市民の声を聞く場に!小野塚新市長によるタウンミーティング開催\初回は182名が参加/
11月26日(日)、所沢市役所にて「第一回市長タウンミーティング」が行われました。
継続して行われるとのことで、第二回は12月23日(土)に行われます。
小野塚新市長によるタウンミーティング開催
10月25日の市長選で新市長に就任した小野塚勝俊市長。このたび、広く市民の声をキャッチアップしたいと誰もが参加できるタウンミーティングを開催しました。
第一回のテーマは小野塚市長が選挙時最も訴えていたテーマである「子ども・子育て」。
ホットなテーマであるとともに、市長に直接会うことが出来る場とあって、当日は182名の参加者を数えました。小野塚市長自身も、「これだけ多くの方に来ていただけるとは」と驚きを隠せない様子でした。
まず、小野塚氏は「子育てには喜びがあるが、辛さや苦しさもある。そういったものが少しでも減るよう市としてサポートしたい。皆さんには、こうしたらいいよという提案をしてほしい」と訴え、市長就任直後に育休退園制度の廃止を行ったことに触れました。
また、その他就任後の1カ月で行ってきたこととして
・中核市移行プロジェクトチームの立ち上げ
・12月1日に開かれる議会で市長給与3割カットの提案を行う準備中
・来年3月に18歳以下の医療費無料化を検討
・来年1月に給食費無償化を検討
を挙げました。
市民の発言タイムは70分間
続いて、市民による発言の時間が設けられました。
「発達障害児のための療育園が少なく、アクセスが悪い」「子どもの放課後の居場所として、一部小学校で行われているほうかごところを普及させては」「不登校児の平日昼間の居場所作りに注目してほしい」といった発言がありました。
また、現役の保育士の男性からは、夫婦で保育士として働いているが都内で働いている妻の方が勤続年数が少ないにも関わらず給与差が大きい、というリアルな実状が訴えられました。こちらに関して小野塚市長は企業が多い都内と所沢市の財源差に触れた上で「保育現場の職場環境改善・待遇改善にはそれなりの財源確保が必要という認識はあり、そうかといって無尽蔵に費やすことはできない」と言及。そこで「保育士さん達に所沢市(の保育現場)に魅力を感じてもらい所沢市で働いてもらうための効果的な財源の使い方のアイデアがあれば伝えてほしい」と訴えました。
70分の発言タイムでは多くの市民が挙手し、さまざまな意見・要望・現状を伝えました。
わんこそばを食べている感じ
さいごに小野塚市長は、市長就任後どのように過ごしていたか、そして所感を述べました。
筆者が印象に残ったのは「わんこそばを食べている感じ」という言葉。この1カ月間は就任直後ということもあり、少しでも空き時間があると職員の方が「市長、ちょっといいですか」と話しかける状況が続いていたそうです。なかなか落ち着くひまもなく常にやり取りをしている状態ですが、それは「職員の方が頑張っているという裏返しである」と痛感していると話しました。
第二回タウンミーティング、テーマは「高齢者」
第二回タウンミーティングは12月23日(土)10時から行われます。
テーマは「高齢者」。小野塚市長に伝えたいことがある方はぜひ参加し、発言してみて下さい!