月遅れ?の七夕祭り☆彡天の川見るならいつがイイ?
月遅れの七夕祭🎋
七夕祭りといえば、一般的には7月7日に行われますが、所沢では昔から月遅れの8月7日に行なわれていたそうです。
8月に七夕祭りが開催される地域は仙台や、北海道が有名ですが、所沢もそうだったのです。
月遅れで行事が行われる様になった理由には、明治時代に日本の暦が旧暦から今の太陽暦(新暦)に変わったことが関係しているようです。
今回は七夕祭り、暦について少し調べてみましたので、ご紹介したいと思います。
旧暦と新暦
日本では明治時代に改暦が行われ、太陰太陽暦(旧暦)から、現在のグレゴリオ暦のひとつである太陽暦(新暦)が導入されました。
旧暦 明治5年12月3日=新暦 明治6年1月1日
始めから約1ヶ月ズレてスタートした新暦。
更に、現在の新暦は1年365日ですが、旧暦は1年が354日と少なく、新暦と1年で約11日くらいズレてしまいます。
ややこしですねぇ…。
月遅れとは…
行事を新暦上で1ヶ月遅らせて行うことを『月遅れ』といいます。
諸説ありますが、旧暦の日付のまま新暦で行事を行なうと、行事と季節感が合わない
という理由から、単純に1ヶ月ズラす月遅れという考え方が生まれたようです。
旧暦で7月は秋。
七夕を新暦の7月7日で行うと梅雨の真っ最中ですから、旧暦の季節感とは合わないということですね。
本来は旧暦上の日付で行事を行うべきですが、これだと毎年日付が変わり分かりづらくなってしまうので、便宜上、月遅れという考え方が生み出されたようです。
天の川見るなら…☆彡
七夕は旧暦7月7日の行事です。
月の満ち欠けを基準とする旧暦では7日の月は上弦の月となり、月が地平線に沈む時間が早く、月明かりの影響を受けにくいわけです。
今(新暦)の7月7日は、先の解説の通り、「梅雨」の最中なので、旧暦の七夕の夜がおススメです。
今年の旧暦の7月7日となる日は
2016年8月9日(火)
夜空を見上げてみてくださいね☆
所澤神明社七夕祭りのお知らせ
ご紹介してきました通り、所沢では昔から月遅れで七夕祭りが行われてきました。
所澤神明社でも毎年8月7日に七夕祭りが行われます。
神明社では8月7日を中心に、境内に笹竹・くす玉などの七夕の飾りつけをしています。
笹竹にかける短冊も配られますので、願い事を書いて境内の笹竹に結んでくださいね。
所澤神明社
〒359-1143 埼玉県所沢市宮本町一丁目二番四号
電話:04-2922-3919 FAX:04-2939-3939
アクセス
西武新宿線 航空公園駅西口より徒歩6分
西武新宿線 所沢駅西口より徒歩15分
所澤神明社七夕祭