【みんなが待ってた!】メットライフドームエリアの改修計画が完了
こどもから大人まで、あらゆる世代が楽しめる場所に
▲竣工式後行われた、セレモニーにて 辻発彦 埼玉西武ライオンズ監督(写真左)と、後藤高志オーナー(写真右) ※「辻」は、1点しんにょうです(以下同様)[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
パリ・オペラ座でも使用されている特別シートの導入、侮れないスタジアムグルメ、そして、高速ネットワークの充実でスマートスタジアム化が実現!?
狭山丘陵に囲まれた緑あふれるメットライフドームは、2017年12月、「メットライフドーム改修計画」工事に着手。そしてこの度、総工費180億円、3年にわたる工事期を終え、2021年3月ついに改修計画が完了しました!
所沢なびでは、これまでもその経過を都度ご紹介してきましたが、今回は、メットライフドームエリア改修計画完了を記念して、3記事にわたってその詳細を読者の皆さまにお届けします。
メットライフドームエリア改修計画について
今回の改修計画のポイントは、「ボールパーク化」と「チーム・育成の強化」の2点。メットライフドームといえば、特徴的な「自然豊かな周辺環境と半ドームという特性を活かしたその形状」。そこで、四季折々の風情が楽しめる、開放感満ち溢れるボールパークを目指したほか、屋内・屋外こども広場のオープンなどにより、あらゆる世代の方が楽しめる空間を演出。そのほか、練習施設を改善・拡充することで選手にとっても十分な練習環境が用意されました。
2021年3月8日 竣工式が執り行われました
改修工事が無事完了したこと、そしてメットライフドームエリアの末永い繁栄を祈願して、玉串を捧げる竣工式が執り行われました。
▲メットライフドーム内で執り行われた竣工式[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
▲関係者が見守るなか、神事が進められました
メットライフドームの新たな歴史の幕開け
竣工式後には、従来の2倍もの大きさになったLビジョン前でセレモニーが行われ、後藤オーナー、辻監督より挨拶がありました。
▲挨拶する後藤高志オーナー[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
『事故や遅延なく、予定通り「メットライフドームエリアの改修計画」の完了を迎えることができたことを、大変うれしく思っております。コロナ禍でさまざまな制約が多いなか、埼玉西武ライオンズの活躍によって元気と勇気と希望と笑顔を皆様にお届けしたい。』と語り、記者から、これから開発が与えるまちづくりへの影響について聞かれると、「こうした一連のプロジェクトは所沢全体のバリューアップにつながります。再開発のプロジェクトによって、所沢をベッドタウンからリビングタウンへ!所沢市はじめ、住民の方々も期待していると思うので、我々としてもしっかり貢献していきたい。」とその想いを語られました。
▲新しくなったメットライフドーム元年への意気込みを語る辻発彦監督[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
「私が小さい頃、佐賀に住んでいる時に、隣の福岡県で西鉄ライオンズのナイター試合が開催されるたびに、父親に球場へ連れていってもらい、午前中は近くの大濠公園で遊び、夜はナイターという、そういう環境の中で育って、本当に野球が好きになり、プロ野球選手になるという夢を持ちながら、現在、この立場になって、ライオンズのユニフォームを着て、野球ができるという喜びを感じております。」
続けて、「選手たちと同じ目線で野球を楽しめる、近くで選手と触れ合える、そんな素晴らしい場所を、メットライフドームの大きな目玉のひとつとして皆さまに楽しんでいただきたいです。いろいろなものが増えた、夢の詰まったメットライフドーム。ただ、我々にとっては、球団旗の横にチャンピオンフラッグがない。これが唯一失われたものだと思います。これを2021シーズン奪還し、日本一という大きな目標に向かって戦って参りたいと思います。」と、今シーズンへの意気込みを語られました。
また、集まった報道陣からの「もっと野球ファン、野球女子を増やすために、こういうところを注目して欲しい!と思うところは?」という質問には、
「個性溢れる選手が多い、一人ひとりみてますと、イケメンもいれば、でぶっちょもいますし(笑)。面白いチームで、選手みんな明るいです!そういうところが、今の時代にマッチしているんじゃないかと思います。
負けても次の日には笑顔を持って向かっていくという気持ちをもって選手たちには戦ってほしいと思いますし、特に今年は、若い選手が売り出し中でございます。ぜひファンになっていただきたいと思います!」
と、笑顔で語っていました。
▲セレモニー後フォトセッションに応じる辻発彦監督(写真左)と、後藤高志オーナー(写真右)
次回は、メディア内覧会での様子をご紹介します!
メディア向け内覧会では、今回新設された施設をツアー形式で見学させていただきました。ここでは、そのほんの一部をご紹介。詳しくは、所沢なびの次回の記事で!
「テイキョウキッズフィールド」
▲今回新たに誕生した、野球と遊びを融合したオリジナルの大型遊戯施設[写真提供:株式会社西武ライオンズ]
臨場感たっぷり!のLビジョン
▲従来の2倍の大きさとなったLビジョン
武蔵野に残る里山の景色などがコンセプト!緑のグラデーション
▲採用された3色の緑、その由来は?
施設の詳細は、所沢なび次回の記事をお楽しみに!
2021年3月16日よりいよいよ新生メットライフドームが稼働開始!
いよいよ今シーズンから、新たな魅力たっぷりのこのメットライフドームが稼働します。2021年3月16日からスタートのオープン戦をはじめ、3月26日にはいよいよここ本拠地メットライフドームにて公式戦が開幕、埼玉西武ライオンズの試合はもちろん、コンサートなどさまざまなイベントの「ここで観たい!」の気持ち実現の時!!「西武園ゆうえんち」のリニューアルも控え、所沢全体の賑わいをぜひ皆さんで体感していきましょう!!
※辻発彦監督の「辻」は、1点しんにょうです