「♪夢中でがんばるキミにエールを~」CMソングを歌ったシンガーが所沢ワルツでコンサート開催
元JULEPS・松山優太さんのワクワクがいっぱいなコンサートが所沢ワルツYJTホールで!
みなさんは所沢を拠点に活動し、秋元康氏に見い出されデビューしたグループ「JULEPS」をご存知でしょうか?2022年12月に惜しまれつつ無期限の活動休止を迎えましたが、メンバーの一人・松山優太さんは以前から続けていたソロ活動によりいっそう邁進、5月14日(日)に所沢ワルツYTJホールでコンサートを開催することになりました! 自身のアーティストとしてのあり方や音楽業界での活動に対する迷いの中で見つけた「使命」、そして今回のコンサートの見どころを伺いました。
▲松山優太さん
松山優太さんの所沢ソロコンサートは9年ぶり!「JULEPS時代からお世話になったこの地で再スタートを切りたい」
「JULEPS」は2004年結成、男性ヴォーカルと女性ピアニストからなるグループ。
2005年12月、自主制作シングルCD「蕾〜つぼみ〜」発売し、インディーズで売り上げ5,000枚を超えるヒットとなりました。
▲JULEPS(右からヴォーカル松山優太さん、ピアノ・佐藤めぐみさん、ヴォーカル有尾文也さん)
2007年には『レオパレス21』のCMソング『それぞれの夢』の歌い手に起用されました。
この頃「蕾〜つぼみ〜」が秋元康氏の目に留まり、秋元氏プロデュースのもと2007年10月31日にアニメ「象の背中-旅立つ日-」の主題歌、「旅立つ日〜完全版〜」でメジャーデビューします。この「旅立つ日」は”泣ける歌”として大ヒット。様々なアーティストがカバーする名曲となります。
▲旅立つ日 完全版~象の背中~
2009年4月、所沢市の観光大使に委嘱されました。
2012年に1回目の活動休止、2018年10月活動再開。4年間の活動ののち、2022年12月に惜しまれつつ無期限の活動休止を迎えました。
▲2022年12月に無期限の活動休止を迎えた「JULEPS」
「JULEPS」の1回目の活動休止をきっかけにソロ活動や楽曲制作を続けていた松山さん。
今回行われるコンサートは、そんな松山さんの「Re Start(リ スタート)」の意味を込めた大切なイベントとなります。松山さんが所沢で行うソロコンサートとしては実に9年ぶり!
「RPGで言ったら、所沢は冒険のはじまりに主人公が立ち寄る町。お客さんが来ても来てくれなくても、音楽を始めた僕の聖地で、あの頃の気持ちをもう一度思い出したいんです。これまでお世話になった所沢への筋を通す意味もあります。」
松山さんはそんな思いを胸に抱き、5月14日のコンサートに挑みます。
迷いの中で見つけた自身の「使命」。ルーツは小学生時代の合気道にあった?!
JULEPS活動再開後もソロ活動は並行して行っていたため、松山さんのソロ活動は10年を迎えます。
その間、自身が作詞作曲したオリジナル楽曲を歌い発表してきました。しかし、ソロ活動を続ける中で松山さんは「目標が分からなくなってしまった」そうです。グループで活動していた頃は仲間と共に「紅白に出場したい」と話すこともあり、目指すものがあったのです。しかしソロ活動においては、明確な目標が頭に浮かばないままでした。
▲事務所近くのカフェにて取材中の松山優太さん
撮影協力:西所沢「CAFE LAB.& COPPE STAND」
そんな中松山さんは、自作曲を歌うという活動以外に、音楽制作の依頼を受けるようになります。人前に出る活動が減ったコロナ禍、逆に制作の仕事が増えたこともあり、多数の依頼をこなしていきました。松山さんのもとに多く寄せられるようになった仕事は、依頼者の思い・イメージを汲み取り楽曲に落とし込むというものです。このことを受け松山さんは「人の思いに触れ、それを楽曲にするすべは、自分中心に生きていた20代にはなかなかできなかったこと。10年間のソロ活動で、いろんな人との出会いがあったからこそ確立できたのだと思う。これこそが自分の役目なのかなと思うようになりました」と話します。
そして昨年、それが確信となる出来事が起こります。
2023年に創業100周年を迎える富国生命保険相互会社の記念ソング「THE MUTAUL SONG」の制作、歌唱シンガーに大抜擢されたのです。「THE MUTUAL」とは共感・つながり・支え合いをベースとした”相互扶助”のこと。社員の皆さんの思いを汲み取った楽曲制作を行い、そして歌っています。
この「思いを汲み取り楽曲に落とし込むこと」のルーツを、松山さんは自分が小学生の頃取り組んだ合気道にあるのではないか? と感じているそうです。合気道は自分から攻撃するものではなく、相手がこちらに力を加えた際、その力を利用して技を繰り出すという武道。ここ数年やって来た音楽への関わり方がまさにそれだということに気づいたのです。
小学生時代の合気道、そして音楽活動で得た経験と知見をもとに、松山さんは今後も多くの人の心に届く楽曲を世に生み出すことでしょう。
歌・ダンス・コントも! 一度見たら分かる、松山さんのステージの魅力
松山さんによると5月14日のコンサートでは、ソロ楽曲に加え、これまでJULEPSで歌っていた楽曲も歌う予定とのことで、JULEPSファンにもうれしいコンサートになる模様です。
歌はもちろん、ダンスあり、コントあり、さらに松山さんのサックス演奏あり! のワクワクする舞台をお届けします。
筆者は実は、先日某所で松山さんの生歌を聞く機会があったのですが、音響設備のない場所でマイクなしにも関わらず、声がのびやかに通り「さすが歌手の方!」と思わず感激してしまいました。一人一人に語り掛ける歌い方は観客の心をつかみ、全員が手拍子を始め、とっても盛り上がりました! この楽しさを、ぜひ読者の皆さんにも体感してほしいです。
さて、この日は重大発表もあるとか……! 実は松山さん、新しくエンターテイメントグループを結成し仲間とともに活動を続けていく意向とのこと。
「僕自身が楽しいのはもちろん、バンドメンバーの持てる力を引き出し、彼らを輝かせたい」と語る松山さん。ソロのシンガーソングライターとして1人で活動するよりも、仲間と分かち合いながら音楽をやっていきたい、という自分の気持ちに正直になり活動を続けていきます。
▲プライベートについて「マイブームは電動サポート自転車です」と話す松山さん
松山優太さんが歌う富国生命保険相互会社の100周年記念ソング「THE MUTUAL SONG」、そのタイトルに自身の心情を重ね、松山さんはこう話します。
「『MUTUAL』は相互関係という意味です。
コロナ禍にお客さんに会えなくなってから、
コンサートはその相互関係あっての物なんだと痛感しました。
ステージから放つエネルギーに呼応して、
お客さんも笑ったり泣いたり感情を届けてくれる。
相互的にその場の感動を分かち合い、
そこでしか生み出せない空気を作っていく。
それが生のライブの醍醐味。来てよかった! と必ず思わせます。」
読者の皆さんもぜひ、松山さんがお届けする音楽のエネルギーを浴びに来て下さい!
■イベント詳細
松山優太10th Anniversary concert
「THE MUTUAL SONG」Vol’2 in 所沢
■日 程
2023年5月14日(日)
開場 16:00 開演 17:00 (途中休憩あり 19:15終演予定)
■会 場
所沢YTJホール (埼玉県)
■出演
松山優太 /VOCAL
【Performers】
今井秀明(GUITAR)
小野ちっくん真裕(PERCUSSION)
NAOT☆彡(DANCE)
THOR(DANCE)
MIHO(CHORUS)
▶チケット購入サイト
https://t.livepocket.jp/e/mutual514
▶松山優太さんLINE公式
https://lin.ee/mhOnstm
▶松山優太さんYouTube
https://www.youtube.com/@yu-tv
★★★松山優太さんミニライブ情報★★★
松山優太さんがGWにところざわサクラタウンに登場!
「ミュージックフェス2023GW@ところざわサクラタウン」
地元を中心に活躍している実力派ミュージシャンが出演するイベントに松山さんが登場します!
日 時:2023年05月06日(土)
会 場:「ところざわサクラタウン」中央広場特設ステージ
時 間:11:30〜17:00
出 演:松山優太 / Psalm / 松田栄作 / 片山遼
松山さんは11:30~12:00, 14:30~15:00からの2回になります。
各30分の2回ステージ
*雨天中止
歌手・俳優・クリエイター
2004年 音楽グループ「JULEPS・ジュレップス」を結成。
2007年 作詞家 秋元康氏のプロデュース曲「旅立つ日」でデビューし15万枚の大ヒット。
その後も大手CMソングを担当する等、華々しい記録を残す。
平成の大横綱「貴乃花」氏もその歌声に心を打たれ、コンサートにも足を運ぶなど活動を応援している。
富国生命保険相互会社が創業100周年にあたり記念ソングシンガーに抜擢。制作歌唱を担当。