笑顔と希望、心をつなぐ一歩を所沢で!リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022ところざわ開催!


がん征圧・患者支援チャリティーウォークイベント 所沢航空記念公園で5月28日(土)29日(日)開催

 

がん征圧とがん患者・家族支援のための世界共通チャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ」。ここ所沢では、2021年10月16日にオンラインで初開催されました。コロナ禍の中で、試行錯誤を重ねての企画となったこの時の経験を生かし、第2回目の今年は屋外会場でのリアル開催を予定。「1人でも多くの人に希望の光を」の想いをのせたチャリティーウォークイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022ところざわ」が、2022年5月28日(土)・29日(日)に所沢航空記念公園で一歩を踏み出します。

取材:2022年5月 寺田由紀子


願いを込めて歩く〝絆のリレーウォーク〟

▲全国各地で行われている「リレー・フォー・ライフ」。リレーウォークで想いをつないでいきます(「リレー・フォー・ライフ・ジャパン川越」開催時の様子)

「リレー・フォー・ライフ(Relay For Life)」は1985年、1人の医師がトラックを24時間走り続け、アメリカ対がん協会への寄付を募ったことが始まり。以後、「Save Lives(セーブライブス)」を使命に「祝う(Celebrate)」「しのぶ(Remember)」「立ち向かう(Fight Back)」の3つのテーマのもと、がん経験者やその家族を支援し、地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指し、1年を通じて取り組むチャリティー活動として世界中に広がり、今では世界約30カ国約4500カ所で開催、年間寄付総額は約300億円にのぼります。

その年間の活動の締めくくりとなるのがウォークイベント。公園やグラウンドを会場にがん征圧への願いを込めて、参加チームの仲間たちとともに歩くリレーウォークは、多くの人たちの心をつないできました。

 

コロナ禍の中、延期・変更を経て2022年リアル開催へ!

▲「リレー・フォー・ライフ・ジャパンところざわ」実行委員会のメンバーたち(写真上)/念願のリアル開催会場となる所沢航空記念公園(写真下)

日本国内でも2020年度は約50地区でウォークイベントの開催が予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大により、各地で活動中止や大幅な縮小をせざるを得ない状況に。2020年12月に立ち上がった「リレー・フォー・ライフ・ジャパンところざわ実行委員会」でも、2021年5月に所沢航空記念公園でのリアル開催を企画していましたが10月に延期、さらに感染状況を踏まえてリアルからオンラインに変更しました。

初めての開催がオンラインとなりましたが、多くの方にご参加いただき感謝しています」と実行委員長の松島一浩さん。1回目の開催直後から2回目の準備を、実行委員会のメンバー20人とともに進めてきました。「2022年5月は所沢航空記念公園でのリアル開催となります。啓発活動や講演に力を入れたプログラムのほか、埼玉県内で13年以上の開催実績がある川越とさいたま実行委員会の方にもご協力いただけることになりました」


祝福の「サバイバーズラップ」からスタート!

▲がんサバイバーさんたちが最初の1周を歩く「サバイバーズラップ」(「リレー・フォー・ライフ・ジャパン川越」開催時の様子)

所沢航空記念公園で5月28日(土)・29日(日)にいよいよリアル開催される「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022ところざわ」。テーマは前回に引き続き「笑顔と希望をつなぐ出逢いが待っている~所沢で共に歩もう」を掲げました。

初日28日は12:00から開会式。続いてがんサバイバー(がん経験者)さんによる「サバイバーズラップ」が行われます。リレーウォークの最初の1周をがんサバイバーさんたちの手形を押したフラッグを持って歩くもので、がん告知や闘病を乗り越えてこの日を迎えられたことを参加者みんなで祝福。当日はがんサバイバーさんの受付やフラッグ作成などを、川越とさいたま実行委員会による「チーム彩の国」がサポートします。

その後、11の参加チーム(保険会社・患者会・医薬品関係会社・化粧品会社・チーム彩の国)がリレー形式で会場を歩き、想いをつないでいきます。


立ち向かう!充実の啓発プログラム

オンラインでも配信!

さらに今回のイベントで力を入れたのが啓発プログラム。「がんのこと、知ろう・話そう・考えよう」をテーマに、最新治療法や体験談、心のケアなどさまざまな切り口の講演5本を企画しました。

「講師の方は会場特設ステージでのリアル登壇、またはオンライン登壇のいずれかの形式でご講演いただきます。会場でお話を聞いていただくのはもちろん、Zoom参加でも視聴できます。YouTubeでも同時配信しますのでぜひご参加ください」と学生ボランティアで、オンライン担当の藤野さん。

講演内容は次の通りです。

【啓発企画・講演~がんのこと、知ろう・話そう・考えよう!】

◆講演① はたらく免疫細胞たちのお話「がんサバイバーの嫁から学んだ免疫のこと」

◆5月28日(土)13:00~13:40/会場ステージにてオンライン

◆講師・井口 晋利(ゆきとし)先生/いぐち歯科クリニック院長/早稲田医学院歯科衛生士専門学校 生化学講師

第1回目のイベントでのケアギバー体験談が多くの人の共感を呼んだ井口先生。今回は奥様の闘病を通して実感した免疫細胞の働きの大切さなど、免疫細胞についてわかりやすく教えてくれます。

 

◆講演②「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT: Boron Neutron Capture Therapy)の最前線」

◆5月28日(土)14:00~14:50/会場ステージにてオンライン

◆講師・髙井 良尋(よしひろ)先生/(一財)脳神経疾患研究所 附属南東北BNCT研究センターセンター長/弘前大学名誉教授

2020年から保険診療開始になった放射線がん治療法「BNCT」の歴史や原理、実際の治療の流れ、保険診療開始からの治療成績について、患者さんやご家族の方にもわかりやすく紹介します。

 

◆講演③ サバイバー体験談「夢を持つこと、その先に広がる多くのつながり」

◆5月28日(土)16:35~17:25/会場ステージに登壇

◆講師・椿 浩平氏/三井住友海上保険(株)トライアスロン部所属/トライアスロン、アスリート

トライアスロン選手として五輪出場を目指していた椿さん。髄芽腫を患い闘病、復帰するも以前の自分とのギャップに悩み引退を考えましたが、再び競技と向き合い、東京2020パラリンピックで伴走者として銅メダルを獲得しました。現在は新たな思いで、自身のパリ五輪出場を目指す椿さんからの熱いメッセージをお届けします。

 

◆講演④ がん哲学外来カフェ「がん細胞から学んだ生き方」~がん細胞で起こることは、人間社会でも起こる=がん哲学

◆5月29日(日)10:00~10:30/会場ステージに登壇

◆講師・樋野 興夫(ひのおきお)先生/順天堂大学名誉教授/(一社)がん哲学外来理事長/新渡戸稲造記念センター長/恵泉女学園理事長

◆突然のコロナ禍や大国による戦争など、理不尽な出来事に自分の在り方や生き方を考えさせられる今の時代。がんサバイバーさんのみならず、今を生きる全ての人々へ「心の処方箋」をお届けします。

 

◆講演⑤「コロナ禍で検診・受診を妨げているものは何か」

◆5月29日(日)11:30~12:00/会場ステージに登壇

◆講師・垣添 忠生会長/(公財)日本対がん協会会長/国立がんセンター名誉総長

コロナ禍でがん検診率が低下しています。早期発見・適切な治療こそ最大のがん予防。コロナ禍でのがん検診、受診についてお話します。


「1人でも多くの人へ希望の光をともしたい」

このほか、次のお楽しみ企画もあり、会場を盛り上げてくれます。

◆5月28日=みかぐらのアコースティック演奏、ちっちの紙芝居、プロMUSIKAのバンド演奏

◆5月29日=海賊タロウ&こころ舞踊団のコラボステージ

◆5月28・29日=1回200円からのガラポン抽選会。1等は温泉宿泊券が当たります(ガラポン参加費用は全額寄付されます)

また28日18:30からは「ルミナリエセレモニー」が行われます。亡くなった方へのメッセージや病と向き合っている方への励ましが書かれたルミナリエに火を点し、詩を朗読。がんで亡くなった愛する人をしのび追悼し、病の痛みや悲しみと向き合っている人たちを敬う時間が設けられています。

▲希望の光をともす「ルミナリエセレモニー」

ルミナリエは5月28日12:00~17:00の間、会場で書くことができます(500円)。また、オンラインで記入の代筆を依頼することもできます(1,000円)。

https://relayforlife.jp/tokorozawa/luminarie

「生涯で2人に1人ががんになる時代と言われ、医療も進歩していますが、がんを宣告されるとご本人はもちろん、ご家族も悩みを抱えることがあると聞いています。闘病中で孤独を感じている方もいらっしゃるかもしれません。私たちは治療することはできませんが、そんな方たちの心に寄り添ったり、知る限りの患者会の情報をお伝えしたり、仲間と出会える機会をご提供したりといった活動で、心をつなぐサポートができればと感じています。1人でも多くの方の希望の光をともすお手伝いができれば」と松島さん。

さらに、志を同じくする全国各地のリレー・フォー・ライフ実行委員会の仲間に向けては「感染対策をしっかりと行いながら『開催してよかった』と仲間たちに伝えていきたいです」と決意を新たにしています。

▲「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022ところざわ」会場で、実行委員が制作したオリジナルグッズ・ハーバリウムも販売予定。売り上げは全額寄付されます

【開催概要】
 第2回リレー・フォー・ライフ・ジャパン2022ところざわ【入場無料】
【日時】 2022年5月28日(土)12:00~19:00・29日(日)9:00~12:00 雨天決行 荒天中止
【会場】 所沢航空記念公園 記念館前広場

◆講演のZoom参加やYouTubeでの視聴参加申し込み希望はこちらから。

https://relayforlife.jp/tokorozawa/this_year_online

*新型コロナウイルスの感染状況により時短、またはオンライン開催になる場合があります。
*リアル開催時は厚生労働省のガイドラインに準じた感染対策を講じます。

【主催】リレー・フォー・ライフ・ジャパンところざわ実行委員会/公益財団法人日本対がん協会
【後援】埼玉県、所沢市、厚生労働省、所沢市医師会、所沢市歯科医師会、所沢市薬剤師会、(公財)埼玉県健康づくり事業団
【特別協力】アメリカ対がん協会
【事務局】埼玉県所沢市緑町4-7-17-2F(株)アルタス内
FAX:04-2925-7836
メール rflj.tokorozawa@gmail.com
TEL:090-3311-5166(松島)
HP https://relayforlife.jp/tokorozawa/

*寄付金は年間を通して募集。集まった寄付金は公益財団法人日本対がん協会を通じて、がんの新しい治療や新薬開発(プロジェクト未来)、がんの悩み相談、がん検診受診率アップなどのがん支援活動に役立てられます。

 



記事の執筆者プロフィール

寺田由紀子 Yukiko Terada
元・地域情報紙の編集記者。神奈川県育ちながら、28年間の記者時代に所沢、川越など埼玉のさまざまな場所を取材し〝埼玉愛〟に目覚めました!その気持ちを大切に、所沢の魅力を発信していきます♪趣味は音楽鑑賞&ピアノ。

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