所沢にはこんな日本一があった!
皆さん所沢には日本一があることをご存知でしょうか?
それは、家内安全・商売繁盛の熊手作りです。
2016年11月28日、NHK BSプレミアムで放送された「TOKYOディープ」
その中でご紹介されていた、創業明治3年、「熊手」生産量全国トップシェアーの面亀さんです。
熊手は運を「かっ込む」、福を「はき込む」といって開運招福・商売繁盛を願った縁起物です。
所澤神明社には幅2メートルの大きな熊手があった!
この2メートルの大きさも日本一の熊手かもしれない。
2メートルの大きさの熊手をお店に飾れば商売繁盛間違いありませんね。
ただ、前年より一回り大きくするのが基本のようですので、年々大きくなるのも考えものですね💦
※TOKYOディープより
なぜ、所沢で熊手を作るようになったのか?
それは、刀を持ったサムライが戦いもなく、仕事がなく、何かやろうということで、武家でいえば内職がてらに始めたのがきっかけ。
そこで所沢で熊手を作るようになったんですって!今でいえば副業でしょうか。
江戸時代末期、日本画家である当家初代の朝倉旭州が雛人形造りから、飾り熊手の中心となるおかめの面を考案したのが、1代目面亀さんです。
なぜ、熊手に「おかめ」を使うようになったのか?
「おかめ」とは天宇津女命(あめのうずめのみこと)のことと言われております。
天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴を怒って天の岩戸に隠れたため、天地が真っ暗になり昼がなくなったという神話。
困りはてた神々が、呼び戻すため天宇津女命(あめのうずめのみこと)が、舞を舞い、天照大御神を導き出しだしたのが立役者の神と言われいるのが(おかめ)の天宇津女命です。
天岩戸神社は、宮崎県高千穂町に鎮座し、日本神話(古事記・日本書紀)の中に書かれております。
所澤神明社にお越しのさいは、正面神殿だけでなく、左側の熊手にも手をあわせてくださいね。
例年11月の酉の日に行われる収穫祭のお祭りで、380年の間、江戸文化を伝える「酉の市」の季節外れの話題でした。
伝統工芸 面亀(めんかめ)HPは→こちら