埼玉西武ライオンズ 2018年パ・リーグ優勝記念パレード


かつてのライオンズのチームカラーのように、すっきりと青く晴れ上がった空の元、2018年シーズン埼玉西武ライオンズのパ・リーグ優勝を祝し、11月23日(金祝)に優勝記念パレードが実施されました。

 

 

 

 

 

所沢で優勝パレードが行われるのは、10年ぶり2回目。これまで何度も優勝経験のあるライオンズですが、2008年、チーム名に「埼玉」を冠し、地域密着を標榜する以前は、パレードは行われていませんでした。

 

辻監督もオープニングセレモニーで

「ライオンズで12年プレーし、9度優勝したが、パレードの経験はありません。今日が初めてです。ですので、自分が一番楽しみにしています」

と、挨拶。実際、セレモニーが始まる前から、辻監督は何だかソワソワわくわくしているようでした。

 

所沢駅西口で行われたセレモニーも終わり、終着地点の元町コミュニティ広場に向かい、いよいよパレードがスタート。


▲写真 埼玉西武ライオンズ 球団提供

 

 

 


▲写真 埼玉西武ライオンズ 球団提供

 

 

 

 

 

 

 

ライオンズの晴れ姿を一目見ようと集まった観衆は、7万5千人。詰めかけた大勢のファンはもちろん、監督や選手もパレードを心から楽しんでいるようでした。

 

終着地点では今シーズン、試合前の訓話が面白いと話題になった熊代選手のスピーチが。

「首位を一度も明け渡すことなく、10年ぶりのリーグ優勝を果たした中でも、一番大活躍、そして…、何? 大ブレイク。そう大ブレイク! したのは、私、熊代です!」

 

評判通りの内容で観衆を笑わせつつ

「来シーズンの合言葉、『日本一』だ!」

と、来季のリベンジを約束してくれました。

 

いみじくも後藤オーナーが挨拶で述べていたように、日本シリーズに進出できなかったからと言って、パ・リーグ優勝という輝きが、いささかも失われるものではありません。

しかしながら、ここで満足していては向上がないのも確か。パレードはパレードでしっかり楽しみつつ、その上で今年の悔しさを忘れまいとする熊代選手を頼もしく思いました。

来年のライオンズ日本シリーズ優勝パレードを、今から心待ちにしたいと思います。

 

尚、今回の優勝パレード取材にあたり、フリーライターの成田知栄子さん、所沢なびのライター仲間である百音さんにご協力いただきました。お二人とも、ありがとうございました。

 

埼玉西武ライオンズ優勝パレード2018


開催日時:2018年11月23日(金祝)11:00~12:00
パレードルート:所沢駅西口から元町コミュニティ広場(元町交差点)までの約1.2km
主催:埼玉西武ライオンズ優勝パレード実行委員会

 


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