「プリンスアイスワールド東京公演」開催記念!【荒川静香とプリンスアイスワールド~PIW 45TH ANNIVERSARYスペシャルトークショー~】
2025年1月25日(土)エミテラス所沢で開催されたトークショーを取材してきました
トークショー当日、会場となるエミテラス所沢では、入り口に告知ポスターが設置され、多くの方々が足をとめて注目していました。このトークショーは、フィギアスケートショーである「プリンスアイスワールド 2024-2025 A NEW PROGRESS BROADWAY ROCKS!」東京公演を控えて開催されたイベント。
会場となる2階「TOKOROZAWA e-CUBE」では、プリンスアイスワールド(PIW)のミュージカル楽曲が流れ、いち早く整理券をゲットしたファンの熱気が高まり、イベントへの期待感が膨らみます。中には手作りのうちわを持っているファンの姿もありました。
荒川静香さん、小林宏一さん、小平渓介さん登場!
荒川静香さんは、2006年トリノ五輪で金メダルを獲得し、PIWは2004年から参加しています。
小林宏一さんは、PIWチームに2010年入団。PIWチームの男性キャプテンとして活躍されてます。
小平渓介さんは、2018年にPIW入団。柔軟性あるダンスが得意なスケーター。細く王子様のようなルックスからは想像つきませんが、とても大食いだそう。回転寿司での最高記録はなんと48皿!会場がどよめいていました。
▲写真左から小平渓介さん、小林宏一さん、荒川静香さん
3人ともエミテラス所沢には初めて訪れたようですが、荒川さんは電車が大好きな息子さんとラビューに乗って所沢駅まで来たことがあるそう。お子さんとのエピソードを語る荒川さんは優しいお母さんの表情を覗かせていました。
荒川さんの思い出と挑戦
『転ぶことを恐れず、転んでも立ち上がって、希望を捨てずに前を向いて進んで』と力強く、凛とした姿で話す荒川さん。
転ぶこと(失敗)を恐れず、たくさん挑戦する大切さをスケートから学んだという荒川さんの“ハングリー精神”に勇気をもらった方も多いのではないでしょうか。
▲写真左から荒川静香さんと、司会の小林咲夏アナウンサー
映像と出演者の生解説で振り返るプリンスアイスワールド(PIW)の歩み
プリンスアイスワールド(PIW)は1978年からスタートした日本初のアイスショー。これまで佐野稔さんや伊藤みどりさん、八木沼純子さんなどのトップスケーターたちが登場し、全国各地で公演を重ねています。
小林宏一さんは30年ほど前に初めて品川でのPIWのショーをご覧になったそう。華やかな衣装で、スケートリンクの上をバク転するスケーターに魅了されたそうです。なんと本物のペンギンも出演していたとのこと!会場では驚きの声があがっていました。
過去のPIWの映像の中には、荒川さんが現役時代最後に演じたショートプログラムの曲「ショパンの幻想即興曲」もありました。
小平さんが荒川さんのトリプルルッツの映像に拍手を送り、「ショーで難易度の高い技をきめるのがすごい!」と言っていたのも印象的でした。
PIWの象徴的なシーンをまとめた映像では、まるでサーカスのようにスケーターが宙に舞う様子も!パイレーツオブカリビアンなど、有名な曲目もあり、次々変わるフォーメンションと息の合った群舞演技は、映像だけでも迫力満点です。
しょうこお姉さん登場!PIWメンバーとのエピソード
▲写真中央 はいだしょうこさん (提供:西武ホールディングス)
ここで、はいだしょうこさんの登場です。
はいだしょうこさんは、2003年から2008年まで「おかあさんといっしょ」第19代うたのおねえさんとして活躍。今回のPIWでは音源制作協力をされ、PIWの新たな魅力を引き立てています。
横浜公演で初めて氷の上に立ったと語る“しょうこお姉さん”こと、はいだしょうこさん。
「アイスショーは、この世のものではないんじゃないか!と思うくらい幻想的。でも、リンクはとにかく寒いんです!手が悴んでマイクを持っている手の感覚もなくなるほどで、表情も固まって一度口をあけると閉じなくなるんですよ!演者の皆さんが次々とアイコンタクトしてくれたのが嬉しくて、歌うのを忘れそうになりました」と、しょうこお姉さんならではの言葉で会場を沸かせていました。
東京公演について
豪華なメンバーが揃い、はいだしょうこさんの歌声が華を添える東京公演は、フィギアスケートならではの幻想的な世界が展開されます。※東京公演では、はいだしょうこさん本人の出演はありません。
荒川さんは「PIWの皆さんと歌手たちが作り上げた世界観は、見るたびに新しい発見がある」と語り、観客にその魅力を会場で感じてもらいたいと伝えていました。
また「会場は寒いので、防寒対策をしっかりとして来てください。ブランケットにカイロを貼るのがおすすめですよ」と鑑賞時の貴重なアドバイスも。
西武線沿線で盛り上がるPIWプロジェクト
西武線沿線では、26駅で、推しPIWメンバーの応援を行っています。小林さんはPIWの顔として主要な駅の一つである池袋駅を、小平さんは苗字と同じ名前の小平駅を担当されています!
ちなみに、所沢駅にも推しメンバーがいました。
さらに、2月中旬から東京公演の会場となるダイドードリンコアイスアリーナ周辺でブロードウェイをテーマにしたキッチンカーや、PIWメンバーの大型フォトパネルが設置される予定です。東京公演開催期間中は、特急レッドアローが東伏見駅に臨時停車します!また、2025年5月2日まで、40000系がPIWをテーマにした初のラッピング電車を運行しています。
質問コーナー&抽選会
ファンからの質問に答えるコーナーでは、荒川さんが「スケートはバランス感覚を鍛えるので、健康維持にも効果的」とアドバイス。
小林さんと小平さんは、PIWの演目『You Can’t Stop the Beat』が大好きだと語り、PIWの演技の魅力についても語りました。
抽選会は登壇されたみなさんがそれぞれくじを引いていました。会場内からはくじに当たった方の喜びの声が次々とあがっており、大変羨ましい気持ちになりました!
イベント終了後、取材させていただく機会に恵まれましたので、イベントに触れてスケートや音楽をやってみたい!と思った方に向けて、メッセージを頂きました。簡単にご紹介させていただきます。
はいだしょうこさん
「感動をすることが大事。ミュージカル好きな人も、初めて聞く人も、まずは音を聴いて楽しんで」
小林宏一さん
「ただ見るよりもスポーツをやってみたうえで難しさや、すごさを感じて。これを機会にスケートをもっと身近に感じていただけたら」
小平渓介さん
「いろんなものをみて感動を楽しんで。是非アイスショーもその一つとして選んでほしい」
荒川静香さん
「スケートは敷居が高いと思われがち。でも、屋外リンク等あるので、ぜひやってみて。体験してからショーを見に来たら、ショーの見方が変わり、楽しみ方も広がるのでは」
今回のトークショーは、プリンスアイスワールド(PIW)の魅力を再確認し、東京公演の期待が高まる素晴らしいイベントでした。スピード感溢れる滑走と、心に響くミュージカルの演技が一体となったパフォーマンス!その迫力と美しさ、特別な空間を現地で体験してみてはいかがでしょうか。きっと忘れられない体験になるはずです!
▲提供西武ホールディングス 写真左から小平渓介さん、小林宏一さん、はいだしょうこさん、荒川静香さん
【会 場】 ダイドードリンコアイスアリーナ(所在地:東京都西東京市東伏見3丁目1−25)
【日 程】 2025 年 2 月 21 日(金)~24 日(月・振休) ※4日間 8公演
【出演者】 キャスト:プリンスアイスワールドチーム
ゲスト:荒川静香 / 高橋大輔&村元哉中 / 宇野昌磨 / 織田信成 / 田中刑事 / 本田真凜 ほか
【時 間】 1回目 11:30~14:00 / 2回目 16:00~18:30(開場は開演1時間前)
【主 催】 株式会社ブルーミューズ
詳細はこちら: https://www.piw-official.com/
【荒川静香さんからのコメント】
「プリンスアイスワールドの見どころは、総勢20名以上で表現するスケール、スピード、フォーメーションの転換です。個性がありつつも一糸乱れぬ統一感があり、生で見るのと動画で見るのとでは全く感じ方が違います。東京公演はリンクだけではなく西武線沿線でもプリンスアイスワールドを盛り上げてくださるとのことですので、見る前から見た後までプリンスアイスワールドの世界観をお楽しみいただくことができます。まだプリンスアイスワールドを見たことがない方から、いつもお楽しみいただいている方まで誰もがお楽しみいただける公演となっていますので、是非東京公演でお待ちしております。寒い2月ですが、熱い会場になることを楽しみにしております。」
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