【デジタルスタンプラリー】「とことこサンタみせめぐり」に、とことこ参加してみた!
今年は番外編ですよ。いつもの「サンタを探せ!」が、今年はデジタルスタンプラリーになって帰ってきた!
所沢の冬の恒例イベントが、今年は「番外編」として開催されました。
これまでのイベントを安心して継続するためには?と、工夫を重ねたなかでのチャレンジで、「とことこサンタみせめぐり」と題して、5箇所のお店を巡るデジタルスタンプラリーが企画されました。
平日を含めた5日間、各日50名限定のイベントで、2021年12月11日(土)最終日に参加した様子をお伝えします。
▲今回運営にあたった、野老澤町造商店(ところざわまちづくりしょうてん、愛称:まちぞう)の皆さん
とことこサンタみせめぐり、いざスタート!
まず、参加申し込みのため、野老澤町造商店(ところざわまちづくりしょうてん、愛称:まちぞう)へ!入り口で検温と記名に手指消毒。参加費一人200円を払って、参加用紙とサンタ帽、アマビエ缶バッチをもらいます。今回は、“運動不足が悩み”という祖母を誘って2人で参加してみました。
※野老澤町造商店(ところざわまちづくりしょうてん、愛称:まちぞう)は、所沢市元町にある、所沢市の魅力発信拠点。年間を通して、さまざまなイベントや展示を開催しています。
デジタルスタンプラリーという新しい方法ではあるものの、80を過ぎた祖母でも理解できるほど、参加方法はとっても簡単!スマホ1台で、4名まで参加できます。
▲わかりやすく参加方法の説明をする、まちぞうの杉本光江(すぎもと みつえ)さん
参加用紙にあるQRコードを読み取ると、スマホにこんな画面が現れます。サンタクロースの帽子と衣装を着たトコろんが微笑んでいます。可愛い!
あとは、市内5箇所のスポットでQRコードを読み取るだけ!地図を見てみると、まちぞうから駅まで道なりに沿って歩いて行けば良いので、祖母とゆっくり歩いても片道30分で行けるかな??午後のお散歩にもピッタリです。
▲今回の開催概要が書かれています
①一番札所 美容室スターライト https://tokorozawanavi.com/shop_star-right/
②二番札所 所沢錦華園 https://kinkaen.hanatown.net/
③三番札所 海老屋商店 https://www.prope.or.jp/ebiyasyouten/
④四番札所 タイトーステーション https://www.taito.co.jp/store/00001954
⑤五番札所 西武所沢S.C. https://www.seibutokorozawa-sc.jp/
二番札所の所沢錦華園。12月らしくシクラメンが店頭に並ぶなか、お店のガラス窓にQRコードを発見!QRコードをかざすと、スタンプGETの表示が。
▲お店の営業の邪魔にならない場所に貼ってありました
三番札所は、場所がすぐにわからず、同じく参加していた小学生くらいの男の子に聞いて一緒に探しましたよ。
▲海老屋商店
混雑を避けるために平日も含めたプチ開催とした今回ですが、例年開催してきた「サンタを探せ!」の知名度があってか、あちらこちらでサンタ帽姿の参加者とすれ違いました。
▲クリスマス装飾のプロペ通り商店街
途中、プロペ通り商店街内のお店で買い物をしながら、無事スタンプ5つすべてゲット!寄り道をしなければ、往復1時間以内で参加できそうでした。
▲こんな感じで一つずつ貯めていき、5つコンプリートです
街の中での、楽しい出会い!
スタンプを集めると、次はガラポン抽選!会場は、受付場所と同じ「まちぞう」さん。そこへ戻る途中、所沢にとどまらず、今や有名人の「たわしおじさん」に遭遇しました。シンボルの“たわし”たちもクリスマス仕様に着飾って、その背中には…「メリータワシマス」。
▲あっ!たわしおじさん
思わず声をかけずにはいられませんでした。すると、快くポーズを決めてくれた「たわしおじさん」撮影に成功!
▲手持ちのうちわで、しっかりこのイベントもPR
さらには、「所沢で映画製作決定!」のニュースも教えてくれましたよ。宣伝担当なのだそうで、こちらも詳細が気になります。
▲どんな映画なんでしょう
さて、まちぞうに戻って、ガラポン抽選にチャレンジ!すでに、スタンプラリーを終えて、戻ってきているお友達家族に会いました。
▲参加者には生後1ヶ月の赤ちゃんも
また、このイベントを撮影していた所沢市の市民カメラマンの方にもお会いできました。市民カメラマンとは、広報紙や所沢市ホームページなどに掲載する写真や映像の撮影・編集をするカメラマンのことで、平成17年6月に全国で初めてスタートした市民カメラマン制度。参加者の皆さんに声かけをして、所沢のさまざまなイベントの風景や人々を撮りためているそうです。
▲市民カメラマンの伊藤磨紀子(いとう まきこ)さん。ご本人手作りキャラクター「カエルさん」と「ヨシヲ」と一緒に
▲景品は、1等から3等まであります
早速、ガラポン抽選に参加すると、祖母は2等、私はなんと1等が当たりました。ガラポン抽選会は、ハズレなし!景品は、西武ライオンズグッズやお菓子引換券など、そして1等は、今流行りの鬼滅の刃グッズや商品券!私が選んだのは、容量たっぷりの「禰豆子が入っている木箱」リュック。そして、市内の取り扱い店舗一覧から選べる商品券では、陶芸工房「たびびとの木」さんの商品券1000円を選びました。この「たびびとの木」さん、最近では、所沢駅東口で開催されるマイパークマーケットでの出店などもしており、教室のほか、陶器のアクセサリー製作&販売もしているんです。
後日早速、たびびとの木さんへ行き、ずっと気になっていた陶器のピアスと、干支の植木鉢を購入しました。商品券が、”所沢”のお店で使えるのが嬉しいです。
▲これが禰豆子の木箱リュック!そして、購入したピアスと置物
平日参加が難しく、5日目となる最終日に駆け込み参加でしたが、初めて体験したデジタルスタンプラリーは方法も簡単で、ゆっくり街を散策しながら参加できて楽しかったです。祖母は往復歩きで少し疲れていましたが、スピードを競うものではないので、自分たちのペースで歩き回れたのが良かったそうです。
実験的な取り組みであった番外編は大成功
今回の「番外編」開催について、とことこまちづくり実行委員会 実行委員長の田畑大介(たばた だいすけ)さんに話を伺うと、「コロナ禍でも行える非接触型のイベント開催について県などに相談し模索するなかで、今回の「サンタを探せ!」が企画されました。イベントの狙いとしては、①非接触型であること、②参加人数を少なくすること、そして、③商店街と盛り上がれることの3つがありました。参加者を分散させるために平日1時から4時の開催も設けましたが、最初は参加人数が本当に少なかったですね。その後、スタッフのチラシ配りなどのPRもあって、結果5日間で130名ほどの参加がありました。サンタ帽を配布することで、にぎわいの創出にもつながったと思っています。所沢市内で年に4、5回のイベントを企画しているので、今回実験的に行ったこの取り組みを、他の規模、形態のイベントにも活かしていきたいところです。今回の番外編、実験的な要素の多い企画でしたが、結果大成功に終わり嬉しいです!」と話されていました。
来年、果たして例年の「サンタを探せ!」になるのか。今回の番外編がモデルとなるのか。「サンタを探せ!」はこれからも試行錯誤を重ねながら、愛される「冬の街イベント」として根付いていきそうです。
▲たわしおじさんの「たわし」と、市民カメラマン伊藤さんお手製のキャラクター「カエルさん」と「ヨシヲ」のショット
画像提供:伊藤磨紀子さん
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