2026年3月15日★武蔵野 MUSIC JAM 初開催決定!


所沢航空記念公園 野外ステージにて、新たな音楽イベント「武蔵野 MUSIC JAM」が開催されます。

このイベントでは、日本のロック・ポップスの土台となった「ミュージシャンズ・ミュージシャン」を多数輩出した武蔵野地区の音楽的土壌が、所沢市における現在の市民文化を形成した物語に着目し、ルーツミュージックを基本とした音楽ステージが展開されます。

出演アーティストは、ルーツミュージックと親和性があり、ミュージシャンからも一目置かれるような、現在の音楽シーンに影響を与えるアーティストが複数組出演します。

「武蔵野 MUSIC JAM」を通じて、所沢市民の皆さんには、所沢に対する誇りを感じられる、市外の皆さんは、そんな所沢の「面白さ」「突き抜け感」を楽しめるイベントとなっています。また、音楽以外にも、所沢のおいしい食べ物・ドリンクが用意されていますよ!

◇「武蔵野 MUSIC JAM」出演アーティスト

■こまっちゃクレズマ+原マスミ

◆こまっちゃクレズマ
梅津和時(sax,cl,vo) 多田葉子(sax,vo) 松井亜由美(vl) 張 紅陽(acc,vo) 関島岳郎(tuba) 夏秋文尚(ds)

所沢在住のレジェンドである音楽家、梅津和時が 1996 年に結成した楽団。メンバーは日本のポップス界で長く活動を続け映画や映像、CM、舞台音楽などでも様々に活躍する強者たち。東欧音楽やクレズマーに想を得た哀切な歌曲やダンス曲、また情景が見えるようなオリジナル楽曲など。原マスミと合体した「こまっパラ」では、こまっちゃならではのアレンジで世にも至福な音風景を繰り広げます。

◆梅津和時 UMEZU KAZUTOKI
宮城県生まれ。70年代渡米しNYロフトシーン最前線で活躍後帰国、生活向上委員会大管弦楽団で一世を風靡し、その後も数多の優れたCD作品を世に送り出している他、大工哲弘、木村充揮、石橋凌等のアルバム・プロデュースや映画音楽・劇伴、楽・劇伴、エッセイ執筆、忌野清志郎 RC サクセションのホーンメンバーとしても知られる。
所沢在住は30年以上、西武ライオンズのファン歴は65年にも及ぶ。自身も 50代を過ぎてから草野球を始め、現在も多忙の合間を縫ってグラウンドに立っている。

◆原マスミ
1982年レコードデビュー。ミュージシャンとして活動するとともに、イラストレーターとしても知られ、吉本ばなな等多くの装画や絵本などを手掛ける。また CM やアニメなどのナレーション、声優でも活躍。アルバム「人間の秘密」、絵本「クリスマスのあくま」(白泉社)、「王子のきつね-古典と新作らくご絵本-」(あかね書房)、「幸福の王子」(ブロンズ新社)等。

■井上園子

60~70年代のフォーク、ロック、ブルース、カントリー、ブルーグラスといったスタイルの音楽をベースに、日常の一コマを独特な視点で“言葉”に置き換えた唯一無二の世界観を持つシンガーソングライター。アワード受賞や数多くのメディア、音楽関係者から高い評価を得ている注目の若手アーティストが所沢にやってきます。

■民謡クルセイダーズ

東京西部・米軍横田基地のある街「福生」を拠点に、ギタリスト田中克海と民謡歌手フレディ塚本を中心とするミュージシャンたちによって結成。日本民謡と世界各地のダンスミュージックを融合し、21世紀に新たな形で再生させるバンド。独自の民謡パフォーマンスを通じて、ジャンルや国境を超えた表現を続ける『民クル』は、世界的に注目を集めている。

「会場のみんなで、自由に踊りましょう!」

◇実施概要

⑴ イベント名【武蔵野 MUSIC JAM 2026 ~On the Tracks of Music in Tokorozawa~】
⑵ 主催 / 武蔵野 MUSIC JAM 実行委員会
⑶ 共催 / 音楽喫茶MOJO、公益財団法人埼玉県公園緑地協会 所沢航空記念公園管理事務所、所沢市
⑷ 協賛 / 西武鉄道株式会社、株式会社KADOKAWA
⑸ 会場 / 所沢航空記念公園 野外ステージ(所沢市並木1丁目13)
⑹ 日時 / 令和8年3月15日(日) 開場:正午 / 開演:午後1時 / 終演:午後5時(時刻は変更となる可能性があります)
⑺ チケット(自由席)
■前売り 5,000円
☆チケット販売
・イープラス〈令和7年11月26日(水)正午から販売開始〉
・音楽喫茶モジョ【店頭】(販売開始日時は公式サイトでお知らせがあります)
※別途手数料については、販売元をご確認ください。
音楽喫茶モジョサイトURL▶https://mojo-m.com/

■当日 6,000円

■中学生以下無料
中学生以下は保護者同伴に限り入場無料となります。
※お子さま含め身分証を確認する場合があります。予めご用意をお願いいたします。
なお、身分証については顔写真が入っていないものでも差し支えありません。

公式サイト:https://musashino-music-jam.amebaownd.com/

主催者による開催に向けたメッセージ
「音楽のあるまちづくり」を掲げている所沢市。しかし、市外の方からみて、渋谷や下北沢や高円寺のように、即座に「音楽」「ライブ」を想起するような街ではないかもしれません。
市外からだとなかなか見えづらいことですが、現在の所沢市は、音楽をはじめ様々な文化芸術活動を、市民の皆さんが主体的に行っている街だという特徴があります。例えば、約200名の市民が練習を重ねて演奏する「所沢で第九を」は 40年以上続いていますし、まちづくりセンターの多くに音響ホールが備わっていることを背景に、「松井クラシックのつどい」等様々な自主事業が市民により運営されています。
所沢市は、普段から市民が気軽に音楽に触れられる街でもあります。例えば、2014年から延べ70回以上開催している「まちなかコンサート」では、商業施設等に買い物・遊びにいらした方が、ふと音楽に触れられる機会を提供しています。 さらに、地元アーティストやアマチュアアーティストを応援する取組もあります。
所沢航空記念公園で開催された「空飛ぶ音楽祭」はこのような発想から生まれたものですし、先ほどの「まちなかコンサート」でも、一部のステージで出演者を公募し、市民の応援を受けながら音楽を表現しています。ちなみに、所沢市が誇る本格的な文化拠点施設「所沢市民文化センター ミューズ」も、当時の市民の声の高まりにより建設に歩みを進めたという経緯があります。
このように、所沢は市民文化が発展している街だといえますが、そこまで至った経緯は果たして何でしょうか。
1970 年代、所沢をはじめとする「武蔵野地区」において、米軍基地に由来するロック・ポップス・ジャズ文化が芽生えたこと。そこに土壌があると考えられます。例えば、狭山アメリカ村に、日本のロックの草分け的存在となったミュージシャンが多数移り住んだのが有名な例です。
所沢市ゆかりのアーティストとしては、日本のR&B界の至宝・小坂忠氏、日本のロックの元祖と評される頭脳警察のPANTA氏、ジャズの領域に留まらずRCサクセションのサポートメンバーとして忌野清志郎氏の信頼を得ていたサックス奏者・梅津和時氏など。彼らはミュージシャンからリスペクトされる「ミュージシャンズ・ミュージシャン」として、現在の日本のロック・ポップスの土台になったと言っても過言ではありません。

このようなルーツミュージックが出現する武蔵野地区の土壌。ここから紡がれた物語が、現在の所沢の市民文化を形成したと考えられます。「武蔵野 MUSIC JAM」は、この物語に着目し、ルーツミュージックを基本とした音楽ステージをつくります。ブッキングに関しても、そんな土壌と親和性のある、ミュージシャンからも一目置かれるような方にお声がけする予定です。
そして、音楽ステージで展開される最高な音楽を通じて、所沢市民の皆さんには、どうか所沢に対する誇りを感じていただきたいですし、市外の皆さんには、そんな所沢の「面白さ」「突き抜け感」を楽しんでいただきたいです。そして、このイベントの先には、市民の皆さんが、もっともっと音楽を心から楽しめる、そのような将来に繋げたいと考えております。
音楽以外にも、所沢のおいしい食べ物・ドリンクをご用意して、お腹いっぱい所沢の魅力を楽しんでいただきたいと思います。
2026年3月15日、「武蔵野 MUSIC JAM」初開催。所沢航空記念公園 野外ステージにて、所沢市民の皆さんも、市外全国の皆さんもお越しいただくことを、心よりお待ちしております。