歩ける喜びにプラスアルファの幸せを ドクターネイル爪革命 所沢店 渡辺康子さん【PR】


所沢ノードは、プロぺ商店街の中心に位置する事業を営む人やビジネスを活性化したい人のためのシェアスペースです。
所沢ノードを拠点に活動をしている人の生き方に焦点をあて、起業の背景や今力を注いでいること、現在の活動、仕事をする上で大切にしていることなどをうかがいました。
 
ドクターネイル爪革命は、全国に150店舗のフランチャイズを展開しているフットケアの専門店。渡辺さんは2024年3月に所沢ノードで所沢店をオープンしました。巻き爪、うおのめ、たこといった爪や足裏のトラブルを解決し健康で快適な日常を過ごすためのサポートをしています。
 

ドクターネイル爪革命所沢店 渡辺康子さん
 

多くの高齢者が抱えている足爪トラブル

フットケアに関心を持ったきっかけを教えてください
 
(渡辺康子さん、以下敬称略):私は20年以上、高齢者施設でお年寄りのケアをしてきました。歩行の介助をしていると、ある方が足を痛そうにしていて、よく見ると足の爪が変色して形が変わっていました。これは肥厚爪といい、爪が厚くなり歪んでしまうため、皮膚科にいっても対処が難しいこともあるのです。
 
このような爪になる原因の一つに体が硬くて自分の足先に手が届かないとか、足元が見えにくいとかで、爪をずっと切らずに放置していて、気づいたら凄い爪になっていた!とおっしゃる方が多いのです。家族にも爪を切ってほしいと頼めず我慢してやり過ごしている方もいました。トータル20年、いろんな爪のトラブルを目にしてきました。
 
巻き爪や肥厚爪は、普通の爪切りでは刃が入らず、「どうやって切ったらいいんだろう?」「どうやって削ったらいいんだろう?」と悩み、どうにかしてあげたいという気持ちから、爪切りに関心を持ち、フットケアを学びたい!と強く思いました。
 
もともと高齢者に特化した美容を学んでいたのですが、足の爪にネイルを施す前に、まずは痛みのない健康な爪にすることが大切だと感じました。
 

 

転機はまさかの交通事故

(渡辺):本格的にフットケアの勉強をしようと考えていた矢先、交通事故に遭いました。4年前の2月のことです。自転車に乗っていて車にはねられ、全治6か月の重傷を負いました。
 
背骨が折れ、腰椎も変形してしまい、歩けなくなるかもしれないという絶望感に襲われました。長期間の療養、リハビリを経て歩けるようになりましたが、長い時間立っていたり、重いものを持ち上げるのは難しいと医師に言われました。
 
介護の世界は体力勝負です。車椅子を持ち上げたり、体の大きい人のおむつ交換などは全身を使う重労働。会社からは、無理なくできる簡単な仕事への配置転換も提案されましたが、退職することに決めました。
 
後遺症もあり、しばらくは職には就かず、以前から気になっていたドクターネイル爪革命の養成講座を腰を据えて受講することにしました。そこで理論と技術を学び、シックネイルケアセラピストの資格を取得。今考えるとこの事故が、長年続けた介護職から新しい職への転機をもたらしたのだと思います。
 

 

所沢ノードでの開業

独立して開業するまでのことを教えてください
 
(渡辺):資格を取得後、さらに専門技術を学ぶためにベテランの先生がいる秋津店で修行をしました。そこで技術や経営を学び、施設訪問の際は同行もさせてもらいました。そして今年3月、「ドクターネイル爪革命所沢店」を開業しました。
 
所沢で店を出すと決めたときには、「貸しオフィス」「レンタルスペース」「小スペース」などのキーワードでいろいろな物件を調べました。所沢ノードは、規模がちょうど良かった。必要な機材とリクライニングチェアが置けるスペースがあれば十分で、エステ用のベッドが置けるマンションの一室だと広すぎて家賃負担も大きかったのです。
 
ブースは完全に独立しているわけではなく、上部が空いています。音が大きくならないように気を使いますが、隣のブースや会議室に人のいる気配がするのも、どこかつながっている安心感があるんですよね。
 
お客様からはたまに「ここは隠れ家のようですね」と言われるんですが、全然隠れているつもりないですから(笑)
 
オープンして初めてのお客様は男性でした。削っても削っても皮膚が現れないすごいたこをお持ちの方で、とても記憶に残っています。
 

 

フットケアにプラスアルファ、時には人生相談も

仕事をする上で大切にしていることは何でしょうか
 
(渡辺):私はいつもお客様には、期待以上の満足度を感じて頂けるように努めています。例えば、角質を削ったり取ったりして終わりではなく、原因や再発防止のアドバイスもしています。初めてのお客様には、カウンセリングにも時間をかけて、納得していただいてから施術をしています。
 
施術中にもリラックスして頂けるように、アロマの香りやリクライニングチェアで『癒されるひと時』を体感して頂けるように心がけています。施術後のピカピカになった爪や、スベスベに変化した足裏を見たり触ったりして「わぁ〜綺麗になってる」とお客様が笑顔になった時が、私も嬉しい瞬間ですね。
 
痛みを抱えて来られた方が、帰りに靴を履いて「全然違う!」と言って喜んでくれる姿を見ると「この仕事をしていて良かったなぁ」と改めて思いますね。
 
また最近では人生相談のように、旦那さんの愚痴や育児の悩みなど、さまざまなことを相談されることが増えました。
 
フットケアをしながら、お話を聞いて、私も話すのが好きなのでいつも口が動いて(手もちゃんと動かしていますが)、気づいたら時間がオーバーしていることもあります。
 

 
いろんな相談を受けるので、本気でカウンセリングとか勉強しようかと思うくらいです。足に特にトラブルがなくても、足と心のメンテナンスに来ていただけるとうれしいですね。将来的には、子供からお年寄りまで足にトラブルを抱えている人が、気軽に相談に立ち寄れるような、地域に密着したサロンを目指したいですね。
 
開業して1年目。すべて自分一人で行う大変さはありますし、軌道に乗るにはもう少し時間がかかりそうですが、自分のペースで仕事ができるのはいいですね。それとお客様が皆良い方で、本当に恵まれていると感じます。
 
ドクターネイル爪革命所沢店
完全予約制
営業時間10:00~21:00
〒359-1123 所沢市日吉町4-2 サンプラザ3階 所沢ノード3番
http://dr-nail.jp/salon/tokorozawa/
 


番外編:足裏もメンテナンスしたい!フットケア体験リポート

お話を聞くうちに、自分の足も気になってきました。これまで特に痛みなどのトラブルを感じたことはありませんが、指先が硬くなっていたり、かかとがカサカサしていることは自覚しています。たこやうおのめを削るのは、どのような感覚なのか体験させていただくことになりました。
 

 
フットリフレ(足裏のマッサージ)だけのつもりが…
渡辺さんは、足裏を見るやいなや「硬いところありますね、黄色くなっているのがたこです。かかとの角質も・・・」とiPadで撮影し見せてくれました。そういえば真剣に見たことがなかった自分の足の裏。保湿剤を塗ったらうおのめがくっきり現れました(しかも複数)
 
専用の道具で、まずはタコを削っていくのですが、まったく痛くありません。たこは、靴が大きくて足が前後に動いてしまったり、逆にきつい靴で足の一部が当たるなどの摩擦や外部からの圧力が原因なのだそう。
ドクターネイル独自のマシーンは、水を出しながら削るため摩擦熱が抑えられ、粉が舞い散ることなく衛生的。歯のクリーニングで歯石を取り磨いてもらうときのような気持ち良さです。
 

 
施術を終えて足の裏を手のひらでそっと触ってみると、あの黄色く硬かったところが、自然な皮膚の感触で、全体的に柔らくなっていました。今までフットケアをほとんどしてこなかったのですが、冬は特に乾燥する時期、削ったところはクリームで保湿するのが良いそうです。これからは定期的な体メンテナンスの一つに加えたいと思いました。
 


編集後記

渡辺さんの活力の秘訣は、毎朝飲む自家製スムージーと具だくさんの味噌汁だとか。インタビュー中も終始笑顔で、人の心を自然と開かせる力があるようにも感じました。親しみやすさ、また会いたいと思わせるその人柄こそが、このお店の魅力ではないでしょうか。
 
ドクターネイル爪革命 所沢店
営業時間10:00~21:00
完全予約制
https://dr-nail.jp/salon/tokorozawa/
 
所沢ノード
〒359-1123 埼玉県所沢市日吉町4-2 所沢サンプラザ3F
西武池袋線・新宿線「所沢駅」西口から徒歩2分、プロぺ通り中央
https://tokorozawa.work/


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