【編集部注目スポット5選】メットライフドームエリア竣工!内覧会リポート編


総工費180億円をかけ、「メットライフドームエリア」グランドオープン!

2017年から始まった3年にわたるメットライフドームエリアの改修工事が完了し、2021年3月8日、竣工式と報道陣向けの内覧会が行われました。
この大規模な改修により、野球を観戦するだけなく、試合前や試合中の時間をさらに楽しめるさまざまな施設が誕生。
ツアー形式で行われた内覧会でお披露目となった数ある施設の中から、地元メディアならではの目線で、所沢なび編集部スタッフ「注目スポット5選+α」をお届けして参ります。

本記事では、今年オープンした施設に加え、一昨年、昨年にオープンしたものも含め、新施設を総ざらいで注目スポットをご紹介します!
 


その① リニューアルした観客席より、3つのシートに注目!

●3色の緑を使ったシートグラデーションが目を惹く内野指定席エリア


▲緑のグラデーションが圧巻の内野指定席[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 
2020シーズンから内野指定席エリアに導入したシートは、12球団の本拠地球場では初めてグラデーションカラーを採用。メットライフドームは自然豊かな狭山丘陵に位置し、多摩湖と狭山湖周辺では四季折々に美しく表情を変える雑木林が広がっています。

武蔵野に残る美しい里山の景色をコンセプトに、3色の緑を使って表現。シートカラーの3色は、狭山の名産であるお茶の葉をイメージした明るい緑里山の雑木林をイメージした中間色の緑ボールパークを想起させる深緑で、球場内の観客席は見事なグラデーションが描かれています。
厚さ80mmのシートクッションにリニューアルし、より快適な環境で観戦を楽しむことができます。
 
●今春から稼働開始!コカ・コーラ ダグアウトトップシート!

フィールドギリギリの臨場感や躍動感が味わえる選手のベンチ屋根上に設置された特別なシート。2021年3月16日より使用が開始されます。


▲コカ・コーラ ダグアウトトップシート[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 
ダグアウトの選手と同じ型のベンチシートが使われ、選手たちと一体感を感じることができます。

▲自分も選手の一員になったかのような感覚になれるかも?[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 
●ネット裏パーティーテラスは、接待利用や大切な方へのおもてなしにも・・・

ワイワイ・ガヤガヤ観戦するというよりも、非日常空間を優雅に楽しみたいという方にオススメのスペースです。「屋外スイートルーム」がコンセプト。接待利用や特別な日に、家族や友人と一緒に利用してみるのもいいですね。


▲ネット裏パーティテラス(席数:6名席×2 7名席×4 8名席×4 合計72席)
 


▲ネット裏パーティーテラスからの眺め。ネット裏観客席の最上段にあり、視界を遮ることなく球場全体を一望できます
 

その② 屋外こども広場「テイキョウキッズフィールド」オープン!

野球と遊びを融合したオリジナルの大型遊戯施設「テイキョウキッズフィールド」は今年3月26日から利用開始になります。レジェンドブルーとメットライフドームをイメージしたドーム型の遊具の中では、野球やライオンズに触れながら、迷路やクライミングなどを楽しむことができます。


▲所々にレオ・ライナやホームベースなどのこだわりのデザインが施されています[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 

▲高さ5.5mのタワーから滑り降りるローラースライダーは迫力満点![写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 

▲「テイキョウキッズフィールド」料金表。ご利用には、当日の観戦チケットが必要になります
 

その③ メットライフドームエリアの新しいシンボル「トレイン広場」

1塁側に西武鉄道の車両1両を設置した新エリア「トレイン広場」が、今年、新たなシンボルとして誕生しました。車両の名称は「L-train 101(エルトレイン いちまるいち)」。
今年1月、新たにライオンズの一員に加わったルーキーたちが、「レオ」と「ライナ」のイラストを貼り付けて、ラッピング電車が完成したことは記憶に新しいですね。


▲西武鉄道101系車両「L-train 101(エルトレイン いちまるいち)」[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 

▲車両の中の様子
 

▲運転席にも入ることができます[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 
ここで、運転席の足元にご注目!右下にある白いペダルを踏むと、フォーンという音の演出を楽しむこともできます。

▲右下の白い三角のペダルを足で踏んでみてね
 

その④ ちょっと待って。試合の前に、大型グッズショップへ行ってみよう!

2019年7月にグランドオープンを迎えた2階層のライオンズ チームストア フラッグス(大型グッズショップ)。駅からメットライフドームへの主導線上に位置することでアクセスが格段に良くなりました。

注目すべきは、こだわりのディスプレイにあります。こちらのユニフォームは、選手のロッカールームを再現して並んでいるのだそう。


▲好きな選手のレプリカユニフォームに着替えて、気分を盛り上げてから球場に向かうのはファンの間でお馴染みのルーティンですね♪
 

▲2階へ続く階段の吹き抜けにはビッグフラッグがお出迎え
 
こちらのiPhoneケースは、芝生の質感を見事に再現したアクセサリーブランド「Shibaful(シバフル)」とのコラボ商品。レーザー加工でエンブレムを芝刈りして忠実に再現されています。

▲クセになる心地よい手ざわりが特徴!Shibafulコラボアイテム
 
タオルの商品展示にもこだわり、全体のデザインを購入前に予め確認できるよう、タオルを広げた状態でディスプレイされています。グッズを購入するファンへの気配りが嬉しいですね。

▲写真中央付近の黒い額縁がポイント!
 

その⑤ 2020年7月オープン!獅子ビル2階の大型フードエリア「グリーンフォレストデリ&カフェ」

メットライフドーム3塁側の獅子ビルをリノベーションし、2階にオープンしたこちらのカフェは、これまでのスタジアムグルメとは一線を画し、女性やファミリー層が快適に過ごせるフードエリアです。


▲グリーンフォレストデリ&カフェ入口[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 

▲店内は230席を用意。デザイナー家具や緑の装飾が施され、ゆっくり寛げる空間に[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 
デリコーナーのメインメニューは、自身で3種類のデリを選んで作り上げる「グリーンフォレストデリプレート」。
数種類のコールドデリやホットデリから好みに合わせて選ぶことができ、“自分だけのデリプレート”が楽しめます。

▲グリーンフォレストデリプレート 1,300円(税込)サラダ1種+選べるデリ3種+ごはんorパン
※ドリンクは別売りです

 

【特別編】編集部はココも気になっています!

選手のベンチに空調システムが完備!

ダグアウトに空調が整備され、夏には冷風、冬には温風が出るようになりました。今シーズンの選手たちのパフォーマンス向上に期待が高まります。


▲ベンチシート前方にエアコンが完備されました
 

▲各席ごとに空調コントロールが可能
 
白く巨大なライオンオブジェが誕生!

ライオンズ命名70周年ならびに、メットライフドームエリアの改修計画の一環として、白く巨大なライオンオブジェが誕生しました。「SPRIT of KING」百獣の王の象徴として力強さ、猛々しさ、躍動感を表現しています。


▲全長約7メートル、高さ約4メートルの巨大オブジェ
 

▲地上からの存在感も抜群です
 

▲近くに立つとこのような感じ。編集部スタッフもガオーとポーズしてみましたよ(笑)
 
アメリカン・エキスプレス プレミアムエキサイトTMシート新設!

アメリカン・エキスプレス プレミアムエキサイトTMシートは、フィールドとバックネット越しにつながるエリアに設置され、間近で、選手たちの緊張感やダイナミックなプレーを体感することができます。


▲バックネット裏スタンド席の地下部分。バッターボックスに立つ選手たちを目の前で応援できます[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
 
また、「アメリカン・エキスプレス プレミアムTMシートS」と、「アメリカン・エキスプレス プレミアムTMシートA」は、フランス・パリのオペラ座をはじめ、世界中の劇場に導入実績のある特別なシートが採用されています。ひじ掛け部分が可動式になっており、広々とした座席に加え、電源コンセントなどが2席に1つずつ完備されているのだそう。

さらに、併設するラウンジは「ブッフェエリア」と「バーエリア」に分かれており、空の便を楽しむビジネスクラス・ファーストクラスのような空港ラウンジを彷彿させる素敵な空間が広がっています。
コロナ渦により感染拡大防止の観点から、2021シーズンは当面の間、利用できませんが、今後の稼働が待ち遠しいエリアですね。


▲バーエリアでは秩父産のウイスキーを始め、豊富な種類のアルコールや食事が楽しめます
 


編集部が注目したスポットの他にも、魅力たっぷりの新施設がたくさん誕生しました。
ぜひ、新生メットライフドームエリアに足を運んで、色んなワクワクを体感してみてくださいね。

お出かけの際は、感染症予防対策を心がけてお楽しみください。
 


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