「チームラボ」が所沢にやって来た!
所沢初の常設展示をオープン
〜ところざわさくらタウンに隣接する公園内に〜
▲さまざまな色が織りなす幻想的なアート空間(画像提供:チームラボ)
自分が描いた魚たちが動き出す「お絵かき水族館」や、飯能のメッツァビレッジに出現させたアート空間「森と湖の光の祭」など、これまで、日本のみならず世界各国で、さまざまなアートプロジェクトに挑戦してきた「チームラボ」が、2020年8月1日、ついに所沢で初の常設展示をスタートさせました。今回は、ところざわさくらタウンに隣接する「東所沢公園」内にオープンする武蔵野樹林パークでのチームラボ展示作品をご紹介します。また、所沢なびの読者のみなさんへ、チームラボの猪子寿之代表からコメントもいただきましたよ!
武蔵野樹林が、体感できるデジタルアートの世界に!
「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」
今回舞台となるのが、「武蔵野樹林」。これは、コナラやクヌギといった武蔵野の雑木林を代表する落葉広葉樹の森のことで、角川武蔵野ミュージアムによって命名されました。場所は、ところざわさくらタウンに隣接する東所沢公園内。この常設展示名は「チームラボ どんぐりの森の呼応する生命」です。武蔵野樹林を代表する落葉広葉樹は、縄文時代から愛される「どんぐりの実」がなる樹木であったことから、「武蔵野のどんぐりの森」として今回設定に取り入れています。
展示会場では、昼間と夜間それぞれの入園時間を設け、2つの違った表情のアート空間を体感できる工夫がされています。それでは、早速、展示作品へ移動しましょう!
▲テーマが書かれた受付ブース
作品名「自立しつつも呼応する生命-液化された光の色, Sunrise and Sunset」
■昼間■
数百個もの卵形体(チームラボではこれらをovoid、オーボイドと呼びます)の彫刻が、日中はミラー、つまり、普通の鏡のように見え、周りの景色や人々を写し出します。そうしてこの作品に参加することで、自分も作品の一部になり、押すと倒れて音がなり、たくさんの人が触れば触るほど、音が出て、そこにいる皆で作品を作り上げることができる、そんな仕組みになっているのです。
▲周りの木々が映し出された彫刻たち(画像提供:チームラボ)
▲斜面に不規則に置かれたovoid(卵形体)(画像提供:チームラボ)
■夜間■
夜になると、ovoid(オーボイド:卵形体)の中が光り、様々な色が出てきます。その色の数なんと、57色!誰かが触れると、色が代わり、円心状に光が変わっていき、連動して、木々も照らされていきます。作品に触れ、色を変え、音を変えて、作品を作っていって欲しいという思いが込められた展示になっています。
▲特殊な加工をしているので、光が中にとどまって、まるで絵の具で描いたような輝きに
▲触れると倒れ、音色が響き、おきあがりこぼしのように自ら立ち上がる彫刻
▲デジタルアートの力、音を使うことで、自然を壊すことなくアートにしていきます
作品名「呼応する木々」
ovoid(オーボイド:卵形体)から伝わる光に連動して、木々が色を変え、色特有の音色を響かせます。カラフルな色ばかりでなく、濃淡の青色であったり、黄色であったり、その時、その瞬間でしか体感できない景色を楽しむことができます。
▲四季に合わせた変化も楽しめます
チームラボ 猪子寿之代表から、所沢なび読者の皆さんへ
今回のオープンにあたり、展示会場へ駆けつけてくださったチームラボ 猪子寿之代表から、所沢なび読者の皆さんへ、コメントをいただきました。
▲所沢初の展示についた語ってくださった、猪子寿之代表
▲色の変化するアート空間を背景に、個別取材に応じてくださった猪子寿之代表
春夏秋冬、四季に合わせて移ろいのある武蔵野樹林と、チームラボが出会って生まれた、”自然が自然のままアートになる”をぜひ体感してみませんか?
入場にはチケットが必要です
チケット購入サイトはこちら:https://tix.kadcul.com/
■料金・時間等詳細はこちらでご確認ください。
武蔵野樹林パークの公式ウェブサイト:https://kadcul.com/park
■コロナ禍における注意事項についての詳細もこちらでご確認ください。
チームラボのウェブサイト:https://www.team-lab.com/
武蔵野樹林パークへのアクセス
東所沢公園内 武蔵野樹林パーク (埼玉県所沢市東所沢和田3丁目9)
JR武蔵野線 東所沢駅より徒歩9分
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