ついに決定!角川武蔵野ミュージアムのプレオープン


2020年8月1日ついに始動!
プレオープン企画は「隈研吾展」で発進!!


▲角川武蔵野ミュージアム 2020年6月15日撮影 (角川文化振興財団提供)


ついに、世界中から注目が集まる次世代型の複合ミュージアム「角川武蔵野ミュージアム」のプレオープンが発表されました。2020年8月1日(土)、いよいよ始動します。プレオープン企画の見どころについて、コロナ禍での万全の対策についてご紹介します。

2020年7月6日 成田知栄子

もくじ

1.「角川武蔵野ミュージアム」がプレオープン!

「ところざわサクラタウン」内の「角川武蔵野ミュージアム」が、いよいよ8月1日(土)にプレオープンすることが決定されました。
当初、プレオープンは2020年6月6日の予定でしたが、世界的な新型コロナウイルス感染拡大により余儀なく延期に。建設前から世界中で話題となっていた同施設の始動は、万全な対策を講じ、コロナ禍の中でも芸術と文化を楽しむ“新しいカタチ”の提案ともなり、一層注目が集まりそうです。

同ミュージアムがある「ところざわサクラタウン」(埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3)とは、所沢市東所沢の旧浄水場跡地に建設した、所沢市とKADOKAWAとが協同で東所沢のみどり豊かな地から最先端の文化と産業を生み出し、世界に向けて発信する「COOL JAPAN FOREST 構想」の拠点施設のこと。

KADOKAWAの日本初のコンテンツモールとして、KADOKAWAが建設・運営する書籍製造・物流工場や所沢キャンパス(新オフィス)、イベントスペース、ホテル、ショップ&レストラン、書店、神社を備え、所沢の物産をPRする商店も展開されます。

なかでもサクラタウンのランドマークと言われるのが、今回、プレオープンされる「角川武蔵野ミュージアム」。"美術・博物・図書をまぜまぜにする前代未聞のプロジェクト〟という複合文化ミュージアム。角川文化振興財団による文化複合施設の建設で、日本最大級のポップカルチャーの発信拠点として、2020年4月に竣工しました。


2.“密にならない開放空間” 角川武蔵野ミュージアムの建築環境

注目は、「角川武蔵野ミュージアム」の多面体の建物。これまで世界で多くの美術館を手掛けてきた建築家、隈研吾さんの設計建築です。隈さんは国立競技場も手掛け、昨年のオープンでも話題になりましたが、「国立競技場が『木』がテーマで、所沢市にオープンする角川武蔵野ミュージアムは『石』がテーマ」。「まるで武蔵野台地の地殻から隆起したようにダイナミックにそびえたっている大きな岩のような建物」と圧倒されるほどの様相を見せています。また、その姿は、東所沢の周囲の環境にも溶け込んでいます。

「角川武蔵野ミュージアムの建物自体が大規模な展示物」と評される以上に、同ミュージアムの設計には人の流れ(導線)の機能性までも考えられており、東所沢公園から武蔵野令和神社、そしてミュージアムへとつながる巨大な導線を実現。このような設計が、今、新しい生活様式に求められる、「密にならない開放的な空間の流れ」の中で、文化と芸術の催しが展開され、まさに「新時代のミュージアム」といえるでしょう。


3.プレオープン企画は隈研吾さんの集大成!~コロナ禍でも安全・安心を確保~

「角川武蔵野ミュージアム」竣工記念展として、同ミュージアムを手掛けた世界の建築家、隈研吾さんの建築作品の神髄に触れることのできる展覧会「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生-石と木の超建築」が、プレオープン企画として1階の「グランドギャラリー」で8月1日(土)から開催されます。

▲角川武蔵野ミュージアム(左)と国立競技場(右) ⓒ KENSHU SHINTSUBO

先にご紹介したように、同ミュージアム自体が「滞留させない巨大導線」と「密にならない開放空間」で設計されていますが、今回の展覧会では、「さらに密を避け、安心・安全で、ゆったりと鑑賞できるように」と、当初、グランドギャラリーの一部で予定していた展示内容を、グランドギャラリー全体を使って展示するよう再構成され、さらに入館に関しては「完全事前予約制」と「入館人数制限」が行われての開催となります。

展覧会では、隈さんが携わった「石の建築」と「木の建築」が紹介されます。
特に石の建築では、同ミュージアムの外観・内部空間(一部のエリア)・周辺のランドスケープデザインが公開され、構想から設計、実際の工法までを、隈さんのテキストや設計図、インタビュー映像などが公開され、建築ファンだけでなく、地元の人たちも楽しめる内容となっているそうです。
ほか、見どころの詳細は、角川文化振興財団のホームページで。


4.どうしたら入館できる?~展覧会情報&入館情報~

「隈研吾/大地とつながるアート空間の誕生 ― 石と木の超建築」は、完全事前予約、入館人数制限が行われ、入館チケットは、7月15日(水)からオンライン(角川武蔵野ミュージアム公式サイトhttps://kadcul.com/)で販売されます。

展覧会のチケットは全て日時指定入場制で、 当日券の現地販売はないそうです。
なお、コロナ禍における館内入場制限や注意事項については、角川武蔵野ミュージアム公式サイトにてご確認を。
詳細は→ https://kadcul.com/

会期:2020年8月1日[土] → 10月15日[木]
会場:角川武蔵野ミュージアム グランドギャラリー
休館日:火曜日 開館時間:10:00~18:00(金・土は10:00~21:00)

*入館締め切りは閉館30分前

入場料金(税込):大人(大学生以上)=1,600円/中高生=1,000円
小学生=700円/未就学児=無料

*本チケットで「マンガ・ラノベ図書館」も観ることができます。
*完全事前予約制とし、入館人数の制限が行われます。
詳細は→ https://kadcul.com/
主催:角川武蔵野ミュージアム (角川文化振興財団)


▲プレオープン企画展のポスター (角川文化財団提供)

松岡正剛館長からのメッセージ

いよいよ角川武蔵野ミュージアムがプレオープンします。日本列島を巻きこんだ新型コロナウイルス・パンデミックの余波で少々の計画変更をしましたが、ようやくみなさんの前に姿をあらわすことになりました。
先頭を切るのはミュージアムの駆体と意匠をデザインした隈研吾さんのユニークな展覧会です。私は「有角建築」と名付けてみました。ミュージアムの外では、同じく隈さんが設計した武蔵野坐令和神社(むさしのにますうるわしきやまとのみやしろ)も、夏越の大祓を了えてみなさんを迎えます。
このミュージアムは従来のようなパビリオンではありません。武蔵野の大地の一隅に出来(しゅったい)した万物万象をいかし、図書館と博物館と美術館が有機的に融合しているのです。さまざまな情報コミュニケーション機能も組み合わさっています。私たちの「想像力」が拡張されていくミュージアムなのです。まずは、隈研吾展の「構え」と「ディテール」と「物語の意図」を堪能してください。



記事の執筆者プロフィール

成田 知栄子 Chieko Narita
成田 知栄子 Chieko NaritaPRO
ラジオ、テレビでの取材活動を経てフリーになり、ライターに転職。フリーライター13年目を迎えました。情報は「人と人とを繋げ、生活をより豊かにする」をポリシーに活動しています。記事情報が、誰かの何かにお役に立ちますように…。

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