学生が稲作体験学習、できたお米を所沢の子ども食堂に寄付します【寄付依頼は2/6㈪まで】


「所沢市の子ども食堂にお米を寄付します」
わに塚の桜のもとで学生が田植え ライフスキル教育の一環として

所沢市内のシェアオフィス「所沢ノード」に拠点を置く教育関連の一般社団法人ネオパレットが子ども食堂へのお米寄付を行います。

 

ライフスキル教育の推進と耕作放棄地・地域活性化を目指して

ネオパレットでは、昨年5月、子ども食堂支援事業の一環として田植え・稲作体験学習イベントを山梨県韮崎市にて開催しました。
場所は山梨県韮崎市のシンボルツリー”わに塚の桜”の周りの田んぼです。

”わに塚の桜”は韮崎市の丘にそびえたつ推定樹齢約330年のエドヒトガンザクラで北に八ヶ岳、南に富士山を望む段丘に立つこの一本桜は過去に郵政省のポスターやテレビドラマのタイトルバックとしても起用されています。

このわに塚の桜を取り巻くように広がる田んぼが、近年農業の衰退化で耕作放棄地や休耕田になっている現状があります。
耕作放棄地や休耕田が増え続けると韮崎市のシンボルであるわに塚の桜の景観が乱れたり、野生動物の被害や雑草・害虫被害が起こり兼ねないだけでなく、桜の周りの景観にも影響を及ぼします。

この状況を鑑み、ネオパレットの代表平野真世さんは「休耕田を復活させ稲作をし、できたお米を子ども食堂に送ろう」と考えました。
周辺に呼びかけたところ、子ども食堂を応援したいと学生・スタッフ・地域の方々がが集まり、2022年5月には田植えイベントをおこないました。

平野さんはこう語ります。
「地域問題に向き合い考えること、そして子ども食堂等の社会問題解消に向けての第一歩として稲作体験を開きました。
この稲作体験が子どもから大人まで、子ども食堂の理解や認知を経て社会問題の解決に向けて考え・行動の輪が広がる未来を創る。
子ども食堂についての理解や認知、そこから思考を共有し行動に繋げていく。」


▲右から、一般社団法人ネオパレットの平野真世さんと、田んぼの所有者でもあり今回のプロジェクトの共同発起人であるNPO法人アプレーヴ代表の向山光太さん

こうして、学生・スタッフ・地域の方々の想いと、皆で学び合いながら作ったお米。
それが、わに塚の麓で栽培されたお米「わにさくら」です。

お米の寄付申請は2月6日まで

 
「わにさくら」をご希望の方はネオパレットホームページの申請フォームからご連絡ください。2月6日締め切りです。
https://neopalette.org/news/donation/?fbclid=IwAR3g8XA1aEN1wH2eAv71zJYRzE01BZa8dGp-S8Txj92kTTl6ARKSMoTJjcM
 

※ネオパレットホームページより引用
今年も所沢市の子ども食堂を中心に、神山産コシヒカリの寄付を行います!
現在、山梨県韮崎市で精米所を営む向山精工とのコラボレーション企画です。
昨年秋にライフスキル教育の一環として、山梨県韮崎市にあるシンボルツリー”わに塚の桜”の麓で学生たちとスタッフと共に田植え・収穫されたお米となります。
お米は毎月の配食数や回数頻度によってこちらで精査させていただいた後、寄付団体・キロ数を決めさせていただいた上でご連絡・送付させていただきます。
なるべく多くの団体様に渡るようにと思っておりますが、お米の数には限りがありますのでご了承ください。
お米は1袋5キロ~の配送となります。

*送料はこちら側の負担となります。
*お届けするお米は全て米選機をお通していますが、稀に自然に着色した米、虫食い米(虫の発生ではなく発育中に虫がかじった米)草の種、小石などが混入することもあります。
ご理解の程、宜しくお願い致します。


この記事を書いた人

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所沢なび編集部

2010年8月に所沢プロペ商店街に立地します商業施設「所沢サンプラザ」のメンバーにて設立しました。2011年3月の東日本大震災を機に、正確な情報発信の大切さを改めて実感し、本格的に活動を開始しました。

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