春休みに親子3世代で芸術鑑賞を


「文化と芸術で地域貢献活動」
所沢文化フォーラムが春休みにファミリーコンサートを開催

所沢文化フォーラム主催する「第10回所沢ファミリーコンサート」が4月3日(水)午後2時から、所沢市中央公民館ホールで開催されます。
ソプラノ、メゾソプラノ、テノール、バリトンが勢ぞろい。プログラムは懐かしい歌のやオペラの名場面曲で構成され、子ども(小学生以上)から大人まで親子3世代で楽しめる内容になっています。


▲開催案内パンフレットより

【開催日時】2019年 4月3日(水) 午後2時~(開場午後1時半)

【会 場】所沢市中央公民館ホール(所沢市元町27番5号)

【入場料】前売り1000円 当日券1200円
※未就学児の入場はご遠慮ください

【チケット販売】
(株)アイビーホーム ☎04-2939-8991(火・水定休)
所沢市寿町23-2グレーシアタワーズ所沢1階

税理士法人シン中央会計 ☎04-2994-5080(土・日・祝日定休)
所沢市久米551-3東亜ビル1階

【お問い合わせ・ご予約】
所沢文化フォーラム 松尾さん
080-1188-9411
✉tokorobunka※gmail.com (※を@に変更してメールしてください)


文化と芸術で地域貢献

このコンサートの魅力をお伝えする前に、まずは主催する「所沢文化フォーラム」という団体についてご紹介します。

「所沢文化フォーラム」は、慶応義塾大学の同窓会「連合三田会」の中の所沢地域で設立された「所沢三田会」を母体として運営されている組織です。

「所沢三田会」は結成されて今年で10周年。〝地域貢献活動〟の一環として文化芸術イベントを開催し、三田会会員に加えて所沢市民にも文化や芸術に親しんでもらおうと活動しています。


地域の子どもたちの福祉に

「所沢三田会」には、多彩な才能と経歴を持つ会員が在籍し、人脈を生かしながら様々なイベントを開催しています。これまでの恒例イベントは文化人や慶應義塾大学の先生方など著名人の「講演会」、声楽クラシック音楽を中心とした「ファミリーコンサート」、「ピアノリサイタル」、「落語を楽しむ会」などがあります。

また、イベントの収益金とイベント時に集まった募金は、所沢市社会福祉協議会を通じて、主に地域の子ども福祉を対象とした「所沢市こども未来基金」に寄付し、年末には「子ども食堂」にクリスマスケーキを寄贈するなどの貢献活動を行っています。


第10回「ファミリーコンサート」

10回目の節目を迎えた「ファミリーコンサート」は、所沢三田会の会員で声楽家の小島常弘さんを中心としたコンサートを開催してきました。毎回テーマが設定され「親しみがあるプログラム構成で聴きごたえがある」と好評です。今年も子どもからシニアまで、親子3世代で楽しめ、春休みの家族の芸術鑑賞にぴったりな内容です。

第1部のテーマは「おとなたちの、なつかしい歌」

スカルラッティ、モーツァルト/すみれ
ウエルナー、シューベルト/野ばら
アイルランド民謡/ロンドンデリーの歌
山田耕作/あわて床屋 他

第2部のテーマは「オペラの名場面曲」

プッチーニ作曲歌劇「ボエーム」より
・冷たき手・私の名はミミ・麗しき乙女

ヘンデル作曲歌劇「リバルド」より
・私を泣かせて下さい

ワーグナー作曲歌劇「タンホイザー」より
・タ星の歌

モーツアルト作曲歌劇「ドンロジョヴアンニ」より
・お手をどうぞ

ヴェルディ作曲歌劇「ドンロカルロ」より
・あの方!まさしく皇太子!心に愛を注ぎし神よ 他

のプログラムが用意されています。


出演者の紹介


門口千絵美(ソプラノ)

東京音楽大学卒業。同大学大学院オペラ研究領域修了。大学院入学時特待奨学生となる。“ソロ・定期演奏会”“卒業演奏会”JT主催“アフタヌーンコンサートvol.147”読売新人演奏会“二期会オペラ研修所コンサート”等に出演。
オペラではモーツアルト「フィガロの結婚」スザンナ・ドニゼッティ「愛の妙薬」アディーナ役・ロッシーニ「シンデレラ」クロリンダ役を演じる。
第59回全日本学生音楽コンクール奨励賞受賞。第27回ソレイユ音楽コンクール入選。
鈴木靖子・林ひろみ・釜洞祐子・星洋二・三林輝夫の各氏に師事。
二期会会員。



進 美沙子(メゾ・ソプラノ)

東京音楽大学声楽学科卒業。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部第22期修了。
これまでオペラでは「マルタ」ナンシー役、「泥棒とオールドミス」ミス・ピンカートン役、「コシ・ファン・トゥッテ」ドラッベラ役、「フィガロの結婚」ケルビーノ役、「ランスヘの旅」メリベーア侯爵夫人役、「蝶々夫人」スズキ役、ケイト役、「ウェルテル」シャルロッテ役、「カルメン」カルメン、「アドリアーナ・ルクブルール」ブイヨン公爵夫人役等で出演。2011年夏イタリア、トッレ・デル・ラーゴ、プッチーニフェスティバルにおいて「マダム・バタフライ」スズキ役アンダースタディー及び芸者役で出演。
その他「グローリア」アルトソロなど宗教曲アルトソロを務めるほか各種コンサートに出演。



小島常弘(テノール)

小島さんは、定年退職後から、坂口卓也氏に師事し声楽の勉強を本格的に開始した異色の声楽家。コンクール受賞歴は多数。
2006年日本演奏家コンクール入選、
KOSMAアマチュア声楽コンクール「金賞・奨励賞」を受賞
2009年第3回横浜国際音楽コンクールアマチュア声楽部門第二位受賞(第一位なし)、2012年9月第一回ウィーンオペレッタコンクールアマチュア部門第一位を受賞。
また、コンサートも数多く出演し好評を得ています。
2006年本場のウィーン・サロンオーケストラと川ロリリア音楽ホールで共演
2009年CLAアンフィニ。スタジオオーケストラと共演
2009年中目黒GTプラザホールにて第一回ソロリサイタルを開催
2010年5月と2013年3月
東京オペラシティ・リサイタルホールでジョイントコンサート出演
2011年テレビ朝日「題名のない音楽会」に出演。



吉田敦(バリトン)

東京音楽大学声楽科卒、同大学研究科オペラコース修了。東京音大声楽教員、東京二期会正会員を経て現在フリーランス。
正当ベル・カント継承者にして名バリトン歌手、ブルーノ・ダルモンテ氏に師事。オペラ、オペレッタ、ミュージカル他、数々の舞台に主演。シリアスな役から喜劇的な役まで幅広いレパートリーを持ち、その圧倒的な歌唱、存在感のある演技は、常に観衆を魅了している。
下咽頭癌で一時、声を失うも、すぐに復帰。スペインのサラゴサ万博、中国の上海万博にミュージカル主要キャストで出演するなど、海外でも活躍。第九、メサイア、レクイエム等、宗教曲のソリストとしても定評がある。また、ヴォイストレーナーとして力を発揮。プロ、アマ、ジャンル関係無く、全国で指導。その生徒は多方面で活躍している。
演出、脚本、指揮、合唱指導者でもある。一昨年、還暦リサイタル今年は、デビュー40周年を迎え、今尚、進化を続けている。
うた芝居吉田組主宰。和光女声コーラス、混声合唱団「童」、女声コーラス「ハナミズキ」、指揮者、ヴォイストレーナー。三条吉田塾主宰。



西澤ことは(ピアノ)

国立音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業。在学中より伴奏の研鑽を積む。
卒業後は同大学にて歌曲演奏補助員を、また、坂口声楽塾のレッスン伴奏、ローザンヌ・プラハ歌劇場の日本公演の際には子供合唱の伴奏。アシスタントを務める。現在、文化庁巡回公演、多数のコンサートでのピアノ伴奏、合唱指導等を務める傍ら、ピアノ教室を開校し、多くの生徒の指導を行っている。これまでに、種田靖子・小宮康祐・山内のり子各氏に師事。


【チケット販売】

【入場料】前売り1000円 当日券1200円
※未就学児の入場はご遠慮ください

◆(株)アイビーホーム ☎04-2939-8991(火・水定休)
所沢市寿町23-2グレーシアタワーズ所沢1階

◆税理士法人シン中央会計 ☎04-2994-5080(土・日・祝日定休)
所沢市久米551-3東亜ビル1階

【お問い合わせ・ご予約】
所沢文化フォーラム 松尾さん
080-1188-9411
✉tokorobunka※gmail.com (※を@に変更してメールしてください)

2019年3月18日 記者 成田知栄子

 


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