所沢高校出身の漫画家
とことん自分の好きなことを追求する個性的な漫画家!
青春時代を所沢高校で過ごした漫画家さくらいまさん。現在は東京都内で暮らし、漫画家として作家活動に邁進する日々を送られています。
取材日 2019年11月8日 飯塚まりな
「東京銭湯パラダイス」漫画家デビュー
2018年11月「東京銭湯パラダイス」(小学館)でデビュー作が誕生!内容はさくらさんが実際に東京都内の銭湯に一人で行き、入浴して感じたことやお風呂上がりの居酒屋探しなど体験ルポ漫画として描かれています。女性が一人で銭湯や居酒屋で楽しく過ごすことができるかがテーマになっています。
実はこの漫画の表紙はあの有名な「でんぱ組.inc」のメンバーです!すごいですよね。
さくらさんは「でんぱ組.inc」の大ファンだったことから漫画の表紙になったそうです。
アイドルと仕事をするという夢も叶ったと喜ばれていました。
さくらいまさんインタビュー
ここで懐かしの所沢高校での青春時代を語っていただきました!
——所沢高校での思い出は?!
自主自律が重んじられる校風が性に合って、楽しく過ごすことができました。部活は軽音楽部と弦楽部に入っていて、弦楽部では3年生の時に部長も務めました。部活は結構頑張ってやっていて、軽音楽部で組んだバンドでコンテストに応募し、さいたまスーパーアリーナに出演したこともありました。
当時から原宿系の服装が好きだったので、毎日自分の好きな洋服で登校できることがとても嬉しかったです。
みんながお互いの個性を認め合って共存しているのがいい雰囲気で好きでした。
—— 進路を決めるきっかけは?
高校では音楽活動ばかりやっていて、選択授業も音楽をとっていたのですが、趣味で絵を描いている時間が一番楽しいと感じていて、進路を選ぶ際、もっと本格的に美術を学んでみたい、芸術学部に行きたいと思うようになりました。
小さい頃から、そして高校の頃もずっと絵を描いていたので、親や先生などから止められるということもありませんでした。
進路決定が遅かったので、実技試験対策が間に合わなかったのですが、幸い実技試験の無い指定校推薦で玉川大学の芸術学部に入ることができました。
——所沢で友達と遊んだ頃のエピソードを教えて!
当時は所沢にマルイがあって、原宿系の洋服をたくさん取り扱っていたので、バイトのお給料が入ったりセールの時期はまずマルイに行ってました。
友達と放課後に買い物をすることも多かったです。
西武でアイスクリームを食べて、プロペ通りで洋服を見て歩き、ダイエーで雑貨やアクセサリーを買う流れが多かったです。
今でも所沢で当時の友だちとお茶会をすることもあります。
—— 西武ライオンズのファン!その魅了は!?
両親がライオンズファンだったので、小さい頃から球場に連れて行ってもらってました。今でも父親と一緒に西武ドームに応援に行くこともあります。
選手の応援歌やチャンステーマを大声で歌うので、翌日は声がガラガラですが、頑張っている人を応援していると、自分もパワーをもらえます。
特にキャッチャーの森選手が好きです。試合中のかっこいい姿と、SNSなどのオフでのやんちゃな姿のギャップが最高です。
——今後のイベントなどあれば教えて!
毎月第4金曜日に、漫画の最新話が更新されるので、ぜひ見てほしいです。まだ未定ですが、銭湯でのサイン会なども今後やりたいと思っているので、開催された際には来ていただけると嬉しいです。
【取材後記】
実は私もさくらさんと出会ったのはなんと高円寺の小杉湯という昔ながらの銭湯でした!銭湯を通してのイベントがあり、勇気を出して参加したらさくらさんがいたのです!まさかの所沢高校出身!縁を感じてしまいました。
自分らしさをどこまでも大切にし、周りの人にも銭湯の良さを伝える姿が印象的でした。これからも応援したい作家さんです。
※写真は似顔絵を除き、さくらいま様よりご提供いただきました。
さくらいまさんのホームページはこちら
https://saclaima.com/profile.html
毎月第4金曜日に更新されてる最新話はこちらから
https://www.1010.or.jp