黄金期のレジェンドに会える! 『LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024』開催決定!
8月24日(木)、『LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024』開催の記者発表会が行われました。
『LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024』は2024年3月16日(土) ベルーナドームにて、西武ライオンズOBによって初めて行われる紅白戦です。
1980年から1990年代の、いわゆる『西武ライオンズ黄金期』に活躍した選手を始めとした歴代のレジェンドが一堂に会し、この一日限定のドリームチームを結成して戦います。
もちろん着用するのは1979年球団創設当時のユニフォーム。ホームユニフォームとビジターユニフォームを着用した2チームに分かれて試合に臨みます。
この日行われた発表会には『LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024』への出場が決定しているOBの東尾修氏、石毛宏典氏、渡辺久信球団本部ゼネラルマネジャーの3名が出席。
(左から渡辺久信GM、東尾修氏、石毛宏典氏)
他に、通算474本塁打の田淵幸一氏、ライオンズ前監督・辻󠄀発彦氏、ライオンズ球団本部編成ディレクターである潮崎哲也氏の出場がアナウンスされました。
現時点で参加が決まっているOBは6名となりますが、総勢60名のレジェンドが参加予定とのこと。どのレジェンドが出場するかはオフィシャルサイトで順次発表されます。
「レジェンド」に外国人選手が含まれるのか気になるところですが、東尾、石毛、渡辺各氏に「会いたい、あるいは印象に残っている外国人選手は」と質問したところ、こんな答えが返ってきました。
東尾 一番印象に残ってるのはカブレラかな。打率も含めて、あの飛距離はデストラーデより印象に残ってます。
石毛 僕が入った時は、スティーブがいてテリーがいて。ロッカーが隣だったデストラーデには会いたいな。あ、もう一人いました。郭泰源ですね。
渡辺 私も郭泰源。やっぱり当時日本の野球界にすごいインパクトを与えたピッチャーだと思います。
いずれも人気・実績抜群の、まさにレジェンドばかり。さて、当日はどのようなレジェンドに会えるのでしょうか。今から楽しみです。
発表会では三氏への質疑応答と、それに引き続きトークセッションが行われました。
――渡辺GMのライオンズ入団時、すでに東尾修さんも石毛宏典さんもいらっしゃいました。どんな印象でしたか?
渡辺 ええ…(困惑)
東尾 素晴らしい先輩だろ?(笑)
渡辺 あのー…なんて癖がありそうな人たちなんだろうって(笑)。正直言いますと、関東出身なんでジャイアンツが好きだったんです。でも日本シリーズで大事な場面になるとこの方(東尾氏)が出てきて抑えるんで『クソッ』と(笑)。あ、言葉が悪くてすいません(笑)。『ああ、この人が出てきたら負けそうだな』みたいな(笑)。
――今後のトレーニングの予定は?
石毛 トレーニングはしていませんが、子供たちの野球教室を開催したりと今も十分に体は動いています。広岡達朗さんに『指導者は太っちゃいかん』と教えられたので、それを忠実に守っております。3月16日は、たぶん僕が一番体が動くんじゃないかな(笑)。『おお、現役時代もこんな動きしてたよね!』と言ってもらえるプレーをみなさんにきっちりとお見せできると思います。期待していてください!
――試合ではどのようなプレーを見せたいですか?
渡辺 先ほどから石毛さんがすごく自信満々なコメントをしていますが、もし私が石毛さんと違うチームになったら… まあ、結果は想像してください(笑)
――初年度の西武ライオンズは開幕から12連敗するような勝てないチームでした。それが黄金期に至る最強チームを作ることができたのは、どこに強さの源があったのでしょうか?
東尾 それはもう石毛の力が(笑)。石毛が一生懸命がんばってくれたお陰で私は助かりましたよ(笑)。試合中、後ろから『しっかり投げろ!』とかうるさいことばかり言ってくるんです(笑)
石毛 いやいや、そのままお返しします! ピンチの時、マウンドに行くじゃないですか。『がんばってください!』なんて声をかけると『バカヤロー! お前が打たんからじゃ! しっかり打たんか!』みたいなね(笑)
――誰と対戦相手したいですか?
東尾 一番いいのは田淵さんかな。あの人ならボールを当てても許してくれるだろうし(笑)。僕は個人的に一番楽しみにしてるんですけどね。
――それは狙って当てるんですか?
東尾 もう狙って当てるなんてできるわけない(笑)。
年齢を重ねても変わることのない仲の良さ、ユーモアセンスがとても魅力的なみなさんですね(笑)。
緑豊かな西武ライオンズ球場でプレーしたレジェンドたちの雄姿に、今や見違えるようなボールパークへと生まれ変わったベルーナドームで再び会うことができる。時代を越えたレジェンドたちの競演は、きっと楽しい試合になることでしょう。
ずっとライオンズを応援し続けている人はもちろん、長らく球場に足を運んでいない人や、黄金期を知らない若いファンのみなさんも、この機会に往年の名選手たちに会いに行ってみてはいかがでしょうか。
【東尾 修氏 コメント】
こうした機会は今までございませんでしたので、OB戦当日、たくさんお客さまが入ってくれますようにと願っております。あまり体は動きませんが、要領よくテクニックを使って、ファンの皆さまに喜んでいただけるようにプレーできればと思っております。一生懸命やれる範囲でやってまいります。
【石毛 宏典氏 コメント】
同窓会のようなイベントですので、いろんな昔話に花を咲かせながら、プレーできればと思います。OBの皆さんと懐かしい顔を合わせて、楽しみながら野球をやり、その楽しい雰囲気をファンの皆さまにも見ていただければと思っております。現役時は主にショートを守っており、相方には辻󠄀がいたので、2人でダブルプレーを完成したいなと思います。
【渡辺 久信氏 コメント】
なかなか今までOBが一同に集まる機会が少なかったので、レジェンドの諸先輩方や一緒にやっていた仲間たち、後輩たちとOB戦をできるということで、非常に感慨深く、楽しみにしております。どこまで動けるかわかりませんが、がんばります。たくさんのファンの方に足を運んでいただき、懐かしんでもらえればと思っております。
▲©SEIBU Lions
【LIONS CHRONICLE 西武ライオンズ LEGEND GAME 2024 特設サイト】
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