ただでは済まない!? 「日本一長い始球式」の柳沢慎吾さんがベルーナドームのセレモニアルピッチに登場!
4月2日、ベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対オリックス・バファローズ戦。「三菱UFJ信託銀行 こころを託す物語デー」と題されたこの試合で、柳沢慎吾さんのセレモニアルピッチが行われました。
ドラマ・映画に多数出演する一方、バラエティ番組でも幅広く活躍されている柳沢さんですが、野球ファンにはその始球式が大人気。
始球式だというのに一向にボールを投げる気配もなく、ネタのオンパレードでやりたい放題。なかなか終わらないその始球式に、ついた呼び名が「日本一長い始球式」。今回のセレモニアルピッチもただでは済みそうもありません。
そんな柳沢さん、超満員に膨れ上がったベルーナドームに颯爽と登場するや「今日は関係者から『8分以内で終わらせてくれ』と言われてて時間がない」
いやいや、普通なら始球式に8分もかからないのですが(笑)そして「始球式」が始まると、あとはもう柳沢さんの独壇場。
ライオンズの平沼、山野辺、山村の若手選手を巻き込み、定番の「ひとり甲子園」でいきなりエンジン全開。
▲©SEIBU Lions
▲©SEIBU Lions
からの「ひとり警視庁24時」
さらには「ペッパーミルパフォーマンス」や、WBCメキシコ代表・アロサレーナ選手の「ドヤ顔&腕組み」ポーズ、大谷翔平選手の「憧れるのをやめましょう」という有名な円陣声出しなど、最新のネタも盛りだくさん。時代に合わせアップデートされた始球式を披露してくれました。
▲©SEIBU Lions
おなじみのネタから新ネタまで出し惜しみなくエネルギッシュに演じてくれる柳沢さんに、スタンドの笑い声が鳴りやみません。そして始球式そのもの(変な言い方ですが)では、ノーバウンドでストライクゾーンに投げ込む見事なピッチングを披露!
▲©SEIBU Lions
すべてをやり遂げた柳沢さんは「いい夢見ろよ! あばよ!」と、おなじみのセリフを最後にグラウンドをあとにしました。そしてなんと、このセレモニアルピッチにかかった時間がジャスト8分! もはや始球式のプロと呼びたくなる見事さです。
無事(?)セレモニアルピッチを終えた柳沢さんのコメント
「私自身4年ぶりの”ひとり甲子園”だったので、めちゃくちゃ緊張しましたが、無事に終わってほっとしました。あともう3分やりたかったくらい!
3人の選手たちと事前打ち合わせをしましたが、違う流れになって驚きましたね(笑)でも会場の皆さんや選手の皆さんも笑ってくださったので、最高でした!
ノーバウンドのストライク投球ができて「まだまだいけるな」と思いましたよ。今日はいい夢見れそうです!みんなもいい夢見ろよ!あばよ!」
このあと行われた試合では、先発に転向した平良投手の好投やマキノン選手の来日第1号ホームラン、鈴木将平選手の勝ち越しタイムリーなどもありライオンズが見事今季初勝利!そしてこの勝利は、松井稼頭央新監督にとっても監督として記念すべき公式戦1勝目になりました。
柳沢さんが温めてくれた球場の空気に、選手たちがうまく乗れた試合だったといえます。
これからもライオンズにはこの調子でどんどん勝利を積み重ねてもらい、我々ファンにいい夢を見せてもらいたいですね!