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ところざわサクラタウンでは「冬のライトアップ2023―2024」が開催中！
12月11日からは埼玉・所沢ゆかりのアーティストによる幻想的なイルミネーションが展開されています。

2020年の開業から3年、今年のライトアップは一味違う！　所沢ゆかりのアーティストによる幻想的・独創的なイルミネーション

2020年11月に開業した日本最大級のポップカルチャー発信拠点、ところざわサクラタウン。より一層地域に貢献できる施設を目指すという観点から、今年のライトアップでは、地元所沢や埼玉県中心に活躍するアーティストと共に、シンボルツリーである高野槇（こうやまき）周辺に一年の締めくくりにふさわしい演出を設えます。
プロデューサーは所沢市内でイベント等仕掛ける角田テルノさん。いまや所沢の夏の風物詩となりつつある「所澤　神明宵の市」の企画運営や、一風変わった多国籍料理店「世界食堂」の統括に携わっています。

▲所澤　神明宵の市

▲世界食堂

今回のライトアップでは、テルノさんがこれまで各種イベントでともに空間演出を行ってきた信頼できるメンバーを集め、彼らとともにコンセプト決め、そしてデザインプランの策定を行いました。
もしかしたら「あ、これ見たことある！」なオブジェに出会えるかも知れません！

アーティストさん達の動きにも思いを馳せながら、じっくりと鑑賞してほしいです。

▲制作陣がイメージを共有できるよう11月初頭の最初の現場打ち合わせで描かれたイメージ画。作画は黑井鞦韆さん

12月11日～1月8日｜常設展
【Look Back I’llrumination】空間演出アーティスト

▷空間演出
・kivi candle
https://www.instagram.com/kivicandle/
・SIGHTRIP
https://sightrip.com/
・1/16(じゅうろくぶんのいち)
https://116deco.theshop.jp/
・green&flower craft Happiness
https://www.instagram.com/greenflower_happiness/
・アクウカン
https://www.instagram.com/aqoocan/

キャンドルを灯すのはなぜ？　年の瀬、時間を止めて振り返るひとときに

今回披露されるイルミネーションのテーマは「Look back I‘llrumination」（I‘llrumination は“I will rumination（反芻する）”の造語）。「立ち止まって、振り返る」という意味があります。
人はなぜキャンドルを灯し、その火を見つめるのでしょうか？　光で魅せるデコレーションをプランニングするにあたり、メンバーとテルノさんは話し合います。出てきた答えは「時を止めて、振り返るという意味があるのではないか」というもの。キャンドルを灯し、揺れる火を目にし、日常から切り離された空間を作る。
テルノさんはこのイルミネーションに「人がキャンドルを灯す意味」を重ねて「今年もがんばったな、人生捨てたもんじゃないな。来年も頑張ろう。そんな気持ちになってもらえたら」と話します。

▲イルミネーション完成直後、プロデューサー角田テルノさんとkivicandle・森本恵さん。恵さんは所澤神明宵の市では2020年から空間演出に参加している

見どころの一つはやはりキャンドル。ぼんやりと灯された光が美しく、パッと見普通のキャンドルに見えるかも知れません。しかし、このキャンドルをよく見てみるとろうそくに火を灯している訳ではないことに気付くでしょう。実はこれ、今回の展示が1カ月という長期の常設展のため火を扱えないという理由からkivicandle恵さんが新技法にトライし制作した唯一無二の作品なのです。
与えられた条件下で展示を行うために恵さんが導き出したのは「蝋でランタンを作る」という全く新しい発想でした。
限られた準備期間の中で自ら技法を編み出し、必要な本数を揃える……なんとその数80本！　まさに”アーティスト魂”がなせる業です。筆者もお話を伺いながら、その大変さを想像し感嘆せずにはいられませんでした。

▲こちらは和紙コーティングされているキャンドル。独特な表情に思わず見とれてしまいそうな逸品

ご神木である高野槇とイルミネーションの関係も注目ポイント！　このイルミネーション、作品の正面から見ると高野槇に向かってカラフルな「円」からなる「道」があり、登っていくかたちになっています。よくよく見ると分岐点にはある「花」をかたどったもようが。そして、その道の先には森があり、妖しく神秘的な光を放つクリスタルの柱のようなものが行く手に現れます。この、不思議な森を越えないとご神木である高野槇には辿り着けません！　果たして、あなたはこの森を抜け高野槇に辿り着くことが出来るのでしょうか……。
皆さんにはぜひ、現地で実物を見ながら、アレコレ思いを巡らせてほしいです。

▲森の中に、妖しく神秘的な光を放つ結晶や葉玉のランプが……。ランプは1/16さん、森を表現する草花はGreen flower craft-Happinessさんの手によるもの

▲筆者取材時、設営中に撮影に応じてくれた皆さん。左からSIGHTRIPさんご夫婦の娘さん、SIGHTRIP・Ayanicocoさん、Green flower craft-Happiness・田中歩美さん、SIGHTRIP・RUSOWさん、テルノさん。カラフルな円はSIGHTRIPさんが工作室アクウカンで制作したもの。ブラックライトに反応する塗料が使われており、電球を使う一般的なライトアップとは違ったニュアンスを演出している

また、高野槇の向かいの水盤もライトアップしています。
幻想的な雰囲気に思う存分浸ってください！

▲水盤エリアもライトアップしています
 

12月22～24日はキャンドルナイトとしてイベントを開催

12月22～24日の3日間は【ところざわサクラタウン キャンドルナイト3days】と銘打ち音楽やパフォーマンスの演出、フードの販売を行います。またkivicandleがキャンドルを灯します。

コンセプトは「たちどまる、ふりかえる、おもいだす、今を感じる」。
イルミネーションやキャンドルの明かりを眺めながら、その環境に身をゆだね、色々と感じ、考え、振り返ってみる。自身の内側に向き合うようなテーマでありながらも、気付いたら全開でエンジョイしていて、誰もが楽しめちゃう！　
各日を「冬至(22日)」・「実験音楽(23日)」・「クリスマス(24日)」ととらえ、独特のテーマでお届けする三日間になっています。
※全日、前日の天気予報をみて開催可否の判断をいたします。

＼こちらもチェック！特設サイトを12/15公開予定／
「Look back I‘llrumination」に参加のアーティスト、DJ、飲食店、ワークショップなどの詳細情報は特別サイトにてご確認ください。
▶https://look-back.me/　

ところざわサクラタウン キャンドルナイト 3days

■実施場所：ところざわサクラタウン 2 階芝生エリア
■開催時間：各日 16:00～20:00（予定）
■観覧料 ：無料
 

DJ・ライブパフォーマンス

冬至のキャンドル DJ ナイト
12月22日（金）
空間演出：kivi candle、Hi-D
予定アーティスト：Shakke 、DOODLIN’ BARBER 、Jiroeux、nomQ、切明畑 遼、KK1P

キャンドル実験音楽ナイト
12月23日（土）・24日（日）
空間演出：kivi candle、Hi-D
予定アーティスト：
23日（土）aluminum、tec、WHR、ya_m、善財和也 × kzt (KAMOSU)、Palpunte
24日（日）PKM、mana-bu、Marchen、PANEY-L、大道芸人ヒヨコ

期間限定飲食店（テント、キッチンカー）

所沢近郊の飲食店が期間限定でキッチンカーやテントで出店
12月22日（金）:Michel（ドリンク）、RPGworks（ドリンク）、豊島屋酒造（日本酒販売）、世界食堂（飲食）
12月23日（土）:RPGworks（ドリンク）、豊島屋酒造（日本酒販売）、世界食堂（飲食）、縁が輪（飲食）
12月24日（日）:RPGworks（ドリンク）、豊島屋酒造（日本酒販売）、縁が輪（飲食）
※詳細はサクラタウン公式 HP か公式 X をご確認ください

 

ワークショップ（予定）

参加アーティスト：
・little summer （貝殻ワークショップ）
・Green flower craft-Happiness（フラワーオーナメント作り）
開催日時　※各アーティストで異なります
➀12月22日（金）17:00～21:00
➁12月24日（日）10:00～17:00

 
クリエイティブ・アートワーク：
黑井 鞦韆【イメージビジュアルイラスト】 　KGS-DESIGN【デザイン全般】 　reverse maker Hl-D

 
資材協力：
・所沢資材株式会社
・リキテックス

■開催概要

■企画名称 ：ところざわサクラタウン「冬のライトアップ2023-2024」
■主催 ：KADOKAWA レクリエーション事業局
■開催期間 ：通期装飾 2023 年 12 月 1 日（金）～2024 年 2 月 4 日（日） ※合計 66 日間
内）地元アーティスト期間限定装飾 2023 年 12 月 11 日（月）～2024 年 1 月 8 日（月・祝）
■開催時間 ：17:00～22:00（予定）
※12 月 22 日（金）～24 日（日）はイベント連動のため 16:00～開始予定
※雨天決行、強風・荒天時は中止の可能性あり
■会場 ： ところざわサクラタウン 2 階水盤エリア、武蔵野坐令和神社横芝生エリア
（埼玉県所沢市東所沢和田 3-31-3／JR 武蔵野線東所沢駅より徒歩約 10 分）
■開催内容 ：冬季限定ライトアップ・装飾および DJ による音の演出とワークショップや飲食テント販売
■URL ：https://tokorozawa-sakuratown.com/event/lightup23.html
※運営状況によっては、内容や点灯時間を予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください
※最新情報はサクラタウン公式 X（旧 Twitter @sakuratownjp)にてご確認ください

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