ゆかりの地、所沢で。中村獅童さん、疫病退散を願い舞を奉納


新型コロナウイルスの早期終息を願い…
武蔵野坐令和神社で「鎮花祭」

▲鎮花祭で舞を披露した中村獅童さん

桜の見ごろを迎えた3月27日(土)、「ところざわサクラタウン」内に建立された「武蔵野坐令和神社」では、新型コロナウイルスの終息を願う「鎮花祭」が斎行され、歌舞伎役者の中村獅童さんが舞を奉納しました。

取材:2021年3月27日 成田知栄子


▲武蔵野坐令和神社には、文芸、芸術、芸能関連の祈願のほか、疫病鎮静を願う絵馬も多数

 

コロナ禍の今年、「ところざわサクラタウン」がオープンして初めて花見シーズンを迎えた「武蔵野坐令和神社」では、3月27日午前、疫病の鎮圧を願う「鎮花祭」が営まれ、祭神「言霊大神(ことだまのおおかみ)」に歌舞伎役者の中村獅童さんが舞を奉納しました。

「鎮花祭」は、主に3月、4月に行われる春のお祭りで、「ちんかさい」または「はなしずめのまつり」と呼ばれています。このお祭は、春になって花が飛散するとともに疫病が広がるのを鎮める目的で二千年来の由緒ある儀式。平安時代の律令の注釈書『令義解』に「鎮花祭」のことが記されているそうです。


▲鎮花祭の神事の様子(上)、華やかな神楽舞の様子(下)

祭典では、巫女たちの神楽舞が奉納されたあと、歌舞伎役者の中村獅童さんが歌舞伎の代表的な役柄「曾我五郎」を演じ、長唄『雨の五郎』の舞を披露しました。

武蔵野坐令和神社で、芸能人を招いた神事の祭典を執り行ったのは、昨年(2020年)11月にところざわサクラタウンがオープン以来初のことだそうです。

祭典終了後、取材に応じた中村獅童さんは、

「神聖な場所で踊らせていただいて身の引き締まる思いでした。ところざわサクラタウンには初めて来ましたが、武蔵野坐令和神社からは桜の花や自然が見え、日本の四季を感じる素晴らしい場所。僕の仕事が伝統と革新というのがテーマなので、(ところざわサクラタウン内の建物は)現代的な要素を取り入れつつ、伝統も感じることができ、非常に勉強になりました。」と話しました。


▲長唄「雨の五郎」を演舞する歌舞伎役者 中村獅童さん

▲鎮花祭の後の記念撮影 株式会社KADOKAWAの角川歴彦会長(右から2番目)と松原眞樹 社長(左から2番目)、中村獅童さん(中央)


獅童さんが学生時代に通った「所沢」を家族に紹介
コロナ時代だからこそ「絆や心のつながりをより大事に」


▲インタビューを受ける獅童さん

 

実は所沢は、中村獅童さんにとって、日本大学芸術学部時代のゆかりの地。

取材陣から所沢への想いを聞かれると、「大学1年、2年は家から1時間半かけて所沢キャンパスに通っていました。今は所沢キャンパスは使われていないんですが、建物がそのまま残っていると聞いていたので、この間家族を連れて30年ぶりに行ってみたんですよ。子どもはまだ小さいんですが、『ここに通っていたんだよ』と」と、父親の顔をのぞかせました。


▲中村獅童さん 武蔵野坐令和神社の拝殿前で

「学生時代は、授業が終わったらすぐに帰宅するような生活でしたから、所沢航空記念公園に行ったことがなかったんですが、子どもを連れて初めて行ってみて、都心から近い場所にこれだけの自然や公園がある環境って、所沢は改めて素晴らしいところだと思いました。

コロナという時代になり、デジタル化が進み、なるべく人と接しなくてもいろいろなことができる世の中になっています。だからこそ、絆や心のつながりをより大事にしていきたいです。人間、一人では生きていけないので…。歌舞伎、映画を通して皆様が元気になっていただけるような役者に精進していきたいと思います」

と役者として父親としての側面を見せてくれました。

最近は、SNSでお子さんたちと共に過ごすプライベート写真を公開し、コロナ禍の中でもファンをほっこり気分にさせてくれている獅童さん。そんな配信からも獅童さんの伝えたいメッセージを感じることができます。

取材:2021年3月27日成田知栄子


武蔵野坐令和神社の詳細は
https://musashinoreiwa.jp/

中村獅童さんの公式ホームページは
https://shidou.jp/

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https://tokorozawanavi.com/news-narita20201228-1/



記事の執筆者プロフィール

成田 知栄子 Chieko NaritaPRO
ラジオ、テレビでの取材活動を経てフリーになり、ライターに転職。フリーライター13年目を迎えました。情報は「人と人とを繋げ、生活をより豊かにする」をポリシーに活動しています。記事情報が、誰かの何かにお役に立ちますように…。

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