「しゅっぱーつ、しんこーう!」 ライオンズも鉄道も大好き芸人・中川家礼二さんセレモニアルピッチ
所沢なびでも何度かお知らせしていた、埼玉西武ライオンズの「西武特急シリーズ」がいよいよ「しゅっぱーつ、しんこーう!」
西武鉄道の特急電車「Laview」。ベルーナドームで6月30日から行われた対福岡ソフトバンクホークス3連戦は「西武特急シリーズ」と題され、この近未来的な車両をイメージした「Laviewユニフォーム」を身にまとったライオンズの選手たちが、グラウンド狭しと駆け回りました。
様々なゲストが訪れた3日間でしたが、7月2日(日)にセレモニアルピッチを務めたのは、お笑いコンビ「中川家」の礼二さん。
▲©SEIBU Lions
礼二さんといえば、いくつもの鉄道関連のバラエティー番組に出演する鉄道マニア。その上、ベルーナドームによく試合を見に来るライオンズファンでもあります。これほど「西武特急シリーズ」にふさわしいゲストが他にいるでしょうか!?
過去に何度もライオンズのイベントに登場している礼二さんですが、意外にもベルーナドームでのセレモニアルピッチは初めて。どんなおもしろいセレモニアルピッチでスタンドを盛り上げてくれるのか、集まった観客の期待が高まります。
セレモニアルピッチの前に、まずはグラウンドでのトークでひと盛り上がり。「車内アナウンス選手紹介」で二盛り上がり。
スタメン発表の演出ムービーも特別仕様!
さて、いよいよセレモニアルピッチ本番。鉄道マニアらしくしっかり指差し確認をしてからグラウンドに登場した礼二さん。スタンドの観客に応え余裕のある表情に見えましたが、本人は「緊張で、歩いてるあの数秒が20分ぐらいに感じた」そうです。
車掌モノマネで「しゅっぱーつ、しんこーう!」と言われ、どこかへ出発進行してしまうライオンズのマスコット・ライナちゃんと、それを慌てて止める礼二さん。
息もぴったりなミニコント(?)で軽くスタンドを沸かせたあと、新幹線のトイレが流れる音のモノマネ、その名も「新幹線のトイレの呼吸」でピッチング!
新幹線のトイレの呼吸! 「ハーッ」
「プシュー」©SEIBU Lions
「コッ!」©SEIBU Lions
ストラーイク! とはいかずにワンバウンドしてしまいましたが、スタンドからは大きな拍手と笑い声が起こっていました。
「モノマネは投げる瞬間がいいのかな、投げる前がいいのかなって、昨日の晩から寝れなかった(笑)」と、意外な告白をしてくれた礼二さん。投球はボールでも笑いのストライクは外さないあたり、さすが一流芸人ですね!(笑)
最初から最後まで笑いの絶えないセレモニアルピッチでしたが、礼二さん本人はずいぶん緊張したそう。
「普段野球が好きでこのベルーナドームにもよく来るんですけど、今までは他の人のセレモニーを『今日の試合はどうなるかな』とか考え事しながらボーっと見てたんですよ(笑)
でも今度からは他の人のセレモニーも一生懸命見ようと思います!」
セレモニーの大変さを身をもって知った礼二さんでした(笑) 今後もライオンズファンとして、鉄道マニアとして、たくさんベルーナドームに来てもらいたいですね!
【中川家・礼二さん コメント】
「野球好きとしてはグラウンドの中に立てるのは夢のひとつなので、楽しくやらせていただきました。投げる前はとても緊張していて、ほんの数秒が20分くらいに感じましたが、投げる時の新幹線のトイレの音のものまねで笑い声も聞こえたので芸人としての役割を果たせたかなと思います(笑)。スタメン発表では、自分のアナウンスに対していつも聞いている応援団の演奏がグラウンドで聞けて感動しました。緊張で用意していたものまねもほとんど忘れてしまいましたが、最後はファンの皆さんの笑い声と拍手が聞こえてほっとしました」