2021年に西武園ゆうえんちがリニューアルオープン!
西武園ゆうえんちは1950年に開業し活況を呈していましたが、近年、施設の老朽化や余暇の過ごし方の多様化、消費者ニーズの変化などにより徐々に入場者数が減少。2018年度の年間入場者数は約49万人となっていました。
そこで、西武園ゆうえんちが2020年に開業70周年を迎えることを記念し、「西武園ゆうえんち開業70周年記念事業」として、2021年の開業を目指し、西武園ゆうえんちのリニューアルが実施されます。
▲現在の西武園ゆうえんち
過去の人気アトラクション・施設
【ウォーターシュート】
乗り物の先端に男性が立っており、坂を下った船が着水したと同時に男性がジャンプ!
懐かしく思われた方もいらっしゃるのでは?
▲1951年ウォーターシュート
【観覧車】
開園から7年後に登場した初代観覧車。
▲1957年の観覧車
その後、1982年大観覧車へ。
▲高さ62mの大観覧車
【トリプル観覧車】
大型アトラクション導入時期に登場したトリプル観覧車。
▲1985年当時の様子
【アイドル共和国】
1987年に「光GENJI」をテレビCMに起用し、1991年には「SMAP」のデビュー発表コンサートを開催するなどしたアイドル共和国
▲1989年テレビ放映開始
【アイススケートリンク】
冬になると、プールはアイススケートリンクへ
▲1988年同時の様子
西武鉄道は、これまで多くの方に愛され、親しまれてきた西武園ゆうえんちを起点として、所沢を「訪れたい場所」に変えるとともに、埼玉を中心とする関東の活性化、ひいては日本の「観光大国」化に大きく貢献していくとしています。
西武園ゆうえんちリニューアル
約2年前、開業70周年の節目を迎える西武園ゆうえんちのリニューアルを確実に成功させるために、卓越したマーケティング力で数々の実績をもつ、森岡毅が代表を務めるマーケティング精鋭集団「刀」と協業することを決定。刀とともにすでに2年の歳月をかけてリニューアルの構想を練っているそうです。
協業の「株式会社 刀」について
代表取締役の森岡氏は経営危機にあったUSJをわずか数年で劇的に経営再建したことでも知られます。
2017年、マーケティング精鋭集団「株式会社刀」を設立。
刀の精鋭チームを率い、「丸亀製麺」の協業開始後わずか半年で業績回復、破綻した旧グリーンピア三木(現ネスタリゾート神戸)をわずか1年でV字回復させるなど、「刀」として早くも抜群の実績を上げています。
西武グループの所沢エリア開発
西武グループの長期戦略において、所沢エリアは、都市交通・沿線事業では「西武線のイメージ向上の原動力として働きたい街・住みたい街・訪れたい街が両立するエリア」、不動産事業では「沿線の中心衛星都市(重要な交通結節点)として住環境の魅力向上・周辺地域の利便性を高めるエリア」を目指す姿と位置づけています。
「所沢エリア開発全体の基本方針」は、トータルコンセプトを「通過する街から『働きたい、住みたい、訪れたい』街へ、そして選ばれる沿線へ」とし、沿線人口や鉄道の利用人口を増やすことで、目指すべき姿を具現化していくそうです。
西武鉄道は・・
所沢駅東口駅ビル計画では、2018年3月に商業施設「グランエミオ所沢」の第Ⅰ期が開業し、2020年夏に第Ⅱ期が開業すると合計で約120店舗の規模になります。さらに西口の車両工場跡地でも商業施設を核とした大規模開発の計画を進めており、2020年代半ばの開業を目指しています。
また、埼玉西武ライオンズの本拠地 メットライフドームでは、本拠地移転40周年事業として、あらゆる世代で楽しめるボールパーク化構想をはじめとした大規模改修を計画。グループをあげて所沢エリアの開発に力をいれていくとしています。
リニューアル予定の西武園ゆうえんち、工事等に伴い一部営業休止となる施設はありますが、可能な範囲で営業は続けられるとのことです。
2021年にどのように生まれ変わるのか?楽しみですね!
これから所沢がより住みやすく、魅力ある街になってくれることにも期待します。