所沢に、自然に囲まれたシアターが毎月出現! 9月はドキュメンタリー映画『タリナイ』を上映


自然の中でリラックスしながら、共に映画を観る

所沢市北野に、お蚕小屋の2階を改装したスタジオTuriiya(トゥリーヤ)※以下トゥリーヤがあります。
ふだんは、オーナーのさやかさんによるヨガクラスやマッサージが定期開催し、その他踊るイベントやマーケット、上映会も開催されています。
 

お蚕さんの小屋だった建物の2階を改装してスタジオとして利用
 

『studio Turiiya』は2023年4月にオープン
Turiiya Instagramhttps://www.instagram.com/studio_turiiya?igsh=MWV0dDBhd2JhbjR5bg==
 
トゥリーヤのまわりは森や川に囲まれており、風がそよぐ音や木々のざわめき、鳥のさえずりが日常音。自然に包まれたような感覚で、心と体がリラックスできる場です。
 
そんなトゥリーヤに、9月から毎月、小さなシアターが出現します。
鑑賞席は絨毯ですが、椅子も何脚かご用意しています。
西埼玉エリアを中心に映画の自主上映会を開催しているパタパタシネマ!が企画した上映会をトゥリーヤで毎月開催します。
 

 

パタパタシネマ!が6月にトゥリーヤで開催したマダガスカル上映会。このときは監督とゲストによるトークもありました
 

9月15日(月・祝)、父の戦地であったマーシャル諸島を巡る息子の旅を撮ったドキュメンタリー映画『タリナイ』を上映

 

 

 
トゥリーヤで9月に上映する作品は、『タリナイ』『keememej』の2作品です。
どちらも、マーシャル諸島を舞台とする、戦争がテーマのドキュメンタリー映画で、大川史織監督の作品です。
 
『タリナイ』『keememej』公式HP
https://www.tarinae.com
 
マーシャル諸島共和国は、太平洋上にある島で、ほとんどが環礁で構成されている国です。
 
みなさんは、この、マーシャル諸島が戦場だったということはご存知でしょうか?
 
佐藤冨五郎さんという、戦時中マーシャル諸島に配属になった日本兵の方の日記が奇跡的に息子さんに届きました。
その日記をもとに、息子の勉さんが父の戦場を巡るマーシャル諸島へ旅に出た、その記録がドキュメンタリー映画となっています。
戦争のつめ跡が今でも残るマーシャル諸島の風景とそこに住む人たちの歌やお話も日本との関わりを物語り、興味深いストーリーです。
 

 
体験したことがない戦争というもの、なかなかイメージしづらいところもあります。
本作では、個人的なひとりの日記に綴られた思いによって、個人の視点からみた戦争というものを想像できます。
ぜひ、スクリーンで体験してもらいたい作品です。
 

 

『タリナイ』のワンシーンたち
 

若い人にも観てもらいたい思いから、22歳以下無料

 
-マーシャル諸島、父の戦場を巡る旅へ-
 
▼『タリナイ』
intoroduction
 
アジア・太平洋戦争中、日本の委任統治下にあったマーシャル諸島では、
約2万人の日本兵が命を落とした。
その一人、佐藤富五郎さんは飢えで亡くなった。
亡くなる数時間前まで書き続けていた日記は戦後、戦友によって家族のもとに届けられた。
日本から遠く離れた太平洋の島での最後の日々が、克明に綴られている。
 
2歳で父と別れ、74歳になった息子の勉さんは、日記を手がかりに父の最期の地w巡る旅に出る。マーシャル諸島に住んだことがある若者たちが案内役となった。
 
ひとりの日本兵の魂を追いかけつつ、
不意にマーシャルの人々の「記憶に触れ、慌てる。
これは、ただの慰霊の旅なのか?
美しい海と陽気なウクレレが心にざわめくドキュメンタリー。
 
■■■上映会詳細■■■
上映作品:
-大川史織監督作品ダブル上映-
『タリナイ』
(2018/日本/93分)
 
『keememej(ケーメメッジ)』
(2022年/日本/93分)
 
@tarinae_film
 
開催日時:
2025年9月15日(月・祝)
①『タリナイ』
13:30(開場13:00)~15:03頃
 
②『kememej』
16:00(開場15:45)~17:33頃
 
①上映後、感想シェアあり
 
料金:
①1600円
②1600円
①&②2作品鑑賞3000円
※22歳以下無料
 
場所:
Turiiya (トゥリーヤ)
@studio_turiiya
埼玉県所沢市北野1-13-8 2F
 
申し込み:
下記の申し込みフォームから申し込み。
https://forms.gle/xzKeZHMcG6vnZYs48
または、メールpatapatacinema@gmail.comかDMへお名前、連絡先、参加希望回、人数をご連絡ください。
 

10月以降もトゥリーヤへ映画を観に行こう

毎月、トゥリーヤで開催する上映会。
10月の上映作品も決まっています。
 
10月は今年の春に開催された「ヒルマ・アフ・クリント」展の記憶も新しい、スウェーデンの画家、ヒルマ・アフ・クリントに迫るドキュメンタリー映画を上映します。
 

詳細は、こちら↓
https://forms.gle/4Vojm4TGvhpjL9Qj6
 
こちらもお楽しみに!
 

さいごに

-主催 パタパタシネマ! とは-
自身の経験から、映画の多様なストーリーが観た人の人生や暮らしを豊かにし、本質的な自分に近づくと考え、カフェやホールなどで映画の上映を始めました。
ドキュメンタリー映画が中心でフィクションも混ぜながら上映しています。
関心のない方にも映画が届くよう、身近な地域(主に所沢や狭山など)で映画を上映することで、本当の自分を生きることへのきっかけを提供しています。
 

パタパタシネマ!Instagram▶@patapatacinema


この記事を書いた人

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ぱたこ Patako

狭山市出身。所沢市在住。2016年11月より、パタパタシネマ!という名前で自主上映活動を始めました。カフェやお店をお借りして、ドキュメンタリーを中心にフィクションも織り交ぜた作品選びで、上映会を開催しています。一緒に活動する仲間も募集中。「人と映画」「人と人」を繋ぎ、皆さんが自分らしい人生を生きていくための選択肢や情報をお届けしたいと思っています。好奇心は旺盛で、カフェやお店をリサーチするのも好きです。

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