愛と情熱の結晶体 3Dプリンター展
愛と情熱の結晶体 3Dプリンター展
今話題の「3Dプリンタ」ですが、実物作品をご自身の目でご覧になったことはありますか??
こちらは全て3Dプリンタで制作された作品です。素材は樹脂。
「.Makeところざわ2017」イベント内で開催している「3Dプリンター展」では、作品を手に取って、触ってみることができます。
制作されたのは、所沢ノード/デジタル工房チームの長田隆さん。
「3Dプリンタ」に魅了され、試行錯誤を繰り返しながら、3Dプリンター展の開催に至りました。
企画ポスター(イベント会場にも掲示されています)
長田さんの3Dにかける想いや、これまでの道のりなど、ご本人に執筆いただいたのでご紹介します。
皆さま、初めまして。「所沢ノード/デジタル工房チーム」長田隆と申します。
2016 年4月よりこちらでお世話になっております。ここを初めて訪れた当初から、工房に置かれている「3D プリンタ」に興味を持ちました。
最初に3D プリンタで作ったものは、普通の箱でした。しかし、寸法が特殊なため、今までは材料(アクリル板)を切断して、接着してその箱を制作しました。
自分にとってこの特殊な寸法の箱がどうしても欲しかったのです。それが3D プリンタなら、簡単に出来てしまうのです。
まずはデータを作りました。
箱の厚さをどうするかがカギを握っていましたが、当時はまだそのような技術がわからなかったので、5mm という設定をしてデータを作りました。
出来てきたその特殊な箱は残念ながら、失敗しました。最初から上手くいくはずはないのです。しかし、何としてもその箱が必要だったので、色々な事を試してみてやっと完成に至りました。
2016 年春の事です。
その後も3Dプリンタで出力するのに必要なノウハウは何かを探しているうちに「3D プリンタ活用技術検定」をたまたま、本屋さんで見つけて、早速勉強しました。何とまだ新しい検定ということで、過去問題がない。おまけに内容が難しい。
2016 年夏の事です。
受験日が2017年2月ということで、時間的にはかなり余裕があったものの、何度もこの検定の本を読みました。暇を見ては復習したり、ノートに書いて勉強し、忙しい中でも、工房の3D プリンタで作ることを止めませんでした。
それにより、3D プリンタの性質だけでなく、データの作成経験も少しずつではありますが、身に付き始めました。
2017年4月この3D プリンタ活用技術検定試験に合格して、更なる経験を積んでいけたらと思う次第であります。
ドット・メイクところざわではこれまでの成果を発表しつつ、3Dプリンタの認知度を高めて行けるような取り組みをしていきたいとおもいます。
国内では3D プリンタ技術は発展途上にあり、克服しなければならない問題もありますが、将来的には3D プリンタはものづくりにおいて常識となる機械になることでしょう。
どうぞよろしくお願いいたします。
イベント会場では、3Dプリンタについて長田さんが優しく丁寧に説明してくれます。
聞きたいこと、質問などありましたら、この機会に是非!
イベント情報
.Makeところざわ(ドットメイク・トコロザワ、所沢)イベント内
日時 2017年4月16日(日)~5月13日(土)
うち毎週 土曜日・日曜日 10:00 ~ 16:00
会場 埼玉県所沢市東住吉11-10 大地ビル2F
西武新宿線・池袋線 所沢駅西口 徒歩2分
所沢西武デパート裏手の信号を渡り早稲田アカデミー脇の小道を入った駐車場横のビル
ホームページ https://dotmaketokorozawa.wordpress.com/