メットライフドーム、その魅惑のグルメ 選手プロデュースグルメ編
17日からメットライフドームで『パーソル クライマックスシリーズ パ ファイナルステージ』が始まります。CSに進出できること、しかもそのCSが本拠地で開催されることは、ファンとして大変嬉しいことです。しかしそれは、レギュラーシーズンが終了して、野球場のグルメを堪能できる期間もあとわずか、という意味でもあります。
残り少ないこの機会で、みなさんが好みのグルメを的確に探し出す一助になればと、今回は「選手プロデュースグルメ」をご紹介します。
浅村 焼き肉重 ¥1,300
前回のグルメ記事『メットライフドーム、その魅惑のグルメ カレー編』 https://tokorozawanavi.com/news-ukimarotta20180521/ では「浅村牛すじカレー」を紹介しましたが、今回登場するのは浅村がプロデュースしたお弁当。
メットライフドームの弁当の肉は 、どれも冷めても美味しいしものばかり。中でもこの焼き肉重は、ジューシーな牛バラ肉がご飯の上に隙間なく敷き詰められボリューム満点。満腹感はもちろん、「肉を食ったあ!」という充実感もたっぷり味わえます。
おかわり焼き ¥730
一、三塁内野席エリアの「新井園本店」で発売中、中村剛也選手プロデュースメニューは、大阪出身の中村選手らしくお好み焼き。2011年から販売されているロングセラーです。
味はスタンダードなソースとマヨネーズ味ですが、大量の小口ネギとカリカリに焼いた豚肉、そしてサクサクの揚げ玉の食感が非常によいアクセントになっており、食べていて飽きの来ない一品です。
ちょっと量が物足りないな、と感じる人がいるかもしれませんが、そんな時はお店でこう言いましょう。
「おかわり焼き、おかわり!」
源田の#箸とまらん弁当 ¥1,400
源田壮亮選手初のプロデュース弁当は、地元大分名物「とり天」をフィーチャー。大ぶりの鶏もも肉の天ぷらは、冷めてもぷりぷりで肉汁たっぷり。そんなとり天が4つも入って、舌もお腹も大満足。本人によると「永遠に食べられる」とのこと。どういう意味か解ったような解らないようなコメントですが、ともあれみなさんにお勧めしたい一品です。
外崎のにんにく塩豚カルビ丼 ¥880
ドーム前広場のグルメワゴン「モウラ」で販売されている外崎修汰選手プロデュースグルメ「外崎のにんにく塩豚カルビ丼」。「モウラ」はもともと肉の丼ものを得意しており、この手のメニューはお手の物。たっぷりのもやしが肉汁と絡み、思いの外さっぱり頂けます。にんにくはさほど強くないので、匂いが気になる方も安心してお召し上がりください。
雄星のスタミナ五目麺 ¥920
一、三塁内野エリアに出店する西安餃子より発売中の、菊池雄星投手プロデュースグルメ。こちらの「西安餃子」、餃子はもちろん「もちもち、つるつる、しこしこ」の麺が絶品。その麺に、みそにんにくだれ入りの中華あんかけが絡みます。それだけでも濃厚な味わいで美味しいのですが、トッピングである厚切りの豚肉が凄く美味しい! もはやトッピングのレベルを超えた、このメニューのメインと言っても差し支えないくらいの存在感です。
興味のある方は、どうぞお早めに。おそらく来年は食べられないと思われますので…。
獅子リアンライス ¥920
「選手プロデュースグルメ」は、選手のみならず監督もプロデュースグルメもリリースしています。辻監督の出身地・佐賀のご当地グルメ「シシリアンライス」をアレンジしたという、その名も「獅子リアンライス」。炒めた牛肉をメインに、トマトやレタス、パプリカやキノコをトッピング。ヘルシーなだけでなく、たっぷりの野菜が牛肉の脂っこさを中和してくれます。選手グルメに負けないこちらの人気メニュー、内野指定席エリアの「L’sダイナー」等で販売中です。
メットライフドーム以外の全ての本拠地球場でも、選手メニューは販売されています。とはいえ、「選手応援メニュー」「選手をイメージしたメニュー」と、必ずしも選手本人が関わっているものばかりではありません。しかし、メットライフドームでは、選手「プロデュース」グルメというだけあって、どのメニューも必ず選手の好みや意見が反映されています。単に食事を摂るだけでなく、そうした選手たちの思い入れにも考えを巡らせてみると、応援にもより力が入るのではないでしょうか。
ではみなさん、日本一に向けて大事な試合が続きますが、どうぞよい観戦とよい食事を!