2024年9月24日㈫開業「エミテラス所沢」特別インタビュー第七弾【水産会社が営む回転寿司すしえもん　関東3店舗目、埼玉初】【PR】

エミテラス所沢 2024/09/06

エミテラス所沢に出店される店舗・企業の社長への特別インタビュー企画の第七弾は、株式会社トレジャー岩村敬士代表取締役にインタビューさせていただきました！

株式会社トレジャー　岩村敬士代表取締役。大きな手のひらは、ロゴにも使われている会社のトレードマークです

宇和島は愛媛県の南部に位置し、豊かな海の恵みを活かした真珠や魚の養殖が盛んに行われています。そんな宇和島で育ったおいしい魚が味わえるのが「回転寿司すしえもん」です。

はじまりは水産会社

（岩村敬士代表）20年前に初めて立ち上げた会社は水産会社でした。
鯛やブリの養殖業者をお客様とした営業、養殖のアドバイザーというと分かりやすいと思うのですが、魚の健康状態を確認したり、解剖して魚の不調の原因が分かれば必要な薬を処方したり。原因が分からないときは、水産試験場に持って調べてもらうこともします。
また養殖はプロの腕前でも、赤字になる生産者がいることを知り、養殖の支援だけでなく自分たちが橋渡しとなって流通経路を拡大し、宇和島の魚をPRして全国の消費者に届けるまでを担っていこうと決め、微力ながら20年続けています。

この水産会社は出荷場から車で30秒のところにあるので、水揚げした魚をすぐに会社に持ち帰り一次加工、真空パックして配送するまで約2時間。だから最高の鮮度でお届けできるのです。

宇和島の魚がどこよりおいしい理由

宇和島の魚がおいしい理由はこの海にあります。リアス式海岸の穏やかで静かな湾と、太平洋と瀬戸内海の海流がぶつかり合う潮流の激しい豊後水道。豊後水道は、黒潮の暖流で、栄養豊富なプランクトンが繁殖しやすく魚を育てるには最高の環境です。
私は全国津々浦々の魚を食べ歩いているんですが、豊後水道の魚が一番うまいと思っているんですよ。

この海があり、ここの魚で戦える私たちは運がいいんですよね。ブリなんか日本一でどこにも負けない自信があるんです。

「すしえもん」オープンのきっかけ

水産会社を始める前から飲食店はやりたいと思っていました。こんなおいしいブリがあるなら自分たちの店で調理して直接提供しようと居酒屋をオープンしました。店舗を増やし軌道に乗ってきたころ、地元の回転寿司３店舗を買い取らないかという話があったんです。回転寿司は規模が大きいので、個人で経営するのは難しいと思っていたのですが、現地を確認し、自分なりにイメージがわいたので、やるぞと心に決めたんですね。会社にこの話を持ち帰ったら幹部社員には「これ以上大きなことをするのは勘弁してほしい」とはじめは反対されましたけどね（笑）。買い取った店舗で回転寿司のノウハウを教わり、10年前に「すしえもん」が誕生しました。店名は親しみやすく「ん」を意識してつけました。「ドラえもん」みたいに。宇和島では省略されて「えもん」と呼ばれていますね。

野球と「すしえもん」※社長は元プロ野球選手

子どもたちに本物のユニフォームを目の当たりにさせたいと思って、全店舗にさまざまな選手のユニフォームを飾っているんです。マー君（田中将大選手）のもあるんですよ。本物は思った以上に大きいので、これを見てすごーいって野球選手への憧れや将来の夢を抱いてもらえれば嬉しいですね。

宇和島のお店では、ハチマキにユニフォーム姿でホールの接客をしています。アミューズメントパークのような感覚で楽しんでもらいたいですね。
エミテラス所沢のお店には、地元埼玉西武ライオンズのユニフォームを揃えてますし、選手達にも来てもらえたらと思っています。

「すしえもん」が目的地になることを目指して

「回転寿司でいい」ではなく「すしえもんに行きたい」というように、目的地になってもらいたいと思っています。はじめは映画を観たついでに、買い物をしたついでに、回転寿司があるから行ってみようと寄っていただけたらいいですけど、そこで「いつものマグロじゃない！」「いつものブリじゃない！」と魚のおいしさを感じてもらえたら。
ほかの回転寿司より少し高い設定ですけど、「テストでいい点数取ったらすしえもん行こう」みたいに、目的や楽しみになってもらえるといいですね。

「すしえもん」に来て、宇和島にはおいしい魚があるんだというのを知ってもらって、いつか愛媛に遊びに来てもらえたら嬉しいですね。

エミテラス所沢出店に至った経緯

愛媛県外の店舗は、福岡、兵庫、東京（高尾）、神奈川（湘南）にありますが、どれもオファーをいただきました。出店のお話があると必ず担当の方に「宇和島に来てください」と言います。実際に本店で食べてもらって、本当にこの店を出したいと思ってもらえたら、それに応えたいからなんです。エミテラス所沢もそうでした。

社長にとっての「所沢」という街

実はプロ野球選手を引退したあと、水産会社を立ち上げるまでに勤めていた会社が狭山市にありました。所沢のお隣ですね。私はその会社の宇和島営業所に勤務していたのですが、本社の狭山市には何度か訪れたことがあります。
所沢は、池袋から電車で一本でこられますし、人口も増えているということですので、幅広い層、親子三世代での来店なども期待しています。