新たなご当地マンホール蓋が仲間入り
今回で2度目、小学生の絵をマンホール蓋に
『令和元年度 所沢市「下水道の日」ポスター作品コンクール』で所沢市上下水道事業管理者賞を受賞した作品がマンホール蓋に採用されました。そのマンホール蓋の設置に伴う式典が昨年末に開催され、小学生が描いた2作品が、現在、所沢駅東口歩道に設置されています。このほか、市内には、さまざまなデザインのマンホールが仲間入りしています。マンホール蓋の活用では、全国に先駆けていろいろな取り組みを行なっている所沢。「ご当地マンホール探訪」で、所沢へ来てみませんか?
取材 令和元年12月25日ハル かおり
1 前年度の2倍に迫る442点の応募作品
2回目の開催となった、所沢市「下水道の日」ポスター作品コンクール。今回、前年度の2倍に迫る応募総数の中から、上下水道事業管理者賞として、「低学年の部」「高学年の部」の2作品が選ばれました。また、昨年9月7日にグランエミオ所沢で行われた「下水道の日」キャンペーンにおいては、同コンクールの市民投票が行われ、市民賞も選ばれました。
式典では、記念品が贈呈された後、作品がデザインされたマンホール蓋のお披露目がありました。
受賞者の所沢市立南小学校3年 安田みらいさんは、「私の大好きなお魚さんたちが、気持ちよく暮らせるようになるといいなという思いを込めて描きました。」
所沢市立伸栄小学校6年 田島明祐輝さんは、「小学3年生の頃からマンホールカードを集めていて、気になっていたポスター作品コンクールに小学校最後の夏休みの挑戦として取り組みました。トコろんや魚の絵が目立つよう、背景を虹色にしたのがポイントです。」とそれぞれ作品へ込めた想いを発表しました。
子どもたちの想いの詰まった作品はマンホール蓋のデザインとなり、令和元年12月の設置から約1年間、所沢駅東口の西武鉄道本社前で見ることができます。
▲今回設置されたマンホール蓋 左から「高学年の部」田島明祐輝さん作、「低学年の部」安田みらいさん作
2 マンホールカードって何?
受賞者の田島さんも「集めている」と言っていたマンホールカード、皆さんご存知ですか?これは、下水道広報プラットホームが、全国の地方自治体と一緒に発行している、日本各地のマンホール蓋のデザインやその由来が説明されたカードのことで、下水道への理解、関心を深めるためのコミュニケーションツールとして誕生したものだそうです。
現在、502自治体、605種類ものマンホールカードが誕生していて、全国各地にコレクターも多く誕生しているのだとか。ここ所沢でも、2種類のマンホールカードが作成されていて、所沢市上下水道局や所沢市役所別館で、無料で配布されています。※入手方法や残数については、所沢市ホームページの、「マンホールカードの配布について」を事前にご確認ください。
【リンク先 所沢市ホームページ マンホールカードの配布についてhttps://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kurashi/gesuido/mannho-ruka-do.html 】
3 企業広告マンホールから、イルミネーションマンホールまで!
市内にはこのほか、おなじみのトコろんデザインをはじめ、企業広告として活用されているデザインマンホール蓋や実証実験中のイルミネーションマンホール蓋も見ることができます。また、最近では、埼玉西武ライオンズのパ・リーグ連覇を記念した、優勝記念マンホール蓋も設置されました。
トコろんも、マンホールを覗き込んで興味津々の様子。
ご当地マンホール探しに、ぜひ皆さんも所沢へ来てみませんか♪