失敗から学び、小さな成功体験で自己肯定感を高める
ロボットプログラミング教室 小林洋介さん【PR】


所沢ノードは、所沢プロペ商店街の中心に位置する事業を営む人やビジネスを活性化したい人のためのシェアスペースです。
所沢ノードを拠点に活動をしている人の生き方に焦点をあて、起業の背景や力を注いでいること、仕事をする上で大切にしている考えなどをうかがいました。
 
所沢ノードに2023年6月、ロボットプログラミング「ヒューマンアカデミージュニア 所沢プロぺ通り教室」が開講。年長から小学校高学年の生徒が20名ほど通っています。
教室の運営を手掛け、講師としてロボット制作・プログラミングを教える小林洋介さん。平日は企業に勤め、土日に二足目のわらじを履いてこの教室の運営をしています。多彩な側面を持つ小林さんに、開講のきっかけやロボットプログラミング教室の魅力、ご自身のライフワークについてうかがいました。
 

ロボットプログラミン教室を運営するGrow-Plus.Lab 代表 小林洋介さん
 

はじまりは、息子のための習い事探し

教室を始めたきっかけは、自分の子どもに学ばせたい何かを探している中で、ヒューマンアカデミージュニアロボットプログラミング教室に出会ったことだそうです。
 

 
プログラミングって、自分が子どもの時にはなかった学びですよね。実際に見てみたら、とてもおもしろそうで、いろいろ調べていく中で自分でもやってみたくなってしまったんです。どうせやるなら一からやろうと、教材を使ってテキストを見ながらロボット制作やプログラミングの仕組みを学んでいきました。
実際に手を動かしてみると夢中になり、ロボット作りの楽しさを身を持って感じました。『何を難しいと感じるのか』『どこでつまずくのか』も分かるようになりました。
 

「失敗しちゃおう」と伝えたい

楽しそう、おもしろそうということが伝わるロボットプログラミング。その一番の魅力はどのようなことでしょうか。
 

 
プログラミングの一番の魅力、それは達成感でしょうか。レベルに応じた複数のコースがあるので、年齢や個性に合わせてコースを一緒に選んでいます。ロボットが完成すると『自分にできた!』という自己肯定感が芽生えるんですね。お迎えに来られた家族にロボットを動かしながら説明をしている姿は、先生としても誇らしく、嬉しい限りです。
 
一方で、時にはうまくいかないこともあります。子どもは失敗したくないという気持ちが大きいと、都度大人に確認をします。でもここでは『失敗しちゃおう!』『失敗していいんだよ』と何度も伝えます。せっかく自分でできるチカラを持っているのに、失敗を恐れて動けないのはもったいないです。
 
できあがったロボットが、テキストの見本通りでなくてもいいんです。ただ、ロボットが動かない、プログラミングを施したロボットが想定と違う動きをするときに、『なぜ?』『どうして?』なのかを考える。その『なぜ?』が重要で、テキストを読み返して解決できるようにフォローしたり、こうやったらどうかと別の方法を試してみるなど、学びが尽きないんですよね。これらを通じてロジカルな思考や観察力、空間認識力も生まれてきます。
 
失敗して振り返ることができることこそが、ロボットプログラミング教室で得られる成長と楽しみなのですから。
 

個を生かす教え方・育て方

ここには年長から小学校高学年まで、さまざまなタイプの生徒が通っています。
おしゃべりしたい子、一人で黙々とやりたい子。同じ生徒でも、話を聞いてほしい時と、話しかけてほしくない時があるそうです。
 
「集中している時は、邪魔をせずに見守るだけ。タイミングをはかりながら、ほかの生徒との関係性を考えながらコミュニケーションをとっています。年齢や性格、個性に応じた寄り添い方が大切です」
 

 
教育の分野でお仕事をされた経験はないそうですが、生徒さんへの接し方がとても自然です。
 
「実は以前、マクドナルドで働いていました。クルーと呼ばれるアルバイトやパート従業員に、業務や接客を教え、短期間で一人前へと育てる仕事を担っていました。その後もスキューバダイビングのインストラクターをしていたこともありましたので、人と接することや教えることには昔から抵抗がなかったですね。
できないことをできるようにする、そんな育成の経験が今、子どもたちの先生として生徒たちと向き合うのに役立っているのかもしれません」
 

ノードを選んだ理由

所沢ノードにシェアオフィスをかまえる小林さん。ノードには複数の大きさが異なる会議室があり、生徒数に合わせて選択できるのが魅力だと語ります。
 

 
私は、生徒の親御さんに、土日に出かける予定があればそちらを優先してくださいと伝えています。だからうちでは、月2回の授業に来る日を固定せず、柔軟に対応しています。
そのため、6人のクラスもあれば2人のクラスもあります。所沢ノードのいいところは、参加人数に合わせて開催する広さを変更できるところです。人数が少なければ多目的ブースや小会議室、人数が多いときは、ワークスペースや中会議室などを利用しています。

また所沢ノードは、プロぺ通りの中心地点にあるので、認知されやすいですね。お子さんが授業をしている間、お迎えまでの時間に買い物やお茶などするのに便利な場所だと思います。
 

目指すはロボット教室全国大会

このロボットプログラミング教室をはじめて1年半。これからどんな教室にしていきたいですか。
 

 
実はヒューマンアカデミージュニアロボットプログラミング教室には全国大会があるんです。全国で2000教室以上あるので、地区大会から始まります。
アイデアコンテストは普段使用しているロボットキットで制作したオリジナルロボットの完成度を競います。全国大会を目指したいという生徒が出てきていますので、そのサポートができるような教室の体制を整えてあげたいです。
 
 
ヒューマンアカデミージュニアロボットプログラミング 
所沢プロぺ通り教室 
埼玉県所沢市日吉町4-2 所沢サンプラザ3階(所沢ノード内)
https://www.grow-plus.net/
 
所沢ノード
〒359-1123 所沢市日吉町4-2 所沢サンプラザ3階
西武池袋線・新宿線「所沢駅」西口から徒歩2分、プロぺ通り中央
https://tokorozawa.work/
 
 
【編集後記】
習い事として近年注目を集めているプログラミング教室。一つのビジネスにとらわれない新しい働き方として関心が高まるパラレルワーク。この二つを軸に小林さんのお話をうかがっていると、自分が楽しいと思うことに素直になって、何か新しいことを始めてみようかなという気持ちになりました。


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