極真館所沢支部千野根道場体験取材レポート

所沢ニュース 2018/12/06

はじめまして。
所沢で週に3回ベリーダンスを教えているベリーダンサー
ミスリーナゆきえです。
今回初めての取材に行ってきました。

昔から興味があり、一度体験をしたかった極真空手…
しかし、敷居高いし、女性を受け入れてくれるのか？等思うとなかなか道場に行けず、
更に2011年に乳ガン手術～治療、これでは極真空手は一生無理…と諦めていました。
しかーし、出逢ってしまいました、極真空手の道場！！

極真空手の体験、取材をさせて頂いた道場
「極真館所沢支部千野根道場」は、
道場と加圧トレーニングを併設し、
道場で空手のお稽古の無い時間をスタジオレンタルしているオープンな道場。
入口からして、とても素敵な空間です。

所沢駅西口プロぺ通りを抜け、イオンから徒歩2分程の場所。
駅からも徒歩6,7分程度の近さ。

支部長　千野根先生

支部長千野根先生は、
見た目も話し方もとても優しいかたですが、
「自分は瞬殺されます、物凄く強い」と、
今回体験稽古を担当された中根先生からお聞きしました。

中根先生

優しくて強い千野根先生に、
「乳ガンで片胸とリンパ無いけど、体験取材したい」旨お伝えすると快諾。
お稽古の体験日は、私のベリーダンスの可愛らしい生徒ちゃんと共にワクワクドキドキの参加。
千野根先生は、世界大会に出場する少年のお稽古をするため、
私達のお稽古は、先出の大きな体躯の中根先生に担当して頂きました。
お稽古は、先ずは挨拶から「押忍」
言ったことが無いので恥ずかしい…
次にお稽古に来ている生徒さん同士も一人一人挨拶「押忍、よろしくお願い致します」。

そして、正座して、神棚、極真館の館長盧山初雄氏の写真に
ご挨拶。黙祷。

まずは柔軟運動から
中根先生から何度も「絶対に無理はしない様に」と声がかかります。
体幹を意識した柔軟運動等は、ダンスにも共通する動きで、ダンスをしている人にも物凄く大切な動き。

きっちり柔軟運動をしたあとは、極真空手の形。

私達体験者のために、
基礎を細かく親切丁寧に汗だくで説明してくださる先生。
その後に、黒帯の生徒さんからもう一度同じ形を教えてもらい、
その形で前進したり、後進したり…。

手を動かしながら、足をつけると難しかったり…。
声を出すのも言ったことがない「せいっ！」
ちょっと照れました。
極真空手の形は丹田を意識したり、お臍を軸にしてひねったり、
体重移動の仕方など細かい説明…
自分の身体と向き合うので、自分の為になる大切な時間…に思えます。

その後に
例えば、襲われた場合はどうするか？等の見本も見せて頂きました。
極真空手は、相手がきたらどう対処するか、
どう防御するか等が分かるので、
一般的な「危険というイメージよりも自分を守るためのもの」
とも感じました。

女性で大会を目指し試合に出る場合は、
顔、胸、手や膝等をプロテクトする防具をつけるそうです。

一時間の体験は、あっという間でした。
お稽古の最後に正座をし、ご挨拶、黙祷。
生徒さん同士も一人一人ご挨拶。
私達の体験お稽古は一時間でここまで。

そのあと、黒帯のかたの見本を見せて頂きました。

兎に角、カッコいい！
若い青年は中根先生のご子息。
女性は10代の二人のお嬢さんのお母さん。
２人のお嬢さんも一緒にお稽古しています。

皆さんはお稽古の続きを…
きっちりと揃った動き。
こんな言い方は失礼なのかもしれませんが、
素晴らしい力強いパフォーマンスを見ている様でした。

全てのお稽古が終わると、
皆さん挨拶し、お掃除をして終了。

挨拶に始まり、挨拶、お掃除で終わる極真空手…。
挨拶をきちんとすること、
自分たちが使った道場を綺麗に保つことの大切さ等も含め、
礼儀作法そして強い精神、肉体を学べる極真空手は素晴らしいと感じ、
女性も、私の様に持病がある人もできると実感しました。
あまりにも楽しくまたやりたい…と思い、
「来年女性のための初めての極真空手講座」
を主催したいと千野根先生にお話しました。