2025年6月12日(木)、6月14日(土)は、所沢でマダガスカルを体感


映画で旅するマダガスカル!マダガスカルを感じる映画上映会&スペシャルトーク!を開催

アフリカ東海岸のインド洋に浮かぶ島国、マダガスカル。
自然豊かで動植物の多くがマダガスカルのみに生息する固定種で、生物多様性を感じられます。音楽や踊りも日常に近いところにありそうな国です。

そのマダガスカルを体感できる映画の上映会&対談トーク(トークは2025年6月14日(土)のみ)を狭山市や所沢市などで映画上映をしているパタパタシネマ!が所沢市北野にあるスタジオ、Turiiya(トゥリーヤ)で開催します。

上映作品はこちらの2作品!
どちらもドキュメンタリーとドラマを融合したスタイルです。

『ヴァタ~箱あるいは体~』(2022)

  • 監督・脚本・制作 亀井岳
  • マダガスカルの死生観に魅せられた日本人監督が全編マダガスカルで撮影したロードムービー
  • https://vata-movie.com

『ギターマダガスカル』(2015)

  • 監督・脚本・制作 亀井岳
  • 奇跡の島で奏でられる、死者と生者をつなぐ音楽-知られざるルーツに迫る未踏のロードムービー

高校生のときからマダガスカルの音楽に魅了されてきた亀井岳監督。『ギターマダガスカル』の撮影の中で同国の死生観にも興味を持ち、全編マダガスカルロケでマダガスカル人のキャストのみで『ヴァタ~箱あるいは体』を撮影しています。

マダガスカルに傾倒しているおふたりによる、対談トーク!

6月14日(土)は、2作品を上映する合間の時間、本2作品の亀井岳監督と、マダガスカル産のバニラビーンズを取り扱うCo・En corporation代表の武末克久さんをお呼びしての対談によるトークも行います。

武末さんは、年に一度以上はマダガスカルを訪問しています。※アグロフォレストリーで育ったマダガスカル産バニラビーンズやそれを加工した商品を販売されています。

※ 森を育てながら農業を営む形です。多種多様な草木(作物)が植えられ、そこは森のような場所になります。アグロフォレストリーは、環境にも、そして生産者にも大きなメリットをもたらす、まさに人と自然が共生する農法です。

なかなか普段、触れられない国の貴重なお話が聞けることは間違いありません。
きっと好奇心を刺激します。

6/14(土)はCo・Encorporationさんの商品も並ぶ予定です。
また、武末さんのマダガスカルとの出会いなどのインタビューを含む書籍『世界を配給する人々』(アーヤ藍著)の販売もあります。


▲亀井岳(かめい たけし)監督

亀井岳監督プロフィール
映画監督・映像作家

金沢美術工芸大学大学院卒。造形から映像に表現方法を移す。モンゴルを旅して出会った伝統音楽をもとに、『チャンドマニ ~モンゴル ホーミーの源流へ~』(2010年)で長編映画デビュー。積年の想いを経てインド洋に浮かぶ島、マダガスカルの音楽をテーマにした『ギターマダガスカル』(2014年)を製作。その地に営む人々と自然との関わりから育まれる文化をテーマに目に見えないものを表現する。


▲武末 克久(たけすえ かつひさ)さん

武末 克久さん

農学修士課程修了後、製薬会社勤務を経て、環境経営コンサルタントとして企業の持続可能な調達や生物多様性保全に取り組む。2017年、観光で訪れたマダガスカルで、森林と共生するアグロフォレストリー農法に感銘を受け、バニラ農園との出会いをきっかけに、バニラの輸入・販売を手がけるCo・En Corporationを2020年に設立。「Farmer to You」をコンセプトに、生産者の顔が見えるバニラを日本に届けることで、持続可能な農業と消費の架け橋となることを目指している。

自然に囲まれたTuriiya(トゥリーヤ)で開催!

会場は、所沢市北野にある元お蚕小屋である建物の2階を改装したスタジオ、Turiiya(トゥリーヤ)。写真のように過去に何度か上映会も開催しています。

普段は、オーナーのさやかさんのセルフケアやマッサージ、ゲストによるパーマカルチャー講座などが開かれている場です。
自然に囲まれた、とても居心地の良い場です。
マダガスカルの雰囲気とも合います。
Turiiyaにお越しいただくだけでも、リラックスした、いい時間が過ごせます。

2作品同時に鑑賞するとお得!

2作品を同時に鑑賞することによるチケットの割引もあります。
もちろん、1作品だけでもOKです。

行くことも見ることも聞くこともなかなかない国のこと、きっとワクワクするでしょう。ぜひ参加してみてください。

【上映会情報】

patapatacinema kimamatheater
madagascar movie screening 2days!🇲🇬

▶︎上映作品
『ヴァタ~箱あるいは体~』(2022年)
-story-

タンテリとザカ、スル、そして離れ小屋の親父の4人は、出稼ぎ先で亡くなったタンテリの姉・ニリナの遺骨を取りに行き、ルールを守って持ち帰るよう命を受け、それぞれ楽器を手に片道2、3日かかる村へ旅に出る。
4人は途中、出稼ぎに行ったまま行方知れずの家族の息を求めて旅するルカンガの名手・レマニンジに遭遇。
果たして4人は、無事ニリナの骨を故郷に持ち帰り、ニリナは“祖先”となれるのか。レマニンジは、家族を見つけ、長い旅を終えられるのか。

『ギターマダガスカル』(2014年)
奇跡の島で奏でられる、死者と生者をつなぐ音楽-知られざるルーツに迫る未踏のロードムービー。

開催日時:
2025年6月12日(木)

『ギターマダガスカル』
15:00(開場14:30)~16:50頃

『ヴァタ~箱あるいは体~』
17:30(開場17:10)~18:55頃

*ドリンク、書籍『世界を配給する人びと』販売あり

料金:

  • 1作品1600円
  • 2作品3000円
  • 高校生以下1作品800円
  • 小学生以下1作品500円

2025年6月14日(土)
****上映&トーク****

『ヴァタ~箱あるいは体~』
14:30(開場14:00)~15:55頃

16:15頃~16:55頃
亀井岳監督×Co・En corporation代表 武末克久さん対談トーク
※次の回のみご鑑賞の方もお聞きいただけます。16: 00頃お越しください。

『ギターマダガスカル』
17:30(開場16:00)~19:16頃

料金:

  • 1作品1800円
  • 2作品3500円
  • 高校生以下1作品800円
  • 小学生以下1作品500円

会場:
Turiiya(トゥリーヤ)
埼玉県所沢市北野1-13-8 2F
*絨毯に直座りでの鑑賞です

申し込み:
下記の申し込みフォームから申し込み。
https://forms.gle/rqikRdApk5PcKCei6
または、パタパタシネマ!のメールpatapatacinema@gmail.comかDMへ直接、お名前、連絡先、参加希望日、希望回、参加人数をご連絡ください。

さいごに

-主催 パタパタシネマ! とは-
自身の経験から、映画の多様なストーリーが観た人の人生や暮らしを豊かにし、本質的な自分に近づくと考え、カフェやホールなどで映画の上映を始めました。

ドキュメンタリー映画が中心でフィクションも混ぜながら上映しています。

関心のない方にも映画が届くよう、身近な地域(主に所沢や狭山など)で映画を上映することで、本当の自分を生きることへのきっかけを提供しています。


この記事を書いた人

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ぱたこ Patako

狭山市出身。所沢市在住。2016年11月より、パタパタシネマ!という名前で自主上映活動を始めました。カフェやお店をお借りして、ドキュメンタリーを中心にフィクションも織り交ぜた作品選びで、上映会を開催しています。一緒に活動する仲間も募集中。「人と映画」「人と人」を繋ぎ、皆さんが自分らしい人生を生きていくための選択肢や情報をお届けしたいと思っています。好奇心は旺盛で、カフェやお店をリサーチするのも好きです。

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