子どもたちに喜んでもらいたい!所沢小学校 開校150年記念スペシャル献立weekは、愛ある遊び心満載の5日間だった
開校150年記念事業の一環で誕生したワクワクメニューの給食が楽しめる5日間
所沢小学校は、今年で開校150年。児童考案の記念キャラクター「つっきー」が誕生したり、10月には記念運動会を開催。そして、2022年10月24日(月)から28日(金)までの5日間は、「スペシャル献立week」として開校150年記念給食が提供されました。編集部スタッフもすっかり心は小学生時代に逆戻り!?愛と工夫がいっぱいの記念給食をご紹介します。
▲所沢市元町にある所沢小学校
初日の目玉は「所沢牛ハンバーグ」。地元食材や縁起食材でお祝いだ、鯛めしや㊗なると、も
▲彩りも華やか
スペシャル献立の初日は、所沢にある見澤牧場の「所沢牛」を使用したハンバーグ。これを切れ目の入ったパンに挟んでいただきます。デザートには、所沢産の茶葉を使用したほうじ茶プリンも。食材がふんだんに使われたメニューなのもうれしいですね。配膳前からとってもおいしそうなにおいがして、「今日の給食はなんだろう?」のアノ気持ちを思い出しました。
初日には、所沢市の広報マスコットのひばりちゃんも取材に来ていましたよ!
▲所沢市広報課のマスコット「ひばりちゃん」と、児童考案150年記念所小キャラクター「つっきー」のツーショット
▲さすが6年生、配膳もスムーズです
パンの袋には、開校150年記念キャラクター「つっきー」のシールが。持ち帰って自分のお気に入りの場所に貼ることができるようにと、PTA本部と後援会本部メンバーで袋一つひとつに台紙ごと貼り付けました。
▲パンの袋もお祝い特別バージョン
スペシャル給食1日目、いただきます~!
▲記念給食のお味はどうですか?
▲所沢牛ハンバーガーを作って、パクリ!
この日、1270個のハンバーグを作るために使用したひき肉は、なんと72kg!天板に乗せて一度に焼ける数にも限りがあるので、お昼の時間に合わせ6~7回に分けて焼き上げたそうです。
▲手際よく作っていきます
6年生に記念給食の感想を聞いてみると、「宇宙一美味しかった」「所沢牛を知らなったけれど、とっても美味しかった」「もっとお代わりしたい」など、うれしい声をたくさん聞くことができました。スペシャル献立week初日には、所沢牛を育てる見澤牧場 見澤孝仁さんも小学校を訪れ、「所沢牛の認知度は大人より子どものほうが高いかもしれないですね!大人になってもぜひこの味を思い出してもらいたいです」と子供たちの感想を聞きながら、笑顔で語られました。
パッと目を引く遊び心あるメニューを。PTA後援会本部の150年記念実行委員会メンバーが考案
この記念給食を実現するにあたり、150年記念実行委員会のPTA後援会本部メンバーが中心となって「いつもの給食とはちょっと違うメニューで子供たちを楽しませたい」「ささやかだけれど、子どもたちが笑顔になるような仕掛けをしたい」をコンセプトにメニューを話し合い、学校と栄養主査の高田涼子さんとともに実現にむけて動いていました。
▲写真左から 後援会本部の渡辺さん、園部さん、畠山さん
10月27日㈭のメニューは鯛めし。コロナ禍で行き場を無くした「鯛」を特別に分けていただけたことからメニューに加わった「鯛めし」は、つっきー柄が印刷されたスペシャルパッケージの海苔とともに。
調理方法はもちろん、仕入れ方法も工夫して実現した記念給食メニューなのです。
このほか、この5日間のメニューには、所沢育ちの豚肉を使った「みそカツ」や所沢産小麦の「けんちんうどん」、また、給食室では初挑戦の手づくりスイーツとなった「スイートポテト」も登場しました。
▲狭山茶も一緒に
みんなの笑顔で、150年記念給食は大成功!
▲毎日のおいしい給食づくりの工夫とアイディアいっぱいの高田涼子栄養主査