世界初上映のデジタルアートで、モネの見た光とその世界感を追体験!


角川武蔵野ミュージアムでは、7月20日(土)より体感型デジタルアート劇場の第4弾として、『モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光』の上映がスタート!


Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI 
Multimedia content production: KARMACHINA. 
©角川武蔵野ミュージアム

フランス・パリ出身の印象派を代表する画家のひとりであるクロード・モネ(1840-1926)。

「モネって有名だけど、教科書に載っていてなんとなく有名作品を知っている程度…!」という私ですが、一般公開前にメディア向けの内覧会に参加させていただきましたので、美術作品初心者の目線でその内容をレポートさせていただきます。さぁ、一緒にモネの世界へGO!!!

モネの作品に描かれたモチーフをデジタルアートに。360度広がるモネの世界を堪能!

デジタルアートが上映される第一会場。まず会場内で目に入ったのは、ふかふかクッションとハンモック。せっかくなのでリラックスしながらモネの世界観を感じてみようと思い、まずは私もクッションへ!


Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI
Multimedia content production: KARMACHINA.
©角川武蔵野ミュージアム

上映が始まると、美しい音楽とともにモネの描いた作品が360度壁面だけでなく床面にも映し出されます。動きのあるデジタルアート作品で、まるで自分がモネの過ごした場所へタイムスリップしたかのごとく臨場感たっぷり!


Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI
Multimedia content production: KARMACHINA.
©角川武蔵野ミュージアム

モネが見た景色の中で、季節の移り変わりや水の反射、光の加減などが美しく表現されたストーリーに感動し、最後はウルっと涙がこぼれ落ちました。

感動とともに驚いたのは、途中第11幕では浮世絵のイメージが映し出され、「ジャポニズム」に影響を受けたと言われていること。日本美術への関心が高かったということを初めて知りました。初心者でも感覚的に分かるモネの見た光と世界に浸ってきました。


Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI
Multimedia content production: KARMACHINA.
©角川武蔵野ミュージアム

会場では、音声ガイドとデジタルハンズアウトを利用することができ、デジタルアートのストーリー第1幕から第15幕までの内容を紹介してくれます。(※会場内設置のQRコードからアクセスしてご自身のスマホで楽しめます。音声ガイドをご利用の際はイヤホンを忘れずに!)


Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI
Multimedia content production: KARMACHINA.
©角川武蔵野ミュージアム

一度は目にしたことのある作品がほとんど!印象派展の名画を実寸大で展示!


Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI
Multimedia content production: KARMACHINA.
©角川武蔵野ミュージアム

デジタルアートを体感した後は、回廊に展示された第1回~8回の印象派展に出品された作品を鑑賞。なんと今年は、第1回印象派展から150年の節目の年だそうです。モネの他、印象派の有名な画家たちの作品を見て、あれもこれも学校の教科書にも載っていたなぁ~と思い出しながら、実寸大で展示されている作品を心ゆくまで堪能!


Design and creative direction: GIANFRANCO IANNUZZI
Multimedia content production: KARMACHINA.
©角川武蔵野ミュージアム

日傘をさしながらモネの世界に浸るフォトスポットも! 無料で楽しめるエリア♪

2階のエントランスから階段で下りたところに、モネが晩年を過ごしたジヴェルニーの庭を表現したフォトスポットが現れます!


©角川武蔵野ミュージアム

なんと!こちらでは、白い日傘をさしながら記念撮影ができるんです~!せっかくなのでモネの作品「散歩、日傘をさす女性」のように、白いスカートを履いて撮影してみてはいかがでしょうか?どなたでも入れる無料のエリアなので、気軽にモネの作品に触れることができる嬉しいスポットですね♪
実際に私も撮影!(次回は白スカートで…!!)


©角川武蔵野ミュージアム

色彩豊かで美しいコラボグッズの販売も!

美しい色使いが印象的だったモネ展。モネが生涯を通して見て感じた景色を色彩豊かに描かれています。そのコラボグッズとして、アートペンやポストカード、キーホルダーやトートバッグなどが、館内の「ロックミュージアムショップ」にて販売中。私個人的にこちらのアートペンが特に欲しくて、次回訪れた際に狙っています♪

特別なコラボドリンクとフードも!繊細なアート作品がラテに!?

事前に気になっていたプリントラテ♪
作品を楽しんだ後にミュージアム内の「KadoCafe」にて、プリントラテを飲みながら、家族や友人と語り合うのも良いですね!

さらに、ミュージアム内のメインダイニング「SACULA DINER (サクラダイナー)」では、モネ展コラボフードとしてパスタやスイーツも楽しめるそうです。
体もココロも満たされますね♪

提供期間:2024年7月20日(土)~2025年1月19日(日)
(※一部メニューは期間限定。提供期間が変更となる場合もありますので、公式サイトをご確認ください)

モネの目に映った景色を追体験できる体験型デジタルアート。美術館に行くのはちょっとハードルが高いのかな~?と思っている方にも、気軽に楽しみながら知識を深められる内容となっています。
ぜひ期間中に訪れてみてください♪

【展覧会概要】

展覧会タイトル:モネ イマーシブ・ジャーニー 僕が見た光
英語タイトル:Monet: I Can See the Lights – An Immersive Journey
会場:角川武蔵野ミュージアム1階 グランドギャラリー
会期:2024年7月20日(土)~2025年1月19日(日)
休館日:毎週火曜日(8月13日(火)は臨時開館)
営業時間:10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
主催:角川武蔵野ミュージアム(公益財団法人 角川文化振興財団)
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
協力:株式会社クサカベ

チケット価格(税込):
●オンライン購入(https://tix.kadcul.com/)、当日窓口購入
一般(大学生以上):2,500円/中高生:2,000円/小学生:1,300円/未就学児:無料

※休館日、開館時間は変更となる場合があります。最新情報、詳細は公式サイトをご確認ください。
※展示内容が変更、または中止になる場合がございます。予めご了承ください。


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