた扱胴 (こきどう)を回し麦の穂を当てると実が外れる仕組みです。実はこの作業たくさんの麦の穂を当てると絡まってしまうし、勢いよく扱胴 (こきどう)を回すのが重労働なのです。

ということで…
動力機は早~~~い!!

11月、大きく育ったさつまいも掘りと、来年に向けて麦の種まきをします。

まちづくりセンターに戻っていよいようどん作りです。ボランティアの方に教わりながらこねたうどんを足で一生懸命踏みます。いっぱい踏んだ方が美味しくなるよ。

麺棒で伸ばしていきます。みんな真剣な表情。

同じ太さになるように切るのって難しいね。

 

「見てみて!!僕が切ったうどんだよ!」

みんなで掘ったお芋の天ぷら。甘くて美味しかったね。

この日は、学校からも校長先生や先生方もお手伝いにみえました。
子どもたちに感想を聞くと「切るのが楽しかった」「美味しい!!」「水を入れてモミモミしたところが面白かった!」「おいもほり!」「踏んだところ!」「麦刈りもしたよ」とみんな笑顔で答えてくれました。

1年かけての体験教室。大きくなっても忘れない思い出になってくれるといいですね。


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