青山テルマさんがミニライブとセレモニアルピッチに登場 『西武ブルーシリーズ』開催
1979年の所沢移転以降、ライオンズの象徴としてファンに愛されてきた『ライオンズブルー』。この伝統と誇りの青は、今なおライオンズにとって特別な色であり続けています。
そんな「特別な青」ライオンズブルーがコンセプトの限定ユニフォームを着用した選手たちが戦う『西武ブルーシリーズ』が、4月19日(金)よりベルーナドームで開催されました。
西武グループの「横浜・八景島シーパラダイス」とコラボし、ベルーナドームライトスタンド後方のL-train 101(エルトレインイチマルイチ)内で水槽展示を実施したり、西武グループのマスコットが登場したりと楽しさ盛りだくさんの「西武ブルーシリーズ」。今回は4月20日(土)に行われた青山テルマさんのミニライブとセレモニアルピッチの模様をレポートします。
「めちゃくちゃかわいい」とお気に入りの西武ブルーユニフォームに身をまとい、笑顔でグラウンドにあらわれたテルマさん。
以前、他球団でセレモニアルピッチを行ったときには「THELMA(テルマ)」という背ネームを付けたそうですが、この日のユニフォームには「AOYAMA」という表記が。これは『西武 “ブルー” シリーズ』にちなんで、あえて「青山」の苗字表記にしたとのこと。
「すごい野球好きなんです!」というテルマさん。今後も野球のイベントに呼ばれる機会があると思いますが、「AOYAMA」ユニフォームはレアになるかもしれません。
ちなみに背番号を7にしたのは「えーっと…ラッキー7?」。かなりふわっとした理由でした(笑)
そんなテルマさん、大観衆を前にしてもずっと笑顔を絶やさないリラックスモード。しかし1曲目「そばにいるね」を歌い始めると、すぐにスタンドはテルマさんの歌声に引き込まれます。グラウンドでミニライブを鑑賞していたレオは感情移入しすぎてバットをマイク代わりに歌い出し、ライナはうっとりと乙女モードに。その爽やかに澄んだ歌声をスタンドの観客は熱心に聞き入っていました。
引き続き「何度も」を歌い終え、大きな拍手に包まれたテルマさん。本当に素敵なライブでした。そしてこの後はもう一つの大事な役割があります。そう、セレモニアルピッチです。
「4年前、他の球場でのセレモニアルピッチではノーバンのストライクを投げさせていただいた」
「今日も朝から公園で練習をして速いストレートを投げれていた」
というテルマさん。
4年ぶりのセレモニアルピッチの結果は…
「ああっ!」
「やっちゃった…」
山なりのボールが驚くほど三塁側に逸れて、そして転々とグラウンドを転がっていきました。テルマさんは今回、かなり自信をもってこのセレモニアルピッチに挑んでいたそうなので、自分でもショックが大きかったようです。
この後の取材でも
「 私、クセで投げる瞬間にここら辺(頭の上あたり)でボールを離しちゃうんですよ。本当はもっとこっち(ホームより)で離さなきゃいけないのに。で、右足の向きがこう(外側に開く)なっちゃうんですよ。本当はこう(正面に向く)じゃないとダメなのに」
と、ライブのことはほとんど話さず、身振り手振りを交えてずっとピッチングの技術論を語っていました(笑)
しかし、本当に悔しがったり熱心にピッチングについて語るテルマさんを見ていたら、アーティストとしてだけでなく、同じ野球ファンとして、これまで以上に好感度が上がったような気がします。
さて、青山テルマさんが素敵なミニライブとセレモニアルピッチで盛り上げてくれた西武ブルーシリーズは、4月21日で一旦終了となります。今後は7月19日(金)~21日(日)と9月14日(土)~16日(月)に開催予定となっています。
今からでも遅くはない! 懐かしいあの頃を思わせる西武ブルーユニフォームを手に入れて、ベルーナドームに遊びに来てはいかがでしょうか。
【青山テルマさん コメント】
「超悔しいです。もう今年一悔しいです。
今日の朝10時から、足の向きとか、ボールを手から離す瞬間とか、投球フォームまで練習して、結構良いボール投げられてたんですけどね…。
私が本気でストライク投球をして、場内が盛り上がって、ライオンズに勝っていただく流れを想定していたので余計に悔しいですし、申し訳ないです。
マジでもう1回投げたい!リベンジしたいです!」