銀座商店街の夏祭り「トコ夏ランド」リポート!
「第10回わくわくトコ夏ランド」開催
所沢銀座協同組合が主催する夏まつり「第10回わくわくトコ夏ランド」が8月18日と19日、16:00-20:30に開催されました。
藤本正人所沢市長も10回目の開催のお祝いに駆け付け、教員時代だった約25年前の所沢銀座商店街の町の人との想いを振り返りました。
▲夕涼みのひと時。「ビッグ・フェロー・ジャズオーケストラ」の演奏で初日のステージが開幕しました
今年は、8月18日と19日の2日間とも晴天に恵まれた、毎年恒例の「トコ夏ランド」。一昨年、昨年と2年連続で雨に降られたこともあり、主催者も町の人たちも喜びもひとしおでした。会場には、地域の人中心に家族そろって祭を楽しみ、来場者数は、約7000人(主催者発表)とにぎわいました。
今年は第10回という節目。銀座商店街で使える5万円分(2日間で10万円)の商品券が当たるビックな「ステージ抽選会」もあり、会場の関心ごとの1つでした。
▲ステージ抽選会の様子
▲大人も子どもも飲食を楽しみながらステージを満喫
◆藤本所沢市長、銀座通り商店街の思い出語る
藤本正人所沢市長が会場にお祝いに駆け付け、銀座通り商店街の思い出を交えた、まちづくりの構想を話しました。
「銀座商店協同組合の倉片理事長をはじめ役員の皆さんが力を合わせ、"地域を盛り上げる〟という気持ちで興されたお祭りが10年経ちました。敬意を表すると共に、お祭りを楽しもうと足を運んでくださった皆さまにも感謝を申し上げます。
『銀座』という名前は、この辺りで一番賑やかだった通りだったからこそ、付けられた称号です。私がまだ中学校の教員だった頃、もう25年くらい前の話になりますが、当時はまだ今のような高いビルはありませんでした。この商店街のPTAの方から誘われて町の会合に行った記憶があります。その時に、商店のみなさんは、どうやったら賑わうまちづくりができるのか、熱い討論をされていました。当時のみなさんが目指したのは、『通りを広くしよう』、『歩行者がゆっくり歩けるように歩道をつくろう』などでした。そして、月日が経ち、今、まちができようとしています。
所沢市としては、『銀座商店街』をなんとか盛り上げようということで、元町からファルマン交差点のところまで"無電柱化工事〟を行っているところです。4区に工事の箇所を分けて一年ごとに工事を進め、全部工事が終わったところで、地中に電線を入れて、地上の電柱をなくします。みんなが歩きやすい、できれば市場も開かれるような豊かな町にし、商店のみなさんにも魅力的なまちづくりをしていただき、地域の〝銀座通り〟としてがんばっていただきたいと思っています。
このお祭りが開かれている横にある旧市役所の建物の解体だけでも5.5億円がかかるため、今、その費用が出せなくて、塩漬けになっております。できることなら、人がたくさん集まるところ、例えば会社のオフィスが入る建物などをつくり、この銀座通りを人がたくさん歩く街にしたい。電線がなくなり、おしゃれな街になり、商店街の人にもがんばって魅力的な街にしてもらって、住んでいる皆さんが飲食したりお買い物をしたりできる楽しめるようなまち。そんな循環のあるまちづくりができればいいなと思っています。
このお祭りは、地域づくり、まちづくり、人づくりをするためにできました。10年目をお祝いしまして、今までの歴史と経緯をお話させていただきました。」
◆開会式の様子
開会式には、所沢銀座協同組合の倉片理事長が挨拶をし、県議会議員、市議会議員が10回目の開催のお祝いを述べました。
▲所沢銀座協同組合 倉片繁行理事長
▲順に埼玉県議会議員の西山じゅんじ氏、岡田しずか氏、所沢市議会議員の秋田たかし氏。10回目のお祝いと商店街活性向け激励しました
◆ステージの様子
ステージでは、ジャズオーケストラやライブ、ダンスなどが行われました。
▲ビッグ・フェロー・ジャズ・オーケストラ
▲ベリーダンス(アクスアラベスク)
▲ゆうぐれな
▲ノアノア
他、下記のスケジュールで出演し、夕涼みにぴったりなステージが行われました。
◆ブースの様子
さまざまなブースが出店。所沢醤油焼きそばなどの飲食ブース、ダーツ、ヨーヨーすくい、スーパーボウルくすい、地場産の新鮮野菜販売「とことこ市」も出店。
所沢市消防団では、子ども向けに消防車乗車体験も行いました。
【所沢銀座協同組合からのコメント】
今回10回目の開催になりました「2018トコ夏ランド」は両日、天候に恵まれ多くの地域の方々にお越し頂きました、厚く御礼申し上げます。銀座商店街は今後も魅力ある商店街を目指し所沢のまちづくりを応援いたします。