川越鉄道130周年・武蔵野鉄道110周年を記念した 沿線を彩るダンスプロジェクト「エミダン!!」 沿線高校生35名によるオリジナル作品を2025年3月22日(土)にエミテラス所沢でお披露目!
「エミダン!!」~西武線沿線を彩るダンスプロジェクト~高校生によるお披露目イベント開催
▲イベント会場のエミテラス所沢2階「TOKOROZAWA e-CUBE」 画像提供:西武鉄道株式会社
西武鉄道株式会社は、2025年3月22日(土)に、「エミダン!!~西武線沿線を彩るダンスプロジェクト~」の沿線高校生有志によるお披露目イベントをエミテラス所沢2階「TOKOROZAWA e-CUBE」にて開催します。
本プロジェクトは、「川越鉄道130周年」「武蔵野鉄道110周年」を記念し、沿線にお住まいの皆さんとダンスを通じた交流を深め、新たな価値を創出することを目的に実施するものです。
本プロジェクトの振付そしてオリジナル楽曲「LINKs」をはじめ作品制作に携わったのは、プロダンスリーグ 「D.LEAGUE」に参画する「SEPTENI RAPTURES(セプテーニラプチャーズ)」 所属であり、埼玉県所沢市出身の TANUKI 選手。
お披露目に伴い、西武線沿線を中心とした高校ダンス部に所属する9校、35名の高校生が参加し、TANUKI 選手の指導の下、ダンス作品の練習を行っています。
▲熱心に指導するTANUKI選手(右端) 画像提供:西武鉄道株式会社
また現在、告知ムービーを西武鉄道公式 YouTube に公開中です。「エミダン!!」の概要、30秒の告知ムービーはこちら
今後は、高校生によるプロモーションビデオも公開するほか、楽曲及びダンスを活用し、沿線の皆さまにもダンスを通じて一緒に盛り上がっていただけるような施策の実施も予定されています。
▲懸命に練習する参加高校生たち 画像提供:西武鉄道株式会社
「エミダン!!~西武線沿線を彩るダンスプロジェクト~」について
1.オリジナル楽曲「LINKs」について
今回制作したオリジナル楽曲は、西武グループのスローガン「でかける人を、ほほえむ人へ。」に基づき本プロジェクトで西武線沿線を笑顔にする考えをベースとしています。
楽曲の歌詞には、沿線地域の皆さま、沿線自治体及び西武グループ各社とつながり、ともに沿線価値を向上していく決意をこめて「つなぐ」という大きなテーマを設けました。「つなぐ」には西武鉄道の路線としての役割(92駅を線路でつなぐ、都市と自然をつなぐ)、お披露目のために練習を重ねてつながった高校生たちが、さらに友達・家族・関係者にもつないでいく役割など、複数の「つなぐ」役割をタイトル「LINKs」に込めました。
また、高校生たちの青春の感情の揺れ動きと、電車の揺れ動きをかけ合わせるなど、表現する高校生たちと西武鉄道とが重なる要素を随所に表現しました。楽曲のメロディは、青春や移り変わる景色の疾走感と、多幸感を表現しました。
2.振付・作品制作について
高校生のエネルギッシュで疾走感のある動きを生かすような振付と、「つなぐ」を表現するような構成を要素として入れ込み、テーマが感じられるようなダンスを制作しました。
●ダンス作品制作者のご紹介
TANUKI(SEPTENI RAPTURES 所属、埼玉県立所沢高等学校ダンス部出身)
2023年に行われた日本一の振付師を決める大会「Legend Tokyo Chapter.11」では準優秀作品賞含む4冠に輝いた若手を代表する振付師。現在は、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」に参画する SEPTENI RAPTURES の一員として活躍中。
TANUKI 選手コメント
▲TANUKI選手 画像提供:西武鉄道株式会社
私自身、西武線沿線にある所沢高校の出身で、幼い頃から親しんできた西武鉄道と今全力で取り組んでいるダンスがつながることをとても嬉しく思います。楽曲や振付は、高校生だからこそ持っているエネルギーを最大限に解放できるよう意識して制作しました。全身を使ったダイナミックな表現を取り入れ高校生ならではの視点や感覚を活かした作品になっています。イベント本番のパフォーマンスを、ぜひ楽しみにしていてください!
お披露目イベントの開催詳細
■開催日時:2025年3月22日(土)11:00-、13:30-(約60分間・2回開催・同内容)
■開催場所:エミテラス所沢 2階「TOKOROZAWA e-CUBE」
埼玉県所沢市東住吉10番1号
(西武鉄道 池袋線・新宿線「所沢駅」西口より徒歩4分)
■入場料:無料(ただし、それぞれ来場者数が多数の場合は入場制限等を行う可能性があります)
■主な内容
①作品「LINKs」のお披露目
②TANUKI 選手と西武鉄道担当者によるトークショー
③SEPTENI RAPTURES によるダンスパフォーマンス披露
主催:西武鉄道株式会社
運営:西武レクリエーション株式会社
協力:PERF 株式会社(SEPTENI RAPTURES 運営会社)
「エミダン!!」では、高校生たちの情熱あふれるダンスパフォーマンスをお楽しみいただけます。オリジナル楽曲「LINKs」に合わせたダンスや、振付を担当したTANUKI選手のパフォーマンスも必見!また、高校生によるトークショーも予定しています。地域の歴史と若い才能が織りなす素晴らしい瞬間をぜひ体験してください。ご来場をお待ちしております!
【参考】
1.川越鉄道、武蔵野鉄道の歴史について
●川越鉄道の歴史
川越鉄道とは現在の新宿線(東村山~本川越駅間)と国分寺線(国分寺~東村山駅間)のルーツとなった路線です。現在の西武鉄道の路線の中で最初に開業した区間であり、1894年12月21日に国分寺~久米川仮駅(現東村山駅)間が開通、翌1895年3月21日に川越駅(現本川越駅)まで全線開通しました。明治時代の鉄道開業ブームとともに、川越でも鉄道を造ろうという機運が高まりましたが、資金面から川越から直接東京へ線路を敷くことは困難であったため、既設であった甲武鉄道国分寺駅と結ぶこととなり、結果的に川越~国分寺間で川越鉄道が開通することとなりました。その後、川越鉄道は武蔵水電、帝国電灯と合併を繰り返し、1922年には帝国電灯の鉄道部門が旧西武鉄道として成立し、現在の新宿線・国分寺線・西武園線の原型となっています。旧西武鉄道は武蔵野鉄道と1945年に合併、1946年に改称し、現在の西武鉄道となりました。
●武蔵野鉄道の歴史
1915年4月15日に池袋~飯能駅間で開通した武蔵野鉄道は、現在の西武鉄道の本流とも言えます。東京に直通する鉄道の経営を目指し設立されました。1895年に川越(現本川越駅)~国分寺駅間で開通した川越鉄道は東京へ向かうために国分寺で甲武鉄道と接続しましたが、武蔵野鉄道は池袋へ直行できたため、川越鉄道に大きな影響を与えました。都市近郊鉄道として機能していた武蔵野鉄道は、1926年に開園したとしまえん(2020年閉園)へのアクセス路線である豊島線を翌27年に開業、また当時一大観光地として人気を博していた村山貯水池(多摩湖)・山口貯水池(狭山湖)への乗客誘致のために狭山線を1929年に開業しました。さらに石灰石輸送を目的に同29年に飯能~吾野駅間の営業を開始し、現在の池袋線にあたる区間が開業しました。その後、旧西武鉄道(現在の新宿線のルーツにあたる路線)を合併し、1945年に西武農業鉄道が成立、翌46年に改称し西武鉄道となりました。2025年は武蔵野鉄道が池袋~飯能駅間で開通して110周年であると同時に、川越鉄道が本川越~国分寺間で全線開通して130周年という年にもなります。
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