紅葉写真館2019 ~輝ける森の風景~
秋は一瞬に過ぎゆく。
夏の暑さの記憶が残るうちに、冬の足跡はすぐそこに。
落葉樹は、春に若葉が芽吹き、
新緑の季節を迎え、
夏の日差しを充分に受け、
秋に一瞬の輝きを見せ、
そして散っていきます。
散った落ち葉は、人々によって集められ、堆肥にされ、土に還っていきます。
水が少なく、畑が中心の所沢の地で生きていくための知恵
人々は木を植え、森を育てていったのです。
先人たちの残した人と自然が共存する里山、それが所沢の風景です。
「なんで所沢が好きなんですか?」
「自然が多く残っているからです。」
そんな答えがたくさんの人からいただけて、そしてずっとずっと続いていくといいな。
一瞬の間に輝きをみせる紅葉の美しさを感じ、落ち葉の落ちる音を聞きながら、所沢に住んでいることを感謝できる。そんな所沢の秋の風景がずっと続きますように。
撮影地:雑魚入樹林地 糀谷八幡湿地 砂川堀沿岸