二階堂ふみとGACKTが「こたつ席」に大爆笑!
『翔んで埼玉』地元-1グランプリ表彰式
新所沢レッツシネパークで。「もうツボっちゃって。。」
▲舞台あいさつで「埼玉ポーズ」の記念撮影。左からGACKTさん、早瀬智宏支配人、二階堂ふみさん、武内英樹監督
映画『翔んで埼玉』地元―1グランプリ表彰式&舞台挨拶が、2月23日に新所沢レッツシネパーク(新所沢駅西口徒歩3分)で開催され、主演の二階堂ふみさん、GACKT(ガクト)さんの2人とメガホンをとった武内英樹監督が登壇。劇場のユニークなシートが大きな話題となりました。
取材:2019年2月23日 成田知栄子
麗さま、百美を連れて所沢へ
一流芸能人に新所沢が色めき立つ!
©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
〝地元―1グランプリ〟は、「翔んで埼玉」のテーマの1つ〝郷土愛〟にちなんで、映画公開前にTwitterで全国の137劇場が〝愛ある自虐ネタ〟でアピールし、応援Tweet投票が最も多い劇場が「グランプリ」を獲得。その表彰式に、主演の二階堂ふみさん&GACKTさんと武内英樹監督が表彰式に駆け付け、祝ってくれるという企画。
新所沢レッツシネパークが、自虐を込めたアピールポイントとしたキャッチフレーズは、
「所沢なのに、狭山茶が名産。だけど麻実 麗のふるさと」
激戦のTweet合戦の投票の結果、見事グランプリを獲得したのが、所沢の「新所沢レッツシネパーク」。中間発表では、3位だったにもかかわらず、投票終了日間近で猛烈な追い上げTweetにより、トップに輝いたのだそうです。
そして…映画やテレビのロケ地としては人気の所沢市ですが、〝一流芸能人〟が来るたびに色めき立つ所沢市民。
二階堂ふみさん、GACKTさん、武内監督が表彰式に来るこの日は、「新所沢レッツシネパーク」が入る「新所沢パルコ」の館内やその周辺で朝から多くの人出でにぎわいました。
※所沢市ではテレビ・映画などの撮影の誘致・協力・支援を行っています。
詳細は所沢市のホームページ、または問い合わせをへ→所沢市ロケーションサービス
所沢自慢の映画館の「こたつ席」がイジられる
「もうツボっちゃって。。」
▲こたつ席をイジりまくるGACKTさん(左)。二階堂さんも大爆笑
この日の表彰式、取材陣の撮影場所として用意されたのは、最前列のボックスシート「こたつ席」。
登壇して司会者からグランプリの祝辞を求められた二階堂さんは「グランプリおめでとうございます。気持ち良さそうな…これは何?こたつ?!」。
「こたつ席」の取材陣にカメラを向けられながらも、笑いが隠せない様子のGACKTさんは「もうツボっちゃって。メディアの方がこたつに入って写真とっている絵があまりにもおかしくて…。今年一番のツボり方してます」と、主演2人で所沢自慢の「こたつシート」を〝イジりまくり〟ました。
▲こたつ席で取材撮影をする取材陣たち
▲普段はカップルや家族でくつろぎながら映画鑑賞(新所沢レッツシネパーク提供)
〝イジられ〟もプラス変換!するのが、埼玉県の映画館。埼玉魂にスイッチが入った「新所沢レッツシネパーク」の早瀬智宏支配人(東京都民だが所沢に愛着あり)は、「2年前にリニューアルしたんですが、ライブ感を味わってもらえる映画館にと前のシートから埋まるよう、目玉のシートを前方にもってくるシアターにさせていただきました。『こたつシート』は大人3名様、その後ろの列は『電動リクライニングにフットレスト付きシート』、その後ろも『背もたれだけはリクライニング』するという、全席が『プレミアムシート』という鑑賞環境を良くするという設定でリニューアルしたものでございます」と猛烈PRしました。
▲「これからも応援させていただきます!」二階堂ふみさん
▲主演2人のお褒めの言葉に恐縮しまくる早瀬支配人
早瀬支配人の説明をきいた二階堂さんは、「私は劇場に来て映画を観るのが好きなんですが、好きだった映画館が無くなったりして、劇場が少なくなっている時代の中で、このように中を新しくして、新しいお客さんを呼びこんだりしているのって、素敵だなとおもいました。これからも(レッツシネパークを)応援させていただきます」
GACKTさんも「こんなにまじめに一生懸命やっている支配人って他にいないよ」とエールを送ると観客から拍手が起こり、早瀬支配人は恐縮しまくりの様子でした。
「前半30分は埼玉県民につらい時間帯」武内監督
▲「地元-1グランプリ」授賞式の記念撮影 左からGACKTさん、早瀬支配人、二階堂さん、武内監督
早瀬支配人は、GACKTさんから「地元-1グランプリ」の「たすき」、二階堂さんから「冠」、そして武内監督から「ジャパンプレミア」(2019年1月18日開催)でも使用した数量限定の「さいたまボール」を授与されました。
そして、「グランプリをいただいて光栄に思っています。今回、『新所沢聖地化計画』と題していろいろな宣伝活動をおこない、多くの皆様に応援いただきました。このグランプリは皆さまに捧げたいと思っています」とコメント。
また、映画については、「何度も来て観ていただけると、いろんなところに、『あ、こんなキャラクターいたんだ』とか、『あ、あの旗、なんか書いてある』とか、『あ、うちの市が書いてあった』とかたくさんあって、地元愛をくすぐるような作品であることに気づきます」と映画内容もしっかりPRした早瀬支配人でした。
「翔んで埼玉」は、「パタリロ!」の作者で元所沢住民の魔夜峰央先生の原作(※)をもとに実写映画化したもの。
武内監督は、「2年間いろいろ埼玉を取材して、細かいネタをちりばめました。埼玉県の人にとっては、前半30分、つらい時間帯が続くんですけれど、最後まで観ていただければ、埼玉を愛する話だとわかっていただけると思います。そんなことを(観たみなさんに)SNS等で広めていただけると、びびって観に来れない人たちが劇場にきてくれると思います」とPRしました。
※原作 魔夜峰央「このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉」(宝島社)
GACKTさんの後輩、俳優の滝川英治さんもプライベートで来場
▲脊椎を損傷してリハビリをがんばっている俳優の滝川英治さんについて語るGACKTさん
舞台挨拶の最後でGACKTさんは神妙な面持ちに変わり、「プライベートなことですが」と話し始め、GACKTさんの後輩である俳優の滝川英治さんが車いすで観に来てくれて舞台挨拶も観客席で見守ってくれていることを紹介。
滝川英治さんは、2017年にドラマ『弱虫ペダル Season2』の撮影中に転倒し、脊髄損傷の大けがを負い、車いす生活になりました。現在は懸命にリハビリに取り組み、「BSスカパー!」の「PARA SPORTS NEWS アスリートプライド」のMCを担当し活躍しています。
GACKTさんは、「僕も彼から勇気をもらっていますし、彼と一緒にまた作品に出られればいいなと思っています。僕からも彼にエールを送りたい」と激励しました。
の上映は、全席プレミアムシートので3月下旬まで予定。
©2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
なお、二階堂さんとGACKTさんが「ツボッた」〝こたつシート〟は2月末までの予定で、3月からは、通常の「ボックスプレミアムシート」になります。
上映時間などの詳細は「新所沢レッツシネパーク」のサイトでご確認を。→
電話04・2998・8000でも受け付けています。
※混雑時及び入替時はテープでの対応となる場合あり
取材:2019年2月23日 成田知栄子
【電話】 04-2998-8000 【メール】 theatre_sintokorozawa@ttcg.jp
※PARCO開館前の時間帯は、Let’s館1Fのエレベーターよりご入場ください。
電車:西武新宿線[新所沢駅]西口 徒歩3分
車:駐車場有