2024年9月24日㈫開業「エミテラス所沢」特別インタビュー第六弾【フォーティントーキョー(ベトナム料理)SC出店初※注1】【PR】


エミテラス所沢に出店される店舗・企業の社長への特別インタビュー企画の第六弾は、株式会社プレイフォー墨代表取締役にインタビューさせていただきました!

ベトナムの麵料理、フォーをご存知ですか?フォーは米粉の平打ち麺に透き通ったスープを合わせるベトナムのソウルフード。
「PHO THIN TOKYO(フォーティントーキョー)」は現在、池袋、新宿、吉祥寺に3店舗を構えるフォーの専門店です。本場ハノイでのフォーとの出会い、日本への出店に至るストーリー、そしてフォーを日本の麺文化の中に広めていきたいその思いとは・・・。

ハノイで衝撃を受けた「PHO THIN(フォーティン)」の味

(墨代表取締役)会社員時代に海外出張で訪れたベトナムのハノイで、現地の駐在員からここのフォーが一番おいしいと紹介されたのが「PHO THIN」でした。一口食べてその味に感動して、出張のたびにここを訪れていました。

アジアンフードがもともと大好きというわけではなかったのですが、これは毎日でも食べられると思うくらいで。ハノイにフォーの店はたくさんありますが、ここのは別格という印象が当時の記憶としてあります。
何度も通ううちに、「この味が日本で食べられたらいいな」とぼんやり思うようになってきたんです。


ベトナム・ハノイ「PHO THIN(フォーティン)」本店

月日が経ってもこの味が忘れられず、日本出店への熱い思いを胸にベトナムへ。オーナーに会わせてほしいと、プラカードのようなモノを作って毎日お店の前に立っていました。数日立ち続けて帰国最終日に、運良くオーナーのティンさんにお会いできることになりました。

熱意が伝わり門外不出の味を日本へ!

ハノイの人気店「PHO THIN」は40年以上の歴史があり、世界中から出店オファーが来るにもかかわらず、すべて断っていたということを商談の場で初めて知りました。ベトナム語で書いた紙芝居のようなプレゼン資料で思いを伝え続け、その熱意にようやくティンさんが出店を許可してくれました。運が良かったんですね。
私は飲食店未経験でしたので、SNSで店長を募集し、ハノイに修行に行ってもらいました。現地で創業者ティンさんの直接指導を受け、食材の選定や調理方法を徹底的に学び、日本でのオープンが決まりました。


墨代表(左)と創業者のティンさん(右)

メニューは「牛肉のフォー」の1種類。PHO THIN流とは?

フォーと言っても、鶏肉のフォーはPHO GA(フォーガー)、牛肉のフォーはPHO BO(フォーボー)などそれぞれ名前がついています。日本では鶏肉のほうが多い印象がありますね。
「PHO THIN」のメニューは牛肉のフォー1種類のみ。牛骨ベースに数十種類の食材を合わせ9時間以上煮込む極上スープに、こんがり炒めた柔らかい牛肉とシャキシャキのネギを合わせて食べるのがPHO THIN流です。

本場の味を再現するために、日本での食材選びには苦労しました。厳選されたパクチー、栽培方法にもこだわるネギ、どれもティンさんがふさわしいと確信した食材を全国の農家から仕入れています。食材探しで特に苦労したのが麺でした。国内で流通しているフォーの麺はどれも合格点をもらえず、ようやく及第点をもらえた麺でオープン準備をしていました。ところがオープン直前に、ベトナムの米粉99%で作られた乾麺に出会えたんです。これも何かの縁なのでしょうね。試食したティンさんも「これだ!」とオープン直前にようやく納得の麺を手に入れられました。

これで本場ハノイの「PHO THIN」2号店が日本の池袋に「PHO THIN TOKYO(フォーティントーキョー)」として誕生しました。2019年のことです。


「PHO THIN TOKYO(フォーティントーキョー)」池袋

エミテラス所沢へ出店に至った経緯

商業施設からの出店オファーはありがたいことにたくさんいただいています。池袋や新宿などのターミナル駅ではある程度の実績ができてきたので、次はまったく違う形態を選んでみようとフードコート戦略を描いていたところでした。
大きな資本があるわけでもない個人が経営する飲食店に、オファーをいただき、グランドオープンの立ち上げから関われる機会はなかなかないと挑戦の意味でも出店を決めました。
また決め手の一つに、お店のある池袋と新宿からのアクセスの良さがあります。店舗スタッフの行き来も考えるといい場所だなと思いました。

社長にとっての「所沢」という街

関西出身のため、もともと関東の土地勘はあまりなく、所沢にはほとんど来たことがなかったです。埼玉西武ライオンズがあることを知っているくらい。
エミテラス所沢のフードコート出店を機に、ベッドタウン所沢でファミリー層や、都心とは違う客層の口コミによって間口が広がることも期待しています。

多くの人に「PHO THIN」の味を知ってもらい、日本の麺文化の中でフォーの地位を上げてこの食文化を盛り上げていくことがティンさんとの約束なのです。牛肉のフォーという一品勝負の武器が所沢の地でどのように受け入れられるのか。楽しみと不安がありますが、これはやってみなければ分からないですね。

今後も国内で店舗を広げ、フォーの食文化を広めていきたい、そのきっかけになればと考えています。

番外編:社長の休日の過ごし方は?

子どもが3人いますので、休日は子どもたちと一緒にのんびり過ごすことが多いですね。趣味は、キックボクシングやPTAのママさんバレーなどのスポーツでしたが、少し前に大きなけがをして今はお休みしています。最近は筋トレをしてカラダ作りをしながら、次の新しいことにチャレンジする機会をうかがっています。


株式会社プレイフォー 代表取締役 墨 健二さん


※注1:SC…ショッピングセンターの略

エミテラス所沢
開業:2024年9月24日㈫予定
ティザーサイトURL:https://et-ge-tokorozawa.com/emiterrace/

【編集後記】
平日の夕方に池袋の「フォーティントーキョー」を訪れました。ベトナムの雰囲気を感じる店内で、いただく牛肉のフォー。コクはあるのに飲み切ることができる出汁のきいたスープが印象的でした。途中でライムを絞り、ヌクマム(ベトナムの魚醤)をたらすと、また違う味わいが。ぜひ、こだわりの逸品をお試しあれ!


この記事を書いた人

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所沢なび編集部

2010年8月に所沢プロペ商店街に立地します商業施設「所沢サンプラザ」のメンバーにて設立しました。2011年3月の東日本大震災を機に、正確な情報発信の大切さを改めて実感し、本格的に活動を開始しました。

頂いた応援メッセージ

いよいよ所沢店オープンですか。益々忙しくなりますね。いっも言っていますが、
2024-09-02 07:12:31

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