写真で見るのとは迫力が違う!ゴージャスで繊細な作品が並ぶ「暮らしを彩るパッチワークキルト展」に行ってきました。



 
2023年5月25日(木)~5月28日(日)の4日間、4年半振りに「暮らしを彩るパッチワークキルト展」が開催されました。
 

 
開催場所は所沢市民文化センターミューズのザ・スクエア。
 

 
ミューズと聞くと私はつい音楽関連を思い浮かべますが、文化的な展示会も多く開催されている所沢市が誇る市民文化センターです。
 

 
会場の入口で出迎えてくれたのは「Le Bouquet」と名付けられた花束のパッチワークキルト。こちらはなんと、パッチワークの本場アメリカ、ヒューストンのコンテストでメリットキルト部門2位を受賞した作品だそうですよ。今にも花の香りが漂ってきそうです。
 

 
比較対象になるものがないので伝わりづらいかもしれませんが、こちらの2枚のキルト、とても大きく、スワロフスキーが散りばめられていてキラキラと輝いている圧巻の作品。会場を1周した後もまたこの2枚の前に戻ってきて見とれていました。
 
藍色が美しい右側の作品のタイトルは「Symphony(交響曲)」。夜空の星をイメージした最新作だそうです。
 

 
そしてこの「Nocturne(夜想曲)」はミシガン州グランドラピッズ のコンテストでハンドキルト部門1位に輝いた作品。私の撮影技術不足なのが残念でなりませんが、間近に見るこれらのキルトは本当に圧巻。マスクをしていたのが幸い、しばし口をぽかーんと開けて見入ってしまいました。
 

 
私が最も感銘を受けたのはこの「祈り」という作品です。曼荼羅を表現したそうで、一目見た瞬間に心が躍るような、穏やかになるような、相反する感情が交錯し何とも言えず心を動かされました。本当に、写真ではなかなか伝わらない…。
 
素晴らしくゴージャスで素晴らしく繊細なこれらのパッチワークキルトを作り上げた石井先生のブログでは、作品のお披露目やコンテストの様子、生徒さんの作品なども紹介されています。⇒「Quilt Salon ~時を刻むパッチワーク~
 

 
「暮らしを彩るパッチワークキルト展」では生徒さんの作品も所狭しと並んでいます。いわゆる ”雑巾一枚もまともに縫えない” 私には、どの作品もみな神業に思えてきます。
 

 
帽子で顔が隠れたこの女の子、皆さんはご存じですか? どこかで見たことのあるなぁ、と思っていたらパッチワーク界のアイドルで、スーちゃんという名前だと教えてもらいました。
 

 

 
キルトで作られた小物たちもとっても可愛らしいですね。
 

 
シックな色合いの作品も素敵です。細やかな模様の白いクッションは、白一色でありながらとても華やか。キルトの成せる技、ですね。
 

 
様々なコンテストに入選、受賞、と輝かしい功績をお持ちの石井先生ですが、初めてヒューストンのコンテストに入賞した時に生徒さんたちからもらった寄せ書きを、今でも教室に掲げられています。1位、2位を受賞したときの記念のリボンよりも目立つ場所に掲げ、大切にされているところにお人柄が表れているように感じます。
 

 
裁縫が苦手であっても「布が好き」という人なら是非パッチワークをしてみてほしい、と石井先生はおっしゃいます。少しずつ時間を紡いでいくように、一針一針仕上げていくパッチワーク。雑念を払い、無になれる時間というのは日々の生活の癒しにもなりそうですね。
 
まったくの初心者の方も大歓迎だそうですよ。気になった方は是非、問合せてみてくださいね。
 
パッチワーク教室「Quilt Salon」
場所:所沢市有楽町 ヤオコー付近
Mail:m.candy509@gmail.com
レッスン料:
入会金(針・縫い糸・キルト糸代含む)2,000円      
エンジョイコース 月2回 4,000円(2,000円/1回 都度払い)      
講師資格取得コース 月2回5,000円(2,500円/1回 都度払い)


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まきまる makimaru

社会人になってから10年で10回引っ越すほどの移動好きが、所沢に四半世紀ほど居着いております。 トレードマークの丸い顔が楕円にならないよう気をつけながら所沢の美味を探求します!

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