Owlfestival アヲルフェス 秋の森の野外フェス


所沢市を含む地域に広がる平地林は関東最大級の規模を誇っています。ここは江戸時代から続く、人々の生活と結びついた雑木林です。水の乏しいこの地で、人々は落葉樹の落ち葉をつかって堆肥をつくり、それを肥料に畑作を行い、育った木は薪や炭として使用してきました。木を、森を育て、自然と共存する里山の生活がありました。森は生き物を育み、狐、狸などの動物たち、オオタカを生態系の頂点とする鳥たちの世界もそこにはありました。
時代は移り、薪は燃料の主役ではなくなり、落ち葉を使った循環農法に従事する人は徐々に減っていきました。そしてこの森は、産廃施設、墓地、資材置き場、商工業施設等に開発されていきました。ダイオキシン問題が大きく取り上げられたこと、所沢市民で覚えている方は多いと思います。森の環境問題は終わったわけではなく、現在も続いているのです。
そんな中、「おおたかの森トラスト」では、人々の寄付や募金により森を取得し、豊かな森を取り戻し、それを未来に残す活動を1994年より行っています。下の写真はアヲルフェスの会場である森の再生地についての案内です。資材置き場から森に生まれ変わった歴史がよくわかります。

アヲルフェスは、この活動をたくさんの人に知って頂くために、毎年11月の第一日曜日に行われているイベントです。今回が6回目になります。
入場は無料です。おおたかの森トラスト、アヲルフェスに賛同いただける方の善意の募金箱が入口に置かれております。

さあ、森の再生地に足を踏み入れてみましょう。
みなさんアヲルフェスへようこそ。

おおたかの森トラスト代表の足立圭子さん、アヲルフェス・オーガナイザーの目黒裕葵さんが出迎えてくれました。

素晴らしい活動、そして素晴らしいフェスを企画・運営してくださりありがとうございます。

 

森に響き渡る音楽の調べ、集った人々の笑顔、ここは壊されつつあった自然を再生させた楽園です。

 

森があり、池があり、花が咲き、虫や動物、鳥たちが育つ場所。
ふくろうやオオタカ、本当にいるんだよ。この場所には。

 

それは、かつてどこにでもあった風景
人と自然が共存する里山の暮らし
自然のなかでは、都会よりも人はずっと仲良くなれるんじゃないの?
そんなことを思わせてくれる雰囲気、聴こえてくる音楽、子どもたちの笑顔。
毎年11月の第一日曜日、この時、この場所で現実になります。

森を照らす太陽の光はだんだん西に傾き、やがて森に夜が訪れます。
普段夜の森はそこに住む動植物たちのもの。
今日だけはちょっと僕らにもおじゃまさせてね。

だって今日は年に一度のアヲルフェス。
みんなで一緒に楽しもうよ!

 

秋の一日、おおたかの森に現れたこんな空間が当たり前の風景になったとき、
アヲルフェスは役割を終えるとのこと。
その日が来るまで、毎年、この場所であなたを待ってます。



記事の執筆者プロフィール

じん Jin
じん Jin

写真を撮ったり、ランニングしたり、サイクリングしたりしながら、自然の中で過ごす時間を大事にしています。
すぐそばに素敵な自然が残されてる所沢が大好きです。
少しでも所沢の魅力がお伝えできるようにがんばります。

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