とことこ市で所沢の特産品に大満足!


埼玉生活2年生、初めて所沢市で開かれている『とことこ市』に行ってきました。

毎月第2・第4火曜日は恒例の『とことこ市』が開催されます。
第2火曜は「所沢市役所別館入り口前広場」、第4火曜は所沢まちづくりセンター前の「元町コミュニティ広場」で開かれています。

私が訪ねたのは、7月の第4火曜の23日。元町コミュニティ広場に行ってみました。
『とことこ市』は『採れたて!農産物直販「とことこ市」実行委員会』の主催で開催されている、
市内生産者が新鮮で美味しい所沢産の季節の野菜や加工食品、狭山茶、焼き団子などを販売する直売イベントです。

高知で生まれ育った私は2018年3月に埼玉県入間市に引っ越してきました。埼玉はいいところですが、高知県人としては近所に市場がないのは辛いところ。高知には市場の文化があるからです。

7月23日午前中の『とことこ市』について、ブログ風に紹介させていた
だきます。

取材 7月23日カケミズ


▲2019年7月23日のとことこ市の様子です

「とことこ市」の準備の段階から撮影をさせていただこうと張り切って家をでましたが、電車を日常生活であまり使わない場所から引っ越してきた私には所沢駅は大きすぎて、改札の出口がどこかわからず 迷って時間をロス。少々出遅れました。
四国から来た私にとって埼玉は都会です。所沢は尚更大都会。今回は所沢のマダムになった気分(の写真)でブログ風にお伝えします。

駅に向かった時は小雨が降っていたので小さくガッツポーズ。
今日の収穫は大きそうです。なぜなら高知市内で生まれ育った私は、土佐の台所と言われる日曜市を始め、木曜市、金曜市の常連客でした。
天気の悪い日は市場への人の出足は少なくライバルは少ないに決まっています。

案の定、午前中は人の出足が少なかったです。お店の数も普段よりは少ないとのことでした。
私が「とことこ市」に着いたのは10時過ぎ。いつもよりお客さんが少ないとはいえ、新鮮な野菜が並べられる側から買われていっている状態でした。


▲朝どりとうもろこし

朝どりトウモロコシ3本でたったの400円。


▲旬の野菜

旬の野菜が一部を除き100円均一!!見る見るうちに売れていき、お店の方も「ネギはもう無くなるな。」と予想されていました。


▲花

元気な花もこんなにお求めやすい価格です。


▲所沢うどん

私にとっては珍しい、自家製小麦粉で作られた所沢うどんは350円。
(※私同様県外から来られた方へ。埼玉県はお米ではなく麦の栽培が盛 んだったらしく、昔は農家のご家庭では頻繁にご家庭で手打ちうどんを作られていたそうです。)

カメラを握りながらついつい買い物をしてしまい、どんどん重くなる荷物が肩に食い込んでいきました。
そして雲は流れていき、晴れてきました。お客さんが増えてきました、取材とお買い物も大詰めに入ります。


▲宝月さんのスペース


▲練り切り(朝顔)

所沢で今注目を集めている和菓子「宝月」さんでは練り切りの朝顔を買いました。
私は茶道を習っています。朝顔は茶花として使ってはいけない花だと習ったことがあります。
理由は、利休さんが切腹する理由になった原因が朝顔だという、まことしやかな逸話があるからです。
早速、宝月さんにお茶席で朝顔の形のお菓子が出てくる理由を聞いてしまいました。
和菓子としては夏の風物詩をかたどる定番の形だということでした。
家に帰ってネットで調べてみると、元々千家流だけで禁止されていたようです。

ちなみに茶道辞典で「朝顔」を調べてみると「時代によっては禁花のように扱われていたが、現在では趣向によって用いる。」とのことです。(引用:『茶道辞典』淡交社刊行 昭和54年9月11日初版発行 平成元年7月14日三版発行)
私の高知の茶道の先生は御年95歳。お茶は基本的に、口伝で習うので、禁花であることが伝わってきた長い時間に思いを馳せながら練り切りの朝顔をいただきました。
そして、宝月さん唐突な質問をすみませんでした。また次回、美味しい季節のお菓子をいただきます。


▲お団子屋さん


▲お団子

今日はおしゃれなブログに使われそうな、ブルーがかった写真を撮ろうと目論んでいました。ところがお団子のあまりの美しい焼き色に感動し、忠実に写したい誘惑に負けて撮影モードを変えてしまいまし た。…そして食べたい誘惑にも即負けました。


▲お菓子のモーリーさん

お菓子のモーリーさんのケーキは見た目もおしゃれですが、味も人気があるようです。私がお財布を探そうとしてカバンの中に手を入れているうちに常連さんが買い占めて行かれました。
もう買えないのかも…と悲しんでいたら、その気持ちが顔に出ていたようで、「大丈夫まだあるから。」と箱から出してくれました。
今日置いていないお菓子が無いのを残念がられている常連さんがい て、お菓子のモーリーさんも持ってこなかったのを残念がられていました。
一体どんなお味なのでしょう。次回は買わないと…。

ところで先日「プラごみ削減!」宣言をした所沢市ですが、『とことこ市』の袋はこんな感じで紙バッグになっています。


▲紙袋

そして、エコバッグ持参で500円以上のお買い物した人にはとことこ市エコくじ引換券が配布されています。


▲とことこ市エコくじ引換券

とことこ市に初めて行ってみて…
小雨がぱらついていて出店も人の出足もまばらなスタートでしたが、気がつけば2時間近くすぎていました。

お店の人とのやり取りが楽しくて予定以上のお買い物をしていまし た。これだけの新鮮な食材や人気の商品を買うことができて大満足でした。
市場の楽しみはその時々ならではのお買い物ができること。次回も きっと予定外に買い込んで予想以上の満足を得られること間違いなし!
来月の『とことこ市』が今から待ち遠しいです。

とことこ市

【開催場所】 所沢市役所別館入口前広場
【開催時間】 午前10時~午後3時
※雨天決行・荒天中止
※売り切れ次第終了今後の開催予定日
【開催日】基本は毎第2火曜日
令和元年 8月13日、9月10日、10月8日、11月12日、12月10日
令和2年 1月 4日、 2月18日(※)、3月10日
※2月11日は祝日のため、翌週の18日に開催いたします。ご注意下さ い。

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【開催場所】 所沢まちづくりセンター前 元町コミュニティ広場開催時間 午前10時~午後3時
※雨天決行・荒天中止
※売り切れ次第終了今後の開催予定日
【開催時間】 午前10時~午後3時
【開催日】基本毎第4火曜日
令和 元年 8月27日、9月24日、10月29日(※)、11月26日、12月24日
令和 2年 1月28日、2月25日、 3月24日
※10月22日は祝日のため、翌週の29日に開催いたします。ご注意ください。

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お問い合わせ 所沢市 産業経済部 農業振興課 振興グループ
TEL 04−2998−9158 FAX4−2998−9162


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カケミヅ Kakemidu

高知で生まれ育って2018年に埼玉に引っ越してきました。所沢なびライターとしてふるさとの文化についてご紹介できるようになれればと思っています。趣味はiPadでイラストを描くことです。

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