今どきの給食ってどんな感じ!?とことこオーガニックの野菜と学校給食
子どもたちの学校給食にオーガニックの野菜を!
令和の学校給食ってどんな感じなの?所沢市では有機栽培で育った野菜を取り入れた給食が提供されている!?と聞いたので調べてみました!
所沢市の学校給食に昨年度より、所沢市内で生産された有機栽培の野菜「とことこオーガニックの野菜」を年に数回、市内全小中学校の学校給食に使用する取り組みが行われているそうです。
オーガニックの野菜といっても一体どんなもの!?
【『オーガニック』のイメージ】
土がいいとか?
農薬が使われていない?
なんだか体によさそう!
値段が高い。。。
【所沢市の給食で提供されている「とことこオーガニックの野菜」って?】
とことこオーガニックの野菜とは、化学的に合成された農薬および化学的に合成された肥料を使わないで栽培された野菜のことです。
有機栽培を始めて2〜3年間は「転換期間」と呼ばれ、有機JAS認証を取得することができません。所沢市では、この期間の農産物や認証を取得していない農産物も学校給食で活用し、有機農業に取り組む農業者を支援しているそうです。
環境へもやさしい農業に取り組むことにより、地球温暖化の防止や、持続可能な農と食の仕組み作りにつながります。それは未来への農地を守り農家を支えることにつながっていきます。
※「とことこオーガニック」としての表記は、試行的な取組として、当面は学校給食(献立表等)での使用に限るものとしています。
土作りから落ち葉堆肥と、一つ一つ時間をかけて、とことこオーガニックの野菜は作られています!
↓↓↓
【とことこオーガニック給食通信:所沢市HP】
https://www.city.tokorozawa.saitama.jp/kosodatekyouiku/kyoiku/gakkokyoiku/gakkoukyoiku6/tokotoko.html
所沢市のモデル校で、農家さんと小学生の交流会が行われました!
今年度は、所沢市立南小学校(以下:南小学校)をモデル校とし、年間を通して児童がオーガニックの野菜を給食で食べる機会があり、7月に引き続き、児童がオーガニックの野菜を知り、興味を持つきっかけづくりとして、とことこオーガニックの生産者の方々と一緒に給食を食べる交流の場が設けられました。
献立は、南小学校の栄養士が生産者の方々と話し合いを重ねて、オーガニックの野菜を活かしたレシピとなっています。
『かぼちゃごはん~ハロウィン献立~』
献立内容:かぼちゃごはん・とり肉のシャインマスカットソースかけ・だいこんきんぴら・さつま汁・牛乳
※10月31日に交流会が行われました
農家さんからのお話しや、児童からの質問も!
Q:「野菜を育てる上で一番嬉しいことはなんですか?」
A:「みんなが食べられるくらいに野菜が成長した時や、子どもたちが笑顔で食べてくれることですね」
交流会に選ばれたのは南小学校の“6年生”食べ盛りの子どもたち!
この日の給食はなんと!“おかわりがたくさん!!”でした♪
▲おかわりに並ぶ長蛇の列!!いっぱい食べてね!
▲朝ごはんは腹八分にして気合いたっぷり!前日からこの日の給食を楽しみにしている男の子もいたようです!!
▲「とことこオーガニックの野菜は甘くて美味しかったです!」と、嬉しい感想も聞けました☆
「とことこオーガニックの野菜は甘くて美味しかったです!農薬を使わない甘くて美味しい野菜で、スーパーがいっぱいになって欲しい!環境にも優しいなんて素敵な事だと思います。これからはお家でも食べていこうと思います」
「畑に虫が来ることがいい事だと初めて知った!(虫に農作物がやられないようにするのは大変!でも虫が来るほどいい土壌らしいです)」
「かぼちゃは皮の方が甘味があるとは知らなかった!野菜の美味しい部分を教えてもらえた」
「野菜の味が違った気がする。ちょっと甘かった!にんじんの匂いが違う」
と、子どもたちからの感想もいっぱい!
▲普段見ない変わった野菜も展示されていました☆
すごく体にいい野菜を口にできることはもちろんですが、野菜作りの大変さ、土壌作りから収穫までを知ること、それが実際に作られている農家さんから直接教えていただき、一緒にお喋りをしながら給食を食べられることは、子どもたちにとって貴重な経験になったと思います。
子どもたちの成長に欠かせない『食事』。学校生活の中で楽しみにしている給食に、オーガニックの野菜を使っていただけるなんて、とっても嬉しい取り組みですね♪
子どもの笑顔だけでなく、成長にも嬉しくて豊かな令和の給食でした!