『プロスピ トレーニングセンター』命名記念! 甲斐野投手と水上投手が『プロ野球スピリッツA』で対決!
埼玉西武ライオンズと「プロ野球スピリッツ(プロスピ)」や「実況パワフルプロ野球(パワプロ)」でお馴染みのゲームメーカー・コナミデジタルエンタテインメントが強力タッグ!
ベルーナドームに隣接する、12球団最大級の広さを誇る埼玉西武ライオンズの室内練習場「ライオンズ トレーニングセンター」のネーミングライツをコナミが取得。今年3月1日より名称が「プロスピ トレーニングセンター」(略称「スピセン」)に変更されました。
3月1日より名称変更の「プロスピ トレーニングセンター(スピセン)」
野球ゲームにおいて圧倒的な人気を誇る「プロスピ」「パワプロ」の二枚看板を擁するコナミがライオンズをサポートしてくれるとは心強い限りです。また、選手の育成がゲームの大きな魅力の一つであるプロスピが練習場の名称になると「しっかり選手が育ちそうだな!」と、なんだか説得力を感じますね。
そんな「スピセン」命名を記念して3月5日(火)、甲斐野央投手と水上由伸投手によるスマートフォンゲーム「プロ野球スピリッツA」の対決が実現しました。
左から甲斐野投手、(株)コナミデジタルエンタテインメント山本竜彦執行役員、(株)西武ライオンズ奥村剛代表取締役社長、水上投手
今季からライオンズに加入、高いコミュ力の持ち主である甲斐野投手と、ファンの間で「超」が付くほどの甘えん坊として知られる水上投手。球界屈指の陽キャ対決、その結末やいかに!?
甲斐野投手「プロスピは少しプレーしてました。地元に帰った時、周りの子供たちに『ちょっと能力が低すぎるんじゃない?』っていじられたり(笑)。このスピセンでしっかり練習して、本当のプロ野球のシーズンでもゲームでも能力を上げて、皆さんに信頼して使ってもらえるような選手になっていきたいと思います!」
水上投手「ライオンズ自慢の室内練習場と大好きなプロスピのコラボは嬉しいです! ゲーム内の自分のキャラの能力アップもお願いします!(笑)」
それぞれ楽しい挨拶で場を温めつつ、まずはプロスピの能力査定チームを統括するコナミデジタルエンタテインメント清水ディレクターを交えて、ゲーム内での両投手の能力ステータスに関するトークでスタート。
始めに2024年のプロスピAでの自分のステータスを自身で予想。
甲斐野投手「新球のスラーブ、これは紅白戦で外崎さんに投げていい反応をしてたので使えるかなと。 で、この『フォーチェ』! これがフォークの握りなんですけど、チェンジアップみたいにちょっと抜くんですよね。調子に乗ってフォーチェが出ましたけど、全然無視で大丈夫です(笑)」
水上投手「これまでのフォークを、ツーシームと回転が似ていて打ちにくいスプリットに変えました。あと、自分はやはり横の変化が得意なので、スライダー2種類とシュートを入れてます。ミソは、ツーシームと シュートの方がまっすぐより速いんですよ。これ多分打ちづらいと思います」
それぞれ自身の持ち球を解説してくれた甲斐野・水上両投手ですが、ゲームでの査定はプロ野球12球団全てについている球団担当者が、実際の成績や各種データを参考にして行っています。データだけでは解らないところは試合の映像を確認して選手の能力をリアルに再現するよう努めているとのこと。そうして決定された2024シーズンの査定結果を清水ディレクターが解説してくれました。
「甲斐野投手ですが、ポイントとしてはカーブでしょうか。現段階ではカーブをつけさせていただいていますが、実際の試合でスラーブを確認できれば、カーブからスラーブになっていくんじゃないかなと。
水上投手は、ストレートがシュート方向に変化するところを反映して『ナチュラルシュート』と設定しています。スライダーとツーシームは、先ほど水上選手が言っていた通り左右の変化、左右の揺さぶりを表現した査定をしています」
「さすが、よく見ているな」と感心してしまいます。今後の選手能力の更新も楽しみですね。
トークが終了したところで、いよいよ甲斐野投手と水上投手のプロスピA対決です!
自身が考えるライオンズの開幕スタメンで戦う今回の対決。2イニングまで、延長なしの特別ルールとなります。
二人の予想する開幕スタメンがこちら!
水上投手「もう2年ぐらいやってないんですけど、やってる時はバチバチにやってたんで、今日は甲斐野さんをボコボコにしてやろうかなと思ってます(笑)」
甲斐野投手「実はプロスピAは初めて。ゲーム機でパワプロをめちゃくちゃやってたけれど、プロスピは下手なので挫折しちゃいました(笑)。でも今日はとりあえず勝ちます!」
二人とも自信満々で力強く宣言。ライオンズのマスコット・レオが甲斐野投手の、ライナが水上投手の応援団として登場してテンションの上がる中、水上投手先攻でいよいよプレーボール!
甲斐野ライオンズ先発の松本航投手は、中学生の時に甲斐野投手とともに兵庫県選抜として同じチームで全国大会に出場した間柄。ゲーム中も甲斐野投手が「凄くいい球投げるんだから、この男」と言うように、当時の松本投手は中学時代の甲斐野少年に「もう投手は無理かな。これからは野手として生きていこう」と思わせるほどのスーパーエースでした。
そんな大エース・松本航に甲斐野投手は
「ちょっと手元狂ったかな? ロジンつける動作ないですか?」
「甘くないか? 甘くないか!?」
「航どうした? 航ちょっと! ピッチャー! あかん、やばい」
「航は1イニングで疲れたんよ」
もう言いたい放題。
他にも
「嘘つけ! (ストライク)入っとるやろ!」
「いいんじゃないですか!?」
「凄いボール!」
「エグい! 見えてるねえ!」
「えっ! ボールじゃないん? 嘘やろ?」
「ほらあ、ボールやろ? 解るんよ、ヨシ(水上投手)の性格は! もう1球ボールやろ?」
甲斐野投手、ずっと喋ってます。
「俺、喋りすぎ?」
自覚はあるようです(笑)。
甲斐野投手のお喋りに思わずレオもあきれ顔?
0-0で迎えた2回。
水上投手「もう最終回ですか?」
甲斐野投手「はや~」
ということで、あっという間のラストイニングですが、ここで試合が動きます。
4番・中村剛也選手のツーベースヒットを皮切りに、水上ライオンズが2点を先制。たまらず甲斐野ライオンズがマウンドに送った2番手投手は、なんと水上投手。水上投手本人も「対自分は打ちにくいなあ」と苦笑いしつつ、しっかりタイムリーで2点を追加するあたりプロスピヘビーユーザーの面目躍如です。
2回、先ほどのお返しとばかり水上ライオンズは甲斐野投手に交代。緩急が冴えわたった甲斐野投手が甲斐野ライオンズ打線を1安打無失点に抑え、4-0で見事水上ライオンズの貫録勝ちです!
水上投手「勝因はセンスじゃないですかね(笑)。甲斐野さんはまだまだセンスが足りないです(笑)。またプロスピのアプリをスマホに入れようかなと思うけど、課金しちゃうんで適度に楽しみたいです(笑)」
甲斐野投手「 今年1年シーズン頑張って、来年も水上にプロスピを挑もうかなと思ってます!」
とってもにぎやかなうちに終了した甲斐野投手、水上投手のプロスピA対決。甲斐野投手は噂通りの陽キャぶりで、まるで生え抜き選手のようにすっかりライオンズに馴染んでいました。2022年の新人王である水上投手も、昨年の不調から立ち直ってそうで頼もしい限り。2人ともリリーバーとしてムードメーカーとして、チームを力強く引っ張っていってくれることでしょう。
プロスピ トレーニングセンターとともに2024年の新しいシーズンを戦う甲斐野投手、水上投手始め埼玉西武ライオンズに期待したいと思います!